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箱庭のマリオネット  作者: ニシロ ハチ
13/22

第一章 8-2


 夕食後、時間が来たので僕はダイヴした。

 また、同じエンプティだ。

 服装が変わっていたが、動きやすい恰好だったので、このままステーションから出た。軍人みたいな格好だ。ネオンが既に、バットキャッチを行っていた。少し離れた所からその動きを見ていた。動きは格段に良くなっている。しばらくすると、こっちに気づいたネオンが識別コードを送ったので、お互いに確認した。

「やっぱり難しいです。なんとなく、掴んだかなって思ったんですけど。体がまだ、ついていかない感じですね」ネオンは自分の指をグーパーしながら言った。

 ああ。そんな感覚もあるんだな、と不思議に思った。生身の体なら、自分のイメージ通りに動かないが、エンプティなら、思い通りに動くからだ。

 思い通りに動くエンプティも、他の人なら、ズレがあるのか。というよりも、僕の場合は、エンプティにダイヴした時が、本来の自分だと思っている。

 だから、生身の体の鈍さや重さに堪えられない。リアルはすぐに不調になるし、疲れる。思い通りに動かない。ダイヴすることで、それが全て解消される。ただ、他の人は、エンプティでの動きの全てに違和感を持つだろう。

 その感覚を忘れていた。

「感覚のズレをなくすのが一番重要かもしれない」僕は言った。「その為には、長時間ダイヴすることが重要だよ」

「でも、こんないいエンプティに慣れてしまったら、量産型のエンプティにダイヴした時に、動けなくなるんじゃないですか?」ネオンは腕を回しながら言った。

「初めは、違和感があるだろうね。エンプティメーカによっても個性がある。それを確かめるには、基準が必要になる。その基準は、高性能なエンプティの方がいいから、今の条件は悪くない。それに、エンプティの性能の限界を試すのは、かなり難しいんだ。一度、全力で走ったり、飛び跳ねたり、物を投げたりすれば、なんとなくわかってくる。でも、基本的には、そんな場所がないから、エンプティにダイヴした後に、決まった動作をするんだ。その反応速度で、なんとなく限界はこの辺かなと、掴む必要がある。後は、ダイヴする前に、エンプティの性能を数字で確認しておく必要もある」

「なるほど。そういえば、ベルさんは、いつもやってますね」

「そのうち慣れるよ」

 ステーションから、二人のエンプティが出てきた。出入口から見える位置で、ネオンが練習していたのだ。

「リンゴとアミダさんです」ネオンは言った。

 僕は識別コードを送って確認した。二人とも、確かにアミダとリンゴだった。

 リンゴは、ボードを片手に持って黄色のジャージの上下を着ている。アミダは、露出が多い白の着物だが、恐らく初めから着ていたのだろう。運動性能を妨げない恰好でもある。アニメの衣装みたいだ。

「お久しぶりです。ベルさん。ネオンさん」アミダが一礼した。僕もネオンも挨拶をした。

「やっほー」リンゴが右の掌を見せた。僕は微笑んでおいた。ネオンは、アミダと同じ挨拶をした。

 リンゴもアミダも同い年で十五歳だ。共通点は、大富豪の家庭で育ったことと、莫大な遺産を相続していることだ。なので、二人とも、世界でも数えるほどの、大金持ちだ。二人とは、仕事で出会った。リンゴと会ったのは、前回の仕事以来初めてだ。

「この飛んでるのが蝙蝠?ふーん。早いね。無理じゃない?」リンゴが言った。

「はい。私は一匹も捕まえられません」ネオンが答えた。

「ベルは出来るの?」リンゴが僕に言った。

「うん」僕は頷いた。

「ふーん。凄いね」

「ベルさん。お手本を見せて貰ってもいいですか?」ネオンが胸の前で両掌を合わせた。

「アミダも出来るんじゃない?」僕は振り返ってアミダを見た。

「さぁ。どうでしょうか」アミダは上品に微笑んだ。

「ベルの動きを見たいかも」リンゴが僕のすぐ近くに、着地した。アミダもジャンプしてきた。やはり、アミダの方が、動きに無駄がない。

「うん。それじゃ、やろうかな」僕は両手をゆっくりと握って、腕を振り回した。元々そのつもりだった。蝙蝠を全て放った。

 目を閉じて、深呼吸。

 開く。

 地形を確認した。スキャンするように、隈なく見た。

 蝙蝠にピントを合わせた。

「動かないでね」僕は三人に忠告した。

 電柱の頂上に跳び移った。

 すぐ近くに一匹。でも、ここよりは高い位置。

 別の一匹を見る。少し低い位置。そこを目掛けて跳んだ。

 躱される。

 でも、空中で体を捻り、着地と同時に、またジャンプ。

 蝙蝠は、躱す動作の為、羽ばたくのが速くなっている。その時は、普段より、直線的な軌道となる。それを狙って捕獲した。

 別の一匹を見つける。電線を伝って距離を詰め、一度目のジャンプで捕獲。着地までの間に、他の一匹を見つける。地面を走って、蝙蝠の真下まで来た。電柱を垂直に走って、蝙蝠が真横に来た時に横に跳んで捕獲。屋根に着地するまでに、別の一匹を見つけた。

 電線に跳んで、初めの一匹と同じように二度目のジャンプで捕獲。別の一匹まで距離を詰める。一番近くの電線から、ジャンプして捕獲。最後の一匹は、高い地点にいたやつだ。周辺の建物より高い。

 距離を詰めて、真上方向にジャンプ。蝙蝠が背後に回ったので、体を回転させて、捕獲。

 これで完了。

 随分と、高い地点まで飛んだので、着地までに時間が掛かる。

 でも、バットキャッチは、最後の一匹を捕まえるまでの時間を計測することになる。高い地点を飛んでいたやつを最後の狙ったのはその為だ。

 屋根の上に着地した。

「こんな感じ」僕はネオンに言った。

「凄いです」ネオンは言った。「自分がある程度動けるようになって、ようやくベルさんとの距離が測れたような気がします。やっぱり、遠いです」ネオンは楽しそうに笑った。

「アミダもやってみたら?」僕はアミダを見た。

「いえ。私にはこんなに素晴らしい動きは出来ません」アミダが言った。

「でも、捕まえることは、出来るでしょ?」

「この体で、対象の動きが今のままであれば、それも可能だと思います」

「一匹だけでもいいから、ぜひ、見せて欲しい」

「ベルさんに頼まれれば、断れませんね」

 僕は蝙蝠を放した。六匹が自由に飛んだ。

「では、僭越ながら」アミダの眼つきが冷たく、鋭く変わった。そして、蝙蝠に接近した。その動きは、今まで見たことがないほど、軽やかで、まるで、重力に逆らっているようだ。蝶の舞にも似ている。浴衣の袖が風に靡いている。

 そしてアミダは、接近が気付かれていないと錯覚するほど、軽やかにジャンプし、あっけなく捕獲した。そして、電柱の頂上に着地した。

 僕は、驚いた。やはり、とんでもない実力だ。すぐにでも世界ランクに入るだろう。

「なんか、簡単に捕まったね。元気がないのかな?」リンゴが言った。

「そうかもしれませんね」アミダが謙遜した。

「やっぱり、メイドはパワー不足だったね」

「いえ。あの体も素晴らしいものでした。私の力不足と、敵の体が見事でした」

 僕は、アミダと軽く手合わせをした事があるが、その時よりもずっと動きが良かった。想像以上だ。

 なにより、アミダは、スペシャルな経歴なので、これが何人にも増えることになる。成長したら、手強くなるのではなく、現時点で、全く手に負えない。とんでもない才能だ。

 アミダは、たった一人で、複数のエンプティにダイヴ出来る、世界で唯一の能力を持っている。それを可能にしたのは、生まれた時から、自分の体がなかったからだ。

 アミダは、生身の体では産声をあげることも出来なかった。だから、グリーン・ピースの手術によって、エンプティの体で生まれたのだ。脳だけが、どこかに存在している。彼女は、この世界に、エンプティを通じて干渉している。だから、パイロットとしての腕前が凄いのは当然のことだ。彼女のようなケースは前例がなく、また、手術が成功したのは、奇跡的な確率だと思う。

「独特な動きでしたね」ネオンが僕に言った。

「うん。誰にも似ていない。オリジナルだね」僕は答えた。

 動きもそうだが、蝙蝠を捕獲する為にジャンプし、電柱の上に着地する、というのが異次元の才能だ。地形も空間も、蝙蝠の飛翔能力と自分の体の性能さえも、あの短時間で把握している。それが出来なければ不可能な芸当だ。

それは、そうだ。アミダはエンプティにダイヴしている時間が、誰よりも長いのだから。

「私、ボードで捕まえられるか、やってもいい?」リンゴがボードに乗った。

「はい。勿論です」ネオンが答えた。

「ボードで蝙蝠を捕まえた人は、未だにいないよ」僕は言った。

「ホント?じゃ、私が世界初だ」リンゴは無邪気に笑った。そして、ボードで蝙蝠に接近した。

「あのボードはステーションに備えていたものだよね?」僕はアミダに確認した。

「はい」アミダは頷いた。

「リンゴのオリジナルのボードなら、可能性はあったかもしれない」リンゴは、キャンディと名付けている、出力などを自分でカスタムしたボードを持っている。それと、リンゴの操縦技術があれば、確かに、可能だろう。

「いえ。私は、あのボードでも、リンゴなら出来ると思います」アミダはリンゴを見たまま言った。僕はアミダの顔を確認した後、リンゴを見た。

 リンゴは、勢いよく飛び出した。ボードを簡単に説明するなら、人が乗るドローンだ。ドローンを操縦して、蝙蝠を捕まえるのは、人には無理だろう。

 リンゴは、確かに素晴らしい動きだ。ボードの操縦なら、世界一にもなれるだろう。それでも、蝙蝠とは相性が悪い。一般のボードでは、素早い切り替えしが出来ないからだ。

 リンゴは一匹に照準を合わせている。時には、体が真下を向き、真横を向いたまま飛行した。ボードに慣れてきたのか、動きも良くなっている。それに、その動きは、ガムシャラに追いかけているのではない。

 もしかして、追い込んでいるのか?

 詰将棋のように、家の壁に追いつめている。頭を軸にボードをロールさせて、蝙蝠が飛ぶ方向を牽制している。そして、蝙蝠が壁に迫る。リンゴもそれを追う。

 リンゴの指が蝙蝠に触れる…寸前で、蝙蝠は方向を変えた。

 リンゴは、反応が遅れて捕まえることが出来ず、ボードの勢いのまま、壁に激突しそうになる。壁に両手をついて、肘で衝撃を和らげて、そのままハンドスプリングのように、体をしならせて、屋根の上に飛んだ。

「キャンディ」リンゴは叫んだ。「ああ、違うのか」リンゴは屋根の上に着地した。

 リンゴの足から離れたボードは、その地点でホバリングしている。勢いも殺して壁にも激突していない。それは、ボードの標準仕様だ。

 キャンディは、リンゴのボードの名前で、呼べばリンゴの元に飛んでくる。なので、キャンディだったら、屋根に着地せずに、ボードに乗ることが出来ただろう。

 リンゴは屋根から落下するように降りてボードに乗った。そして、さっきの一匹を追った。

 蝙蝠を上空から追って、家と家の間の直線道路に追い込んだ。それでも、蝙蝠には十分、リンゴの手から逃れるスペースがあるだろう。リンゴのボードは、蝙蝠の前方を塞ぐように回り込み、一気に沈んだ。そして、蝙蝠の真下に来た。と、同時にリンゴは、真上にジャンプした。そして、空中で蝙蝠を捕獲した。

「あはは。やりっ」リンゴは空中で僕たちにピースした。そして、彼女の足が離れた地点で、動かずにホバリングしているボードに着地した。

「うん。このボードなら、これが限界かな。反則みたいな感じだったし。キャンディなら出来るよ」リンゴはボードで僕たちに近づいて言った。

「いや。今のは反則じゃないよ。ちゃんとボードに着地したから。正真正銘、世界初だ」僕は言った。

「次はキャンディでやりたいな」リンゴは右手の蝙蝠を見て眉をしかめた。「ホントに気持ち悪い見た目だね」

 リンゴは蝙蝠を離して、服で自分の手を拭った。

「ネオンもボードを使ったら出来るんじゃない?」リンゴは言った。

「いえ。私はそんなにボードの操縦が上手くありません」ネオンは言った。

「ベルは?」

「僕も出来ないよ」

「ふーん。私の真似は出来たのに?」

「それでも、蝙蝠は同じ動きをしてくれない。それに、今回のは、すぐには出来ない。素晴らしい動きだった」

「ふーん。そう」リンゴは、照れ臭そうに笑った。

 蝙蝠を捕獲する為には、自分が素早く接近しなければならない。だが、蝙蝠は、それを感知して、避けようとする。空中で体を動かして、すれ違う蝙蝠を捕まえるのは、動体視力も必要だ。なので、リンゴも家に衝突した一回目の時は躱された。だがそれも、二回目で修正したのだ。リンゴはボードにずっと乗っていたので、それが鍛えられていたのだろう。

「なんか、私だけ才能がないみたいです」ネオンが言った。

「上達速度はとても速いよ」僕は答えた。

「もっと上達するには、どうすればいいですか?」

「長くダイヴすること」

「わかりました」ネオンは、蝙蝠を捕まえる為に走った。

 でも、ネオンは、この数日間は、ずっとダイヴしているだろう。そうじゃなければ、ここまで上達しない。前回の出来事が、僕の予想よりも応えていたようだ。

「最近は、何をしているの?」僕はアミダにきいた。

「リンゴと遊んでいます。後は、新居が決まりました」アミダはネオンを見たまま答えた。

「それは、リンゴの?」

「二人のです」

「何か動く予定はある?」

「考えていません」

「これからやりたい事は?」

「一度、ベルさんと全力で競ってみたいです」アミダはこっちを見て微笑んだ。

「全力なら、僕が負けるかな」

「でも、ベイビィ・ブルーなら勝てるのではありませんか?」

「どうかな?条件によるけど、やっぱり勝てないかな」

「では、今度、何かの大会で競いませんか?」

「そうだね。僕はいいけど」

「楽しみです」アミダは上品に笑った。

「二人ってそんなに仲が良かったんだ?」リンゴが僕たちを横目に見ながら言った。今は、ボードに乗ってホバリングしている。僕は微笑んでおいた。

「グリーン・ピースについて、何か知っている?」僕はアミダにだけ直接言った。リンゴはネオンの方を見ているが、振り返っても、僕たちも同じ方を見ているとしかわからないだろう。

「知っていることはあります。ただ、お答え出来るかは、わかりません」アミダも直接言った。

「君の体は、グリーン・ピースが手術をしたと言っていたけど、その時の事は覚えてる?」

「いえ。初めて世界を認識した時には、エンプティの体でしたので、その前の事は覚えていません」

「その時に、グリーン・ピースは立ち会わなかったの?恐らく、成功するかどうかは、彼自身にもわからなかったはずだけど」

「彼は、私の命の恩人ですので、一切の情報を漏らすことは出来ません。特に私の手術の時は、なおさらです」

「うん。失礼しました。なら、今は会うことはある?」

「直接会うことはありません。彼がエンプティにダイヴした姿でなら、何度かは会ったことがありますが、いつ、どこでかは答えられません」

「そう」

「どうして、彼の情報を知りたいのですか?」

「いえ。最近、彼を連想させるような仕事をしたから、アミダとの会話を思いだしたんだ」

「それだけですか?」

「…もし、彼と連絡が取りたいと思った時は、どうすればいいかわかる?」

「ベルさん個人となら、直接会うことも出来るはずです。ただ、ベルさんの所属している組織と関わるのは、彼は望んでいません。なので、今の所に所属する限り、会うのは難しいでしょう。私も連絡先を教えることは出来ません」

「なるほど。僕たちの組織から抜け出したみたいだね。その理由は知ってる?」

「いいえ。ただ、彼にとって、所属する組織は些末な問題です。自由に研究を行う設備と時間を提供すれば、彼は、どこにでも移るでしょう」

「つまり、条件が悪かったということ?」

「さぁ。私にはわかりません」

「今は自由に研究出来る環境にいるの?」

「恐らく。彼は常に自由を求めます。環境を移るごとに、それを叶えているしょう。ただ、同じ組織に長く居続けると、彼に対する要求も増えてくるはずです。今のベルさんも、そうなのではないですか?」

「ああ。確かに。…その通りだ。あまり笑えないね」

「ベルさんは、組織を抜けることを、考えたことはありませんか?」

「そういわれれば、ないね」

「私はそれを、とても不思議に思います。ベルさん程の腕なら、一人でも自由な生活が出来るはずです」

「そうだね。でも、今の所でも、それほど不便はないかな。仕事の依頼も我慢出来ないほどではないし」

「ラムネさんと一緒ならどうですか?」

「えっ?」僕は驚いた。「ラムネは関係ないと思うけど」

「はい。失礼しました」

 アミダは少し勘違いをしているのではないだろうか?ただ、前回、アミダと直接会った時の状況を考えると、確かにそう考えてもおかしくないかな、と思う。後は、単純に長く一緒に生活しているので、そう考えているのだろう。

「あっ。そうそう。もし、グリーン・ピースを逮捕しようとしている人がいたら、アミダはどうする?」

「逮捕された後の、環境次第です。私は、彼に研究を続けて欲しいと願います。それは、個人的にも、人類全体の為にもです。そう考える人は多数存在しています。その結果、彼は捕まっていません」

「僕も同じ意見だ」

「ただ、質問に答えるなら、直接的には、なにもしません。彼は天才です。そう動く人がいることも、その行動も予測しています」

「なるほど。もし、今後、グリーン・ピースに連絡をしたいと思ったら、君に伝えればいいかな?」

「私で良ければ、伝えることは出来ます。返信があるかどうかは、彼次第なので、わかりません。ただし、その場合は、メールではなく、このようにエンプティで伝えて下さい。私なら、上位のプロテクトを掛けることが出来ます」

「ありがとう」

「彼になにか伝えることはありますか?」

「いや。もう全て言ったよ」

「…わかりました」

「どうしたの?」リンゴが振り返って僕たちを見た。「急に仲が悪くなっちゃって」




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