1話 とある日の大会で
__カンッ!キィン!……ガキィッ…カラン…カシャン
「……参った。手合わせ感謝する。『剣王』----。やはりアンタは強いな…。何をどうしたらそうなるんだ?」
「……別に。俺はただ、守りと滅ぼす為だけに生きた。その結果がこれだ。
───剣の女神が気まぐれに才能を寄越したんだ。-------。」
「ただ生きただけでそれか…。また次機会があれば打ち合ってもらいたいな。次はどこか動かさせてみせるぜ。」
「……出来るもんならな。」
「今武闘大会Sランク優勝者は-----!これで五連続だ!彼の連勝はどこまで続くのか!?と、言いたいところですが彼はもうすぐランクが上がってしまうのでここではそんなに続かないでしょう…。しかし、未だ負け知らずなのは確かだ!無敗がいつまで続くのかは楽しみだ!」
──二人が打ち合い片方の剣が折れると共に司会者の声が会場全体に響き渡り、観客から歓声が上がる。
ここは武闘大会会場コロシアム。3日毎に開かれる大会で、ランク別にトーナメント式になっている。上のランクほど大金がもらえる、
……おや?大会を知らない?むしろここがどこか解らない?なんだ、君初めてか。チュートリアルは受けていなかったのかい?最初にここにとんできたらだめだよ。
最初から受けておいで。
──そう、ここはゲーム「road-道-」の世界。……数日前までは平穏だったのだが……。何があったかはその目で確かめると良い。
その前に、数日前の彼等達を見てみよう。
読んでくれた方……いるのかな…←
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読んでいただきありがとうございます。
出来れば感想とかちょっと欲しかったりします。
作り始めたばかりで、原文が出来次第の投稿なので不定期投稿の可能性が高いです。それでもよければブクマなどお願いしますm(__)m