前書き
13 June 2011 (Mon.)
タイトルは「プロローグ」でいいのだろうか。いや、別に小説を書いている訳ではないのだから「注意書き」とか「前書き」とか、そんな感じだろう。まあ後で考えよう。タイトルはいつも難産だ。
この……日記、と仮にしておこう。この日記は誰か不特定多数の人に読ませる事が目的のような書き方をするが、作者にその気はない。仮令、小説として出版するとしても「この物語はフィクションです」という台詞を最初か最後に入れて、ちゃんと物語として完成させないといけない。ネット上に公開、というのも駄目だ。もし誰が書いているかバレたらヤバい。
この日記のタイトルの話をしよう。別に「日記」でいい気もするが、一番近いのは「観察日記」だろう。観察日記にしては自分の事が多いだろうが、まあ御愛嬌。
章題みたいなのも実は考えている。まんまだが、箱の中の事なら「inside」、箱の外の事なら「outside」。もし、自分の性格や過去なんてものを書く場合、タイトルは「inside」の方になる。それが当然であるし、そうであって欲しい……駄目だ、恥ずかしい。
出来るだけ、この日記は時系列順に書こう。……日記だから当たり前か。まあ、昔話する時はしょうがない。
取り敢えず書くべき事はこれくらいだろうか。
……一つ忘れていた。まだ予定だが、これは書いておくべきだろう。
観察対象は、一人の少女である。
日付はイギリス式だったりします。