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神殺しと呼ばれた男  作者: 鳴神
『《リヴァ》騒乱編』
14/29

鑑定師 4

次に彼らはルーのスキルステータスに、目を向けた。


———————————————————


氏名 ルー=ハルモニア=ファル


種族 魔族


クラス 調和の女帝


クラススキル

聖獣変化 状態異常耐性

六元素魔法耐性 近距離特化 中距離特化

八元素魔法強化


種族固有スキル

魔獣化 再生能力

魔法特化(クラススキルと重複しない)


———————————————————





「イース以上にデタラメなステータスですね…

まぁ、魔族自体が魔法特化型か魔法剣士みたいな種族ですがルーに至っては開いた口が塞がらないとはこのことです」


「この八元素ってのは?」


「全属性元素のことじゃ。

ちなみに光と闇を以外をさす場合は六元素という。

六元素は互いに相克といって相性があり、火は氷に強く、火は水に弱いとかそんのような六竦みの関係があるのじゃ。

光と闇だけ互いに反発し、六元素の影響を受けない上級属性のような元素じゃな」


光と闇に至っては魔力消費も激しいのと使い手があまりいない。


ルーだけが特別といったところだ。


神官系はクラススキルの恩恵で光属性を使えるが闇はかなり希少で魔法の内容もかなり特殊なものが多いらしい。



「魔獣化って、まさかライカンスロープのことか⁇」


「ライカンスロープ?」


ガルの言葉に聞いたことがない言葉に沈黙していた宿主が聞き返した。


そこへあぁ、と一言ルーが呟いて言葉を続けた。


「ライカンスロープは魔獣化の別名じゃ。

魔族は任意で魔獣化といって身体を獣や伝承のみに伝わる魔獣などに変化させる魔族特有の能力なのじゃ。

ただ、地域によって魔族の特徴がかなり混ざって偏見や事実とことなることになっておるが、な」


「なるほど、な」


ガルは自分の髪から垂れ下がっている髪飾りに軽く触れると一言呟いたのだった。



———————————————————


氏名 ロイ=エルフ=ナージャワ


種族 エルフ族


クラス 白銀のエルフ


クラススキル

土属性、風属性魔法激化

土属性、風属性精霊魔法激化

中距離特化 遠距離特化


種族固有スキル

麻痺耐性 毒耐性

ウイルス耐性 魔法耐性 精霊魔法耐性

長命(肉体及び細胞劣化遅延)


———————————————————


「こいつは魔族と違って一属性特化だな」


「えぇ、そうです。エルフは中距離から遠距離を得意としています」


「長命も細胞劣化遅延のみで傷をおえば死ぬということか」


「はい、イースのいう通りです。

長命のカラクリはそんなところです。

長命と一属性特化がエルフの特性ですかね」



———————————————————


氏名ガル=イブ=ファースト



種族 ヴァーリ族


クラス 般若


クラススキル

ヴァンパイアへの攻撃特効

ヴァンパイアからの状態異常 無効

ヴァンパイアからのすべての攻撃耐性


種族固有スキル

ジレファドール使用可

近距離特化

中距離強化


通常スキル

闇魔法特化

闇精霊魔法特化


———————————————————


「こいつはものの見事にヴァンパイア特化だな」


「……ヴァーリ族は魔法に制限がありはずですが…

それよりも闇魔法に闇精霊魔法…ですか」


「ん?どうした?」


一同、ガルに目を向けるがそれは冷ややかだ。


「闇系の強化スキルは珍しい。

しかも、精霊魔法もセットで強化付きは相当な稀じゃな」


「しかも、あなたは使ったことないのでは?」


ガルは黙って首肯した。


もったいないと言わんばかりに、もう一度皆がため息をつき、鍛え直しだなとロイが呟いた。


次回から物語が進みます

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