10話 不安の芽
風邪で寝込んだのと旅行で更新遅れました(´・ω・`)
ほんとは旅行の最中は元文のノート置いてきてるので帰ってからと思ったんですが日にち開きすぎるかと思い記憶で書きました()
そのうち少し修正入るかもです。お待たせしましたm(_ _)m
「………おせえ。」
ポツリと森の中にこぼれた呟き。その主、レイアスは若干イライラしたように鞘に納めたままの剣で肩をトントンしている。
どうやら、待ち合わせ場所に相手が来ていないみたい?
周りからは見えないけど、多分あれはメニューを開いているのかな?何見てんのかなー?
見ることも出来るけど…んー…どうしようかなあ…。
「ログインはしてるらしいが……遅い。何してんだあいつ……。場所が解らない訳じゃあるまいし…何か起きてんのか……?」
………そこで彼の耳が動き始める。それで何かを感じ取ったのか素早く木々の上に身を隠し息を潜める。…あの耳触ってみたいなあ…フワフワしてそう…。
その少し後に黒い帽子黒いコートに身を包んだ二人がやって来た。
二人は何か言葉を交わすと一人が何かの装置を取り出した。
それは長方形の輪とボタンが複数ついたリモコンのような物だった。1人がボタンを押す。特に変わった様子は見当たらない……1人を除いて。
「〜~~~~~~~~~~~~っっ!!!」
(い…痛い痛い痛い痛いっ!!あ…頭がわれるっ!!)
レイアスには絶大な効果をもたらした。これは……ふむふむ…なるほど……それは確かに効くだろうなあ…。
謎の機械によりレイアスは今途轍もない頭痛に襲われている。声を上げなかったのが褒められるくらいだ。しかし身体の自由があまりきかなくなり今にもバランスを崩して落ちてしまいそうなのをギリギリで堪えている…。
この時点でレイアスってちょっと普通じゃないよねー。
機械のスイッチが入れられてから数分して2人はスイッチを切った。
「ここにはいない……か。」
「そうだな……何も反応がないならそうだろうな……。」
「しょうがない……ここにいると思ったんだが…他を探そう。」
「ああ…そうだな。」
そう言葉を交わすと2人は怪しい笑みを浮かべたまま歩いて遠ざかって行く。
2人がいなくなってから暫くしてからレイアスが木々から降りようとして上手くいかず落ちていた。
まだ効果あるんだなあ…まあ身体が身体だからしょうがないか。
移動しようとしているみたいだけど力が上手く入らないみたいで起き上がることすら出来ていない。
あの2人が戻ってきたらちょっと面白くない展開だから…………うん?近くにいいのがいるなあ…誘導してこようか…。
その暫くあと動けないままで意識が無くなりつつあるレイアスの元に1つの影が訪れる。フードを被り顔もよく見えず男か女かも解らない謎の人物……自分を見下ろす無感情の瞳を見たのを最後にレイアスの意識は途切れる。
「…………。」
その影の人物は無言で暫くレイアスを見下ろしていたが抱えあげると歩き出す。
行き先と行方を知るのは……僕らだけ…(笑)
あれに会わせたから……どう影響するのか…ああ、楽しみだなあ(笑)
あの2人はマーク…しなくていっか。どうせ下っ端だろうしなあ…。
ああ、これから楽しくなるなあ(笑)
…せいぜい頑張って僕達を楽しませてくれよプレイヤー諸君(笑)
???) 所々言っている意味が解らない?うーん…そのうち解るよ!それまでに色々予想してみてねっ!(笑)
主) 人物について細かく書いたりしないのは忘れてるとかじゃなくてそういう設定なだけですよ(((
あとからちゃんと出てきますから!←
???) そういえば僕についての紹介っていつ入るの?
主) え?
???) え?
主) ……いつか…ね!