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海の挽歌  作者: 門戸
空虚一年目 イリー諸国軍
108/256

108 空虚一年目0:序文

 イリー暦191年青月、武装集団エノ軍の支配下にあるテルポシエ市を、マグ・イーレ軍が急襲する。


 ティルムン理術士に援護されたマグ・イーレの攻勢は、突如として現れた“赤い巨人”により覆されたが、以降九年間にわたって、エノ首領メインは市北東にある丘に在する事となった。


 名目的イリー王統後継者として、エリン姫は依然テルポシエ城内に在していたものの、実質上の元首が不在であったという点から、この期間を“テルポシエ空虚の九年間”と呼ぶ事がある。



 同191年。一年目の空虚の話である。

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