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無気力という者は

作者:祥
.


分かってるなら教えてくれればよかったのだ。
私は何も求めていないと、気づいていたなら言ってくれれば良かったのだ。

彼等が私に何を望んだのか。

彼等が私をどうしたかったのか。

面白くもない、ただ単調な
何も求めず何もせず。そうやって生きていた私が、何かを求めて何かをする。なんて、有り得ないのだ。

そんな私は君たちの中の幻想なのだから。

捨て置け。

忘れされ。

今の私を見ろとは言わないから、

だから、

そろそろ現実逃避はお終いにしよう。


私は、死を望む変な人間で。

ただ、頷いて流されて生きる人間で。

物事に執着しない薄情な人間で。


何もかもの理由を知らない君たちが私を語るのも。私に幻想を抱くのも。

もう、充分だろ?

.
彼女の独白
2018/05/16 04:36
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