5話 出会い
初めて小説を書いていきます!拙い文章ですが満足していただけるととてもうれしいです!
指摘等ありましたらコメント欄にお願いします!
俺の前には口を大きく開いて俺に噛みつこうとした魔獣と、そいつに剣を突き刺す白い髪の女の人が居た
俺を襲おうとしたオオカミはその場に倒れて息絶えた、残り二匹も歯を震わせ威嚇する、彼女が投げナイフを2本同時に投げると、ナイフはそれぞれ眉間の真ん中に当たって二匹ともその場に倒れた
「すごい!お見事です!」
「お姉さん、すごいです」
俺は手に込めていた炎を消して妹と一緒に彼女を褒めちぎった
俺は命の恩人だから褒めちぎって良い印象を与えようとしてやった物だが、レジーネは純粋な瞳で拙い言葉で彼女を褒める。純粋な子だ
彼女は何も言わず左手を腰に当てて自信に溢れた笑顔を見せた
俺とそこまで変わらない年齢に白い髪、かわいい顔、短いズボンに長いブーツ、俺は心なしか少しドキッっとした
「あんたら、ここら辺の子?」
「いえ、ペリジアに向かおうと思って」
「そう、親とはぐれたのかしら?」
「親は居ないです、亡くなったので、、」
俺がそう言うと、彼女はどこか分の悪そうな顔をして「そう、残念ね」とだけ言った
「街まで行ってどうするつもり?」
「冒険者になろうと思って」
「そう、まあいいわ、あなたいくら持ってるのよ?」
「え?」
彼女は親指と人差し指で丸を作って変な顔をした、傲慢なやつだ、助けたんだから払うもん払えってことだろう。さっきのドキッを返してくれ
「一円も持ってないです」
「ん?」
「だからお金なんて持ってないです!!」
「そ、そう」
彼女は少し悩んでいるようだ、お金を持っていなかったらなんだろう、ここは森の奥だ、殺されるのかも知れない
俺はレジーネの手を握って彼女の反応を待っていた
「いいわ、私は誰かと組むのは嫌いだけど一緒に組みましょう」
「え?」
「なによ、不満かしら?」
「い、いえ滅相もございません!」
そういうと彼女は少し笑ってこっちを見てきた
「じゃあ決まりね」
「ああ、俺はカミルスこっちは妹のレジーネです」
「レジーネです、よ、よろしくです」
「私はクミンよ、よろしく」
そういってクミンは俺に手を差し伸べたので俺もそれに乗って握手をする、そして彼女は俺の後ろに回ってレジーネとも握手をした、デュオの成立だ
「クミンさんはどうします?僕たちはペリジアに向かおうとしてるのですが」
「なら私も付いてくわ」
しかし長旅を前に俺のお腹が飯をくれと文句を言ってきた
「僕たち3日くらい満足に食べれてなかったので先にご飯食べても?、、」
「仕方ないわね、いいわ」
「そこにイノシシがあるんですけど解体頼んでもいいですか?やり方が分からなくて」
クミンは大きくため息をついて「あきれた奴ね」と言いながらも引き受けてくれた
俺は薪を集めて魔法で火を付けて、イノシシの肉を串刺しにして3人は焚火を囲った
「2人は冒険者やったことないんでしょ?」
カミルスとレジーネは無言で頷く
「じゃあ、役職を決めたほうがいいわね、カミルスは剣士、そっちの、、」
「レジーネ!」
「そう!レジーネは、弓とか?」
「私は僧侶がいい!」
レジーネは目を輝かせてそう言った。やはり役職とかあるのか。村に居たころから冒険者に憧れていた節はあったけどな、まだこの年で戦闘に参加させるほど俺はクズじゃない
「そう、でもこの人数で僧侶は、、」
「安心してください、妹を危険な目に合わせるわけにはいきませんので」
「え、、何で!」
レジーネは俺の裾を引っ張って、涙目になって口に空気を溜めて悔しそうな顔をして振り絞るように声を張る
「私だってお母さんから薬草とか、治療支援とか沢山学んだもん!」
「そうは言ったってな、、」
「私だって戦えるもん、、お兄ちゃん達の足手まといなんかじゃないもん」
レジーネが泣きそうになりながら言ってくる
「私、ずっとお兄ちゃんの邪魔になってたけど、、もう大人だから、、」
「まあいいんじゃないかしら?私もそのくらいの年には冒険者やってたわ」
クミンがそうフォローを入れる、こういわれちゃ弱る、俺が悩んでいるとクミンが畳みかけてくる
「街だって安全ってわけじゃないわ、人攫いとかあるしね、それならそばに着けてた方が安心できるでしょ?」
「そ、そうですね。ごめんレジーネ、一緒に戦おうな」
俺がそういうとレジーネは満面の笑みで頷いてくれた、あまりにもかわいいので頭を撫でていたらクミンから白い目で見られていたが
「クミンさんの役職って何なんですか?」
「盗賊よ」
「?」
俺がポカーンと理解して無さそうな顔をしていたらクミンが説明をし始める
「盗賊を舐めないで、近接、中距離、偵察、探索、解錠もできるし罠だって張れるわ」
「つもり何でも屋みたいな?」
「そうね、でもその呼び方はやめて」
イノシシ肉がいい感じに焼けたので3人で食べる、久しぶりの肉だ、味付けはしてないがとても美味しく感じられた