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15話 ぽえみー(地獄)

「僕のことが大好きなヤンデレストーカーの夏鈴ちゃん、一緒にポエム見ようよ」


「良いよ!でもなんで?」


「読んでる漫画に格好いいポエム出てきたから、

俺も書けるようになりたいと思って」


「えぇ...?まあ頑張ろう」


「取り敢えずネットでバズってたこれを読むね」


『太陽が昼を照らし、

 月は夜を照らす。


アサガオは、

太陽にしか素顔を見せてくれない。


月にはそっぽむいてる。


私たちと同じだ。


君はアサガオで私は月、君が好いてるあの子は太陽だ。


私はあなたの笑顔が見たい。


私の光を浴びせたい。


でも君は太陽の光にしか目を向けてくれない。


なぜなら世界はそういうふうには出来ていないから。


だから私は、世界を変えたい。


世界を変えたら、太陽になった君に私を見てほしい。


そうしたら今度は、


私がアサガオになっているから』







「は?...なにこれ。

夏鈴ちゃん何言ってるかわかった?」


「一つわかったことがあるよ。


人のポエム見ても参考にならないから、

自分で考えて書こう」


「意味なかったね今の時間」


数日後。


「作ってきたよ」


「長かったね...さっそく読んでみるよ」


「はい、どうぞ」


「...ん。


『太陽が朝と共に現れるのなら

それはもうアサガオなのだと思う。


これは人間にも同じことが言える。


君は気付いていたかい?


人間はね、朝に目を覚ますんだ。


あっ!


もしかすると、会社もアサガオか?


いや、そもそも世界の大半はアサガオか。



ん?


うちの猫は太陽が消えてから目を覚ます、


アサガオじゃないな。


ってことは君は、


アサガオではなく、



ヨルガオなのかい?』



これで終わり?」


「終わりです」


「...最後に意味深な事言ったら、

それまでの内容を誤魔化せるとか思ってる?」


「...正直思ってる」


「大丈夫、私もそう思う」


「そっか、アサガオだね」


「うん、アサガオアサガオ」

気が狂いそう

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