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黒い砂の世界

作者: 秋葉竹



静まりかえった砂の世界

かたるべき絶望もかたれない


空には雲ひとつない青空

そして地には影ひとつない


あなたのいる街を棄てて

ゆくべきふたりの未来もみずに


孤独のここちよさもありやしない

こんな風になってしまった


おあしすを求めてる

こころを知っている


ただあきらめて微笑んでいられたら

わたしはもはや神なんだろうけど


求めてる、求めてる、求めてる、

飲みほしたいあなたへのいとしさを


こんなに好きすぎて

だれにも恥ずかしくて街にいられない


とおい砂の世界でも同じさ

ねぇ、なにひとつ変わらず


好きすぎるんだ、あなたのこと

ねぇ、どんな魔法をわたしにかけたの?


求めるな、求めるな、求めるな、

いっそ焼き尽くしてくれ


夜よ早くおいで

そしてわたしを真っ黒に染めて








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