4話 ゲームの中(レイアス視点)
──目を開けると前回の最後にいた場所、ギルドの内部だった。
まったく。ヴァーチャルって凄いよな。本当にリアルみたいだし、触れれば感触もある。……嫌な感触もリアルだがな。
ああ、そんなことはどうでもいいんだ。それより待ち合わせ場所に早く行かねーと…。…ん?なんだあの人だかり……。珍しい依頼でもあるのか?それにしたってああまで人は集まらねーな…装備も初期のやつが多いな…。なんだろうな…軽く見ておいた方がいいか。
──そうして、俺はギルドで1箇所に異常に集まっていた人だかりの先に行ってそれをみる。
……………はあ?なんだこりゃ…。………嘘じゃないのか…。まあ、向こうにすぐに戻れなくても困ることはねーしな…。ランク的にもそんな後にならねーし…。放っておいてもいいか。それよりあいつと合流しに行く方が大事だしな…。
──そう結論を出すと俺はギルドを出てあいつとの待ち合わせ場所に向かう。
……あ?内容が気になるって?それは自分で見ろよ。俺の口から言うことじゃねーな。
…あ…行く前に何か土産とかあった方がいいのかな…。 …買ってくか。
──そう思った俺は服屋と装飾屋を見て回って、あいつへの手土産…プレゼントって言うんだっけ?…それを買って向かった。待ち合わせの場所は俺らしか知らないとっておきの場所だ。
…プレゼント気に入ってくれっかな…選ぶのは苦手なんだよなあ…。考えても仕方ないか。まあ、早めに向かっておこう。
───────今度こそは。あいつだけは絶対に───────
────────絶対に。
主)掲示板のはなにがあったかというと…
レイアス)黙れ (ゲシッ
主)ぐぉふ……(バタッ
\( ω)/バッ
あ、ちなみに序盤の触れれば、は、ふれれば、なので誤字とかじゃないです\( ω)/バッ