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神殺しと呼ばれた男  作者: 鳴神
『《リヴァ》騒乱編』
8/29

整理

我らはシャインに戻り、シフト卿に報告をすませた。


シフト卿は直ちに軍をシルベリアに派兵させたそうだ。


その翌日、我らはシフト卿の許可を得て数カ所ある会議室の一つを借りて集まっていた。


半ば我々の会議室になっている部屋でもある。


その部屋は白い壁と中央に白い円卓があり十数脚の黒い椅子が置かれていた。


ちょうど四方位のような形に各々座っていた。


まず、北に位置する椅子には宿主イース=ガイ=ヴォルフ。


南にはルー=ハルモニア=ファル。


東にはガル=イブ=ファースト。


西にはロイ=エルフ=ナージャワ。


このほかに一人、特務隊に所属しているが今は別のところに任務についている。


この部屋に入ってそろそろ一時間程度たっている。


ロイが提案したガルの勉強会だ。


ちなみに宿主と魔族のルーは二十代前半、エルフ族のロイに至っては約200歳、を自称している。


ヴァーリ族のガルは以前、年齢について聞いたことがあったが大体二十代後半とのことだ。


それには訳があるらしいのだがヴァーリ族自体が大々的にヴァンパイア狩りを各地で行なっているくせに魔法とは別系統の力や不明な点が数多い。


と、されている種族だ。


ギルドに所属しているヴァーリ族も種族のことは話さずヴァンパイアのことのみしか話さない。


その種族の特有さなのか、ガルが特別なのか?


素顔を晒さないことを考えられば恐らく後者だろう。


ガルは一年前偶然出会ったロイに半ば強引に軍にスカウトされ、そのままなし崩し的に特務隊に入った。


それ以前の経歴といえば色々な国をわたり歩き、少年と呼ばれる頃からヴァンパイアのみ狩っていたそうだ。


そのためなのか《ロスト》や《リヴァ》のことは勿論のこと人間やエルフが保有する当たり前の魔法、スキルの知識がない。


初任務の際にそれが発覚し、それ以来ロイが発起人となり定期的にガルにそれらを教える場を設けているという流れだ。


ロイもまた百年以上エルフの里でのみ暮らしていたのでヴァンパイアの知識がないに等しいのでその変わりにヴァンパイアの情報を逆に下ろしてもらっている。


………。



彼らの話が長引きそうなので少しこの世界のスキルなどについて我も整理しながら話をしよう。










次から説明回になります。

長かったらすいません!

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