相手の良いところを
太陽を覆い隠す
鉛色の過冷雲
心の映し鏡
言葉によって
雲が純白に輝いたり
黒い影を落としたり
太陽が覗くこともある
どうすれば相手の心に
希望を与えられるのか
自分の表情が
しかつめらしいとき
「人の良いところをみよう」
と指摘された
何年も経た今でも
想い出しただけで
心が曇るようなことされて
どうやって良いところを見るの?
自問自答してきた
少しわかってきた
空は人の映し鏡
相手は自分の映し鏡
空と心でみんなつながってるんだって
ならば誰でも太陽を抱えているはず
言葉は大切
相手の心に入って
因果を巡り
自分の心に帰ってくる
言葉は大切
相手と対話することは
自分と対話していること
憎めば穢れた言葉が巡り巡って
帰ってくると実感してる
憎しみからは何も生まれたい
ならば幸せな言葉だけ使おう
貪欲に相手の幸せを願おう
太陽を覆い隠す
冷たい黒雲を払い除ける
言葉をみつけよう
読んでくださりありがとうございました。