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僕の彼女は死霊魔術師

作者: 斉藤メモリ

 ――ボンボン、ボコボコ、ボンボコ、ボンッ。


「リファイフ、リファイフ、モウンヨ、レンメン……」


 和室で布団に横たえられている老人の遺体。

 その周りで悲嘆にくれる喪服姿の遺族たち。

 そんな厳粛な空気の中、あまりにも場違いな音が響き渡る。

 

 ――ボボボン、ボボボン、ボボボボ、ボッ。


 中南米の民族音楽で使うような皮張りのドラムの音だ。


「アンシャンテ、ボンディ、イジェントゥート、ポウヴァ……」


 その音をBGMにして、可愛らしい女性の声で謎の呪文が唱えられていく。

 ドラムを叩きつつ呪文を詠唱していた女性が、ドラムの手を止めて、怪しげな香辛料を老人の身体の上に振りかける。

 さらに魔法陣が描かれた護符を、老人の額にペタリと貼り付けた。


 すると、驚いたことに。

 確かに息絶えていたはずの老人が、むくりと布団の上に起き上がったのだ。


「む、む……なんだ、みんなして喪服なぞ着て。誰かの葬式なのか?」


 老人は怪訝そうに周囲の親族たちを見回した。

 

「お、おじいちゃん……」

「おい、マジかよ……本当に爺さん蘇ったぞ、こんなことが……」

「詐欺師じゃなかったのか……」


 ざわめく親族たちに向かって、僕は朗々と宣言した。


「皆様! 先生の術によって、お爺様は蘇られました。制限時間30分の間、名残を惜しまれませ!」




 僕の彼女――マリカは死霊魔術師だ。

 ネクロマンサーと言った方が通りが良いだろうか。

 死によって身体と分離した魂を呼び戻し、再び身体に結び付けて蘇らせる術者である。


 何を思ったのかまったく謎なのだが、一年前にハイチに留学してブードゥーの死霊魔術を学んだマリカは、瞬く間に一人前となり、日本初の死霊魔術師を開業した。そして、僕はそのマネージャーとなった。

 マリカが言うには、師匠には100年に一度の死霊魔術の才能だと驚嘆され、ぜひハイチに残ってほしいと懇願されたそうである。


 「愛する人を日本に残しているのでそれはできません、と断って帰ってきたの」


 と言われたときは感激したものだが、今考えると単にハイチが色々と生活に不便だったからかもしれない。

 マリカもごく普通の若い女性なのだ。職業は普通ではないけれど。


 それはともかくとして、僕達の店『マリカ死霊魔術店』は大繁盛だった。

 何しろ死者が一時的にとはいえ蘇り、会話を交わすこともできるのだ。死亡してから3日以内、制限時間は30分という制約付きではあったが、当然希望者は殺到する。

 注文窓口となり、マリカのスケジュール管理を行う僕の仕事も大忙しとなった。しかし、死者と最後の別れの言葉を交わし、マリカに涙ながらに感謝を告げる遺族たちを目の当たりにすると、本当にいい仕事をしているな、と思う。やりがいだけでなく、お金の方も十分すぎるほど儲かるしね。


 もっとも死者を蘇らせるというのは良いことばかりではない。

 例えば……


「そうだった、ワシは一度死んで…… おお、そうだ、遺言状に書き忘れたことがあったのじゃ、聞いておくれ」

「お爺ちゃん、なんですか!? ああ、もしかして、お爺ちゃんの世話をしてきた私の……長男の嫁のためにお金か土地を、というお話ですね!」

 

 老人に一番近いところに座っていた中年女性が、すがりつくように叫ぶ。


「い、いや、そうではなくて…… 実はワシ、死んだ婆さん以外の女のところに子供がいてな。その女と子供に遺産の半分を、と……」


「えっ……」

「えぇ、それは……」 

「……キイィィィィーーーー!!」


 老人の言葉に周囲はざわめき、さっきの中年女性は泡を吹いて卒倒してしまった。

 

 とまあ、こんな風に修羅場になったりするのである。


 僕は慌てて間に入って、中年女性を介抱したり、怒り出す親族をなだめたりと大忙し。これもマネージャーの仕事のうちだ。

その間マリカは素知らぬ顔で、もぐもぐと葬式まんじゅうを頬張っていた。少しは手伝ってくれよ……

 

 てんやわんやの中30分が経過すると、死霊魔術の効果が切れ、老人は糸が切れたようにパッタリと倒れ伏した。

 僕はサービス終了を宣言して、依頼者である親族の一人に料金を請求した。

 

「金なら爺さんの愛人から取ったらいいじゃないか。あんたらの仕事で得をしたのはそいつらだ。なんでこっちが払わなきゃならないんだ」


 などとゴネられたが、遺産問題は僕達とは関係ない。容赦なく徴収した。

 こういうことがよくあるので、料金前払い制にしようかとも思うのだが、そうすると詐欺ではないかと警戒されやすくなる。マリカの術の名声は最近かなり高まってきてはいるものの、やはり大抵の依頼者は最初は半信半疑なのだ。依頼の敷居は下げるのに越したことはない。



 * * * * * *


 

 毎日仕事をこなしていくうちに、マリカ死霊魔術店の名声はどんどん高まり、なんと警察からも依頼が来るようになった。

 なんでも、殺人事件の被害者を蘇らせて、証言を取りたいというのである。

 警察がそんな非科学的な方法で捜査をしてもいいのかなぁ、と思わないでもないけれど、マリカの死霊魔術は本物だ。間違いなく捜査の役に立てるだろう。

 

 警察署内の遺体安置所で、数人の刑事が見守る中、マリカは中年男性の遺体に魔術を掛けていく。

 一人の刑事がイライラした表情で、吐き捨てるように言った。


「バカバカしい、俺はやめとけって言ったのに、なんだよこの茶番は。こんなイタコみたいなやつに頼るなんて、どうかしてるだろ。おい、姉ちゃん、失敗したあとでおかしな言い訳してみろ、詐欺で引っ張ってやるからな」


 マリカはその言葉にピクリとこめかみを震わせたが、動じることなく魔術を続けた。

 まあ、こういう人がいるのも想定のうちだ。結果で黙らせればいい。


 マリカが呪文を終え、護符を遺体の額に貼り付けると、遺体がむっくりと起き上がる。

 僕がさっきの刑事の表情を横目でうかがうと、彼は真っ青な顔をして、目を見開き、ガタガタと歯の根を鳴らしていた。

 それ見たことか、ざまあみろ、マリカの死霊魔術は天下一品なんだ。わかったらさっさと料金を……あれ?


「このヤローーーー!!」


 そんなことを思った次の瞬間、蘇った中年男性が勢いよくベッドから飛びおり、その刑事に飛びかかっていた。


「よくも俺を殺しやがったな、クソ刑事、てめえも地獄に道連れだ!」

「う、ぐ、がが……」


 ものすごい勢いで刑事の首を締め上げていた中年男性だったが、マリカが素早く魔術終了の呪文を唱えると、その瞬間床に崩れ落ちた。既に動かない遺体に逆戻りしている。


 ……後から聞いたところでは、この刑事が殺人事件の犯人だったらしい。被害者が蘇って証言をされてしまっては、自分の犯行が露見してしまうので、何とかごまかそうとその場に居たのだという。

 想像していたのとは少し違ったが、僕達の仕事が真相究明に役立てて良かったと言うべきだろうか。



 * * * * * *



 死者を蘇らせる。

 そんな自然の摂理に反する望みを抱いてやってくる依頼者たちは、その多くが悲しい想いを背負ってきている。

 憔悴しきった様子で訪れてきた若い男性の依頼は、病気で亡くなった恋人を蘇らせることだった。

 

 男性には結婚の約束をしていた恋人がいたのだが、結婚式の直前で病に倒れてしまったのだという。

 結婚式は延期となり、

 ――病気が治って退院したら結婚しよう

 そう約束して入院した恋人は、病院から戻ることなく、そのまま亡くなってしまった。


 せめて一時だけでもいいから彼女を蘇らせ、結婚式をしたい。それが男性の願いだった。


 病院の霊安室。

 恋人の女性が蘇った後で、ふたりは結婚式を挙げた。

 牧師に来てもらうような時間の余裕はなかったので、人前式という形にし、僕とマリカが証人となった。

 ウェディングドレスを着て、指輪を交換して、誓いのキスを交わす。

 ドレスも指輪も、彼らが結婚式のために元々用意していたものだった。

 

 けれど夫婦でいられる時間は、30分という制限付き。

 再び物言わぬ遺体に戻った妻を前に、男性はとめどなく涙を流しながらも、少しだけさっぱりとした顔をしていた。


 料金を受け取って、二人で店へと帰る道すがら。

 マリカがそっと呟いた。


「あの人、かわいそうだったね」


 マリカの顔を見ると、じっと前を向いたまま、眼に涙をためていた。

 こんな仕事をしているわりに、マリカは結構涙もろいのだ。


「せっかく結婚したいくらい好きな人と逢えたのに、なのに死んじゃって、それで、けっこん、でき、う、うぐっ……」


 マリカは自分で自分の言葉に煽られて、ぼろぼろと泣いている。

 こういうところが、めんどくさくて、でも可愛いところなんだよなぁ。


「そうだね、かわいそうだったね。でも、マリカの仕事のおかげで結婚式ができた。それで少しは楽になってもらえたんじゃないかな」


 そう言ってやると、


「……わたしたちは生きている間に幸せになろうね」


 マリカは僕の腕をぎゅっと抱きしめるように掴んできた。


 ……これは結婚したい、ということなのだろうか。

 もちろん嫌ではない。むしろ嬉しいんだけど、さすがに結婚となると、ちょっとすぐには踏ん切りがつかないよな……


 ぜいたくな、でも僕には少々重たい悩みを抱えながら。

 マリカの手を引いて、一緒に店へと歩いていった。

 

 この時のやりとりを、軽い後悔とともに思い返す日が来るなんて。

 その時は想像することもできなかった。



 * * * * * *

 

 

 ある時期を境に、僕達の店から少しずつ客足が遠のきはじめた。

 

 原因はすぐに分かった。

 近くの街にもう一人死霊魔術師が開業したのだ。僕達の店の評判を聞いて、ビジネスチャンスだとばかりにハイチで死霊魔術を習得した人物らしい。

 日本に死霊魔術師がいなかったおかげで、今まではマリカが仕事を独占できていたけれど、それはあくまでもただの幸運、めぐり合わせだ。だから、同業者の出現自体は僕達が文句を言えるような話ではない。

 僕もマリカもそれは分かっているのだが、その第二の死霊魔術師についてはどうしても気に入らない点があった。

 

 そいつの店では、僕達の店と違うやり方をしているところが二つあった。

 ひとつは、時間制限の後も追加料金を払えば、蘇生時間の延長ができること。

 もうひとつは、子供も蘇生対象にできることだ。

 

 実は僕達の店でも開業当初はその制限はなかった。

 時間あたりの料金を貰えれば、要望次第で何日でも蘇生状態にしておくようにしていた。

 蘇生対象にも制限はなかった。 


 でも、仕事を始めてすぐに気づいたのだ。

 お金次第で蘇生時間の延長ができるとなれば、遺族によってはあるだけお金をつぎ込んでしまう。子供の蘇生ならなおさらだ。

 その結果遺族に残されるものは、空っぽの財布と、結局は訪れる死別の悲しみと、蘇生状態を維持できなかったことへの無力感と罪悪感だ。


 それは死霊魔術師としてあるべき仕事のやり方ではない。

 死霊魔術の目的は、遺族の悲しみをやわらげ、日常に復帰させる手助けをすることだ。

 それがマリカの考えで、僕もそういう風に考える彼女のことが好きだったから、一も二もなく賛成した。

 マリカの死霊魔術に30分という時間制限をつけるようにしたのは、それからだ。

 

 それでも長時間の蘇生や子供の蘇生を願ってくる依頼者はいるので、マリカの死霊魔術では技術的に不可能なのだと、嘘の説明をして諦めてもらうようにしていた。本来、マリカの実力ならいくらでも蘇生状態を維持できるのだが、それを知られてはこっちが遺族に恨まれてしまうかもしれない。

 第二の死霊魔術師はそれをいいことに、マリカの実力が劣っているからできないのだ、マリカは信用できない死霊魔術師だ、などとデマを振りまいているらしい。



 許せない。

 絶対に許せない。

 マリカこそが本当に優秀な死霊魔術師なんだ。 

 どちらの実力が上なのか、なんとかして思い知らせてやりたい。

 だけど、奴と同じ仕事のやり方をすることは、それだけはできない。

 

 どうしたらいいんだろう。

 奴への依頼者の中には、小さな息子の長期間の蘇生を願って最終的に破産した夫婦などもいるという。

 こんな状況を野放しにしていれば、死霊魔術そのものへの信頼も下がっていってしまうかもしれない。

 だけど……



 すっかり閑古鳥が鳴くようになった店の中で、僕は毎日思い悩んだ。

 マリカの方も言葉には出さないけれど、苦しんでいるのが見て取れた。


「ちょっと散歩してくるよ」

 そうマリカに言い置いて、僕は外に出た。


 少し頭を冷やして打開策を考えよう。

 何かあるはずなんだ。マリカの実力をわかってもらえるような、そんな方法が。

 僕はマネージャーだ。マリカを助けなければならないんだ。


 僕は当てもない考え事をしながらふらふらと道を歩き……

 そして、視界の外から入ってきたトラックに轢かれて死んでしまった。



 * * * * * *



 気がついたとき、僕の身体は狭い箱の中に収まっていた。

 仕事をしている時に何度も見た覚えのある白木の箱。棺桶だ。


 そっか、僕はあの時死んだんだ。

 あれ、じゃあ、なんでこうやって意識が……

 

 次の瞬間、温かく柔らかいものが僕の身体にしがみついてきた。

 

「うぅ、いぎがえった、いぎがえったよぉー、うぁーん、う、ひ……」


 ついさっきまで聞いていたはずの、それなのになんだか懐かしい声。マリカだ。

 ぼろぼろと涙を流して、すごい力で僕の身体に抱きついてくる。

 僕は自分の額に護符が貼り付けられているのに気づいた。


「そっか、マリカが生き返らせてくれたのか。ああ、死んでごめんよ、ほら泣かないで」 

 

 僕は自分が着ている死装束の袖で、マリカの涙を拭ってやった。

 体温のない死体の手で触れてみると、マリカの肌はとても温かく感じられた。

 そう、僕は死んだんだ。急すぎてあまり実感はないけれど、それなら言うべきことがある。


「マリカ、30分しかないから、落ち着いてよく聞いて。まず僕の代わりのマネージャーを……」

「30分? 何を言っているの?」


 マリカがきょとんとする。


「マリカの死霊魔術の制限時間は30分だろ」

「それはお店の決まりでしょ。貴方の蘇生は、私が生きているうちはずっと維持する」

「……だめだよ、僕だけ特別扱いしたら他のお客さんに申し訳が立たないだろう」

「じゃあ、いい。やめる。お店なんてやめる。それでいいでしょ」


 マリカは涙を含んだ眼で、僕をじっと見つめる。

 

 こんなに言ってもらえて男としては嬉しいけど、まいったな。

 いや、この際うまく行っていない店は廃業してしまって、別の仕事をするという手もあるか。

 でも、何だか逃げ出すみたいで気に食わない気持ちもある。

 何かないだろうか……

 

「あ、そうか。この僕の状態を逆に利用すればいいんだ」


 僕は思わず棺桶の中で座り直して、自分の思いつきに手を打った。

 そんな僕を見てぽかんと小さく口を開けているマリカ。

 

「マリカが日本一の死霊魔術師だってこと、みんなにわからせてやるよ」



 * * * * * *

 

 

 自分の手首を依頼者の女性に触らせる。

 ひんやりとして弾力がない不気味な肌の感触に、彼女は思わず身体を震わせた。


「つめたい……」

「ええ、たしかに死んでいるでしょう。死んでいるのにこうして動いて会話もできる。これが先生の実力なんですよ」


 僕はにこやかにセールストークをする。

 この依頼者は脈ありだ。僕は脈が無いんだけど。なんちゃって。


「下手な術者ではうまく魂を呼び戻せなくて、意思疎通できないただの動く死体になってしまうこともあるんですけどね。うちの先生ならこの通り、生前の状態と何も変わらないですよ」

「すごいのねぇ、本当に……」

「僕自身も普段は死んでることを忘れて生活していましてね。この間公園のベンチでうたた寝してたら、行き倒れの死体だと勘違いされて、眠っているうちに死体安置所に運ばれてしまったくらいですよ。いや、死体なのは本当なので、勘違いってわけでもないんですけどね」


 僕のジョークに、依頼者の女性はくすりと笑って答えた。

 

「ええ、そうね、これなら間違いないみたい。こちらの先生にお願いするわ。最近はもう一軒の方のお店が流行っているみたいだから迷っていたんですけど、あちらの方は悪い噂も多くて」

「素晴らしいご判断です」


 僕自身が宣伝材料となって営業活動をするようになって、僕達の店の評判は大幅に改善した。

 何しろ本物の死体が動いて、しゃべって、自分を蘇らせた死霊魔術師の宣伝をしているのだ。依頼者の立場からすれば、安心感が段違いだろう。


 蘇生の制限時間については今までと変えたくなかったので、僕が特殊な体質だから長時間蘇生できるのだということにして誤魔化している。

 実力の低い死霊魔術師が長時間の蘇生維持をやろうとすると、身体が崩れてきたり精神が生前の状態からずれてきたりと、色々な不都合が出てくるので、口からでまかせというほどではない。実際、第二の死霊魔術師の店ではそういった問題が出てきて悪評が立っていたので、僕の説明も難なく受け入れられた。

 マリカの実力ならそんなことは起こらないので、僕自身は問題なく生活できている。それが世間にアピールできないのは少しばかり残念だけれど、営業としては特に問題にはならなかった。

 

 依頼者が帰っていった後で、マリカが身体の腐敗を防ぐお茶を淹れてくれた。


「お疲れさま。お客さん、すごく増えたね。増えた理由を考えると、複雑だけど……」

「増えた理由はマリカの実力だよ。まぁでも、僕が死んだことがきっかけで、店が活気を取り戻したのは嬉しいかなあ。こういうことをね、『死中に活あり』って言うんだよ」

「それ、意味がちょっと違うんじゃない」




 生者に愛を。

 死者に安らぎを。

 安心と実績のマリカ死霊魔術店を、どうぞよろしくお願いいたします。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ファンタジーな魔術師でなく現実の魔術師を題材にした小説はとても貴重です。 ありがとうございました。 [一言] 最後の、主人公が動く死体のまま営業を始めるというところにクスッと笑わせて貰…
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