~旅~
大日「そうだ…旅に出よう…」
不動「旅とな?旅とは何であろう?」
愛染「旅とは?旅である…だから我々は旅の修行者である…」
大日「それでは皆よ…準備をいたせ…」
不動「おうっ…何を持って行こうか?…不憫そうだから家でも持って行くか?」
大日「御主は留守番じゃ…」
不動「なぜに?なぜに?その様な御無体を…我を愛してください…」
愛染「我は常に全力で愛しておるぞ…」
大日「不…不…不動…そうじゃ御主不動明王じゃたから…だから留守番じゃ」
不動「えっ?…名前?しかし…何で今頃想い出すの?…それに名前だけで?」
愛染「しかし…名前が不動明王だから仕方ないのう…」
大日「そうじゃろう…そうじゃろう…」
不動「何この虐め…現実なの?夢だよね?これ夢だよね?」
愛染「皆、準備できました…リーダー出発しましょう?」
愛染明王様がそう云うと大日様は…時空移動の扉を開いて皆を招き入れた…。
不動明王様以外。
不動「我も…」
大日「えいっ…」
除夜の鐘を打つ音が如く音が辺一面に響く…。
不動明王様は横たわりながら…初めて泣いた。
不動「不動と云う名を怨む…涙が止まらぬ…誰の気配もせぬ…」
そして…不動明王様はふて腐れて…
そのまま大日様一行が帰って来るまで…
横たわり続けた。
5時間後、大日様一行が帰ってきた…。
大日「ただいま…」
愛染「ただいま…しかしリーダーが大日如来大明王様だとは…」
不動「さみし過ぎたぞ…」
不動明王様は1mmも動くことが出来ないくらい消衰し横たわり続けていた…。
原作:黒色魔人




