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18話 救助依頼2

初めて小説を書いていきます!拙い文章ですが満足していただけるととてもうれしいです!


指摘等ありましたらコメント欄にお願いします!

俺が考えているうちにクラッソスが俺たちの前に出て剣を抜く

クモたちはその場で威嚇するだけで攻撃してこない


「ラミ、カウンターだ、奴らが攻撃してきたら一気に片づけるぞ!」

「あいよ」


二人が武器を構えるとクモたちがケツをこちらに向けてくる

5体が一斉に糸の塊のような物を発射するとクラッソスとクミンが

その塊を剣で切り裂いてその場に捨てる、少し胸当てにかかったものの平気そうだ

クラッソスがクモの攻撃をかわすとラミが奴らに詰める


「おりゃ!」


槍を回しながらクモに槍先をぶっ刺して2対を倒す

しかしクモ達も反撃でラミに噛みつこうとする、彼女は避けるので精いっぱいで

徐々に後退して奴らの間合いから出たものの俺達とは真逆の方向に行ってしまった

クモはラミには目もくれず、よだれを垂らして

汚い鳴き声で俺たちに威嚇する、威嚇顔はもっとキモいな...


「おい!ラミ!平気か?」

「あたしは大丈夫だ!ヘマしちまった、そっちで何とかできるか?」

「僕に任せてください、(ファイアーボール)!!」


そういって俺は杖を構えてクモに攻撃を仕掛ける

クモに玉が当たってそのうち1体が燃えてもがき苦しむ

二体は仲間に着いた火を見ていっそうキモい顔をして威嚇する

そうするとラミが壁伝いで生き残りを片づけてクモの群れを倒した


「カミルス!ナイス攻撃、助かったぜ」

「いえいえ、ラミさんのおかげです」

「褒めたって何も出ないぞ」


クミンはナイフを取り出してクモの死骸に近づく

とどめでも刺すのかと思ったが、どうやら目をくり抜いているようだ

クラッソスがそれを見て気味が悪そうに言う


「なあ、それ何してんだ?」

「チカメクモの目玉は高く売れるのよ、薬になるんですって」

「確かに!解毒剤として優秀と聞きます」


レジーネがそう言ってクミンから何個か貰う

チカメクモはダンジョンによく出る初級モンスターで

主な攻撃は糸で相手を拘束したり噛みついたりなどのしょぼい物だ

しかし毒はしっかりあってそれなりに強力だから注意は必要との事


目は解毒剤の基礎として優秀で大体の解毒剤に使われているそうだ

つまり、俺達が毒に罹ってしまったらあいつの目ん玉を食わなきゃいけない

ってことだ、ものすごく気持ちわるい

何個か取った後、満足したのかクミンは地図を取り出してまた捜索を再開する


「そういえばカミルス、もう火属性の魔法は使っちゃダメよ」

「ん?ああ、そうだな」


確かにここは地下要塞、火ばっか使ってると

一酸化炭素中毒でパーティー全員仲良く天国行きだ

他の3人がどこか納得いかない顔をしながらも着々と進む


何の変化の無い壁と床と天井、ところどころヒビやコケが生えていて

生き物もモンスターも匂いも何もしない、ただランタンの明かりが

何もないダンジョンの通路を明るく照らして俺たちに道を示す

かれこれ30分くらい歩いた後だろうか、クミンが立ち止まって怒り始める


「このクソゴブリン私たちを騙してるわね、さっきから同じとこ回ってばっか」


そう言ってクミンはゴブリンの頭根っこ掴んで激しく睨む

ナイフを取り出して首元に当てて少し迷ったような表情をする

ゴブリンの方はあっけにとられただ怯えることしかできないようだ

彼女の声を聴いてクラッソスとラミが口を開く


「ええ、まじかよ!」

「さっき罠に嵌めようとしたり、もうそいつやっちまっていいんじゃね?」


どうやらこの捕虜ゴブリン、身分を分かってないらしい

ただコイツが居なければ人質の場所までは時間がかかるだろう

かといって()()()()でもして道案内させたってロクな未来が見えない...

さてどうしたものか


「仕方ないわ、始末する」


クミンはそういってそのままゴブリンの首にナイフを入れる

しかもジワジワと、少し苛立っていたのか時間をかけて奴を殺した

最近クエスト受けてばっかだったからな、これが終わったら

しばらくは遊んで暮らそう


クミンはゴブリンだった物を捨てて先へ進む

途中で分岐があった時、さっきとは違う方向へと進む、近づいてるといいが...

ランタンの中のロウソクがもう半分も無くなってしまった頃、事態は起こった


「まって、罠があるわ、線があるから気を付けてね」

「了解」


クミンがそう言って何もないところを大きく跨ぐ

なんだ、大げさだな罠が怖いのは分かるが...

クラッソスやラミが渡った後m俺も渡ろうとした時


「ん...?どこだ、って痛っ!なんだこれ...」


線が暗くてよく見えなかったせいで、俺は罠に引っ掛かってしまった

右足に激痛が走る、あまりの痛さに情けない悲鳴を挙げてその場に倒れる

痛みがあるところを見てみると足首辺りに矢が刺さっており

傷口が緑色に変色し始めてる、異様な俺の足をみて思わず動揺してしまう


「なんだよこれ..なんだよ、緑色に...」

「ああもうバカ...罠あるって言ったのに」

「見えなかったんだよ!解除してくれてもよかったじゃないか」

「警告して引っ掛かるほどバカだと思いませんでした」


ちくしょう、無様な俺を見てクミンがおちょくる

まあ落ち着け、彼女はこの道のプロだ、おちょくる余裕はあるって事だ

レジーネが線を避けて俺の傷にランタンを近づけて症状を見る

そうすると彼女は瓶と薬草を持って俺の傷口を水で洗い流す


「お兄ちゃん、これは毒だから今すぐ治療するよ、痛いけど我慢してね」

「待て、今毒って言ったか?」

「ん?う、うんそうだけど」


さっきの会話を聞いていたら解毒なんて受けたくない

顔面兵器洞窟クモの目ん玉が材料の薬を飲まなきゃいけないのか?

そんなことをするくらいなら死んでしまった方がましにも思える

そう思ってるうちにもレジーネは矢を抜こうと懸命になる


「痛ってえ...なあ待ってくれっ...」

「どうしたの、お兄ちゃん」

「その解毒剤って、さっきのクモの目のやつか?」

「うん、そうだけど...」


レジーネが何言ってだコイツみたいな顔で俺を見る

俺がやめてくれと言おうとした瞬間、ラミが俺の口に何かを突っ込んで

それを持って俺の顔を固定する


「痛いからね、そいつを食いしばって頑張るんだ、お馬鹿さん」

「ああそうだなお馬鹿さん」


クラッソスも俺の足に乗っかって藻掻かないよう固定する

俺が矢を抜く痛さに藻掻いているとやがてその痛みは消えた、抜けたのだろう

そうして安心していると何かひんやりしたネバネバが俺の足に乗っかる

やがてそいつが広範に塗られて俺の肌にしみこむ


「んー!んん!んー!」

「我慢しようぜ、カミルス」


やめてくれと叫んでもその声は届かず、ただの痛みからなる叫びとして伝わる

レジーネが薬草を巻いて詠唱した後、俺は解放された

傷口を見ると包帯が巻かれており、緑色に変色していた部分も小さくなっている

どうやら薬は飲み薬タイプでは塗薬タイプだったらしい

最初からそう言ってくれれば良かったのに...


「まだ治療が終わったわけじゃないから並べく左足を使ってね」

「別に無理してついて来る必要無いわ、ここで待ってても...」

「いいや、俺も行かせてくれ」


俺は立ち上がって右足を引きづりながら皆についていく

お荷物になるわけには行かないからな....

最後まで読んで頂きありがとうございます!


ゲームとかでもよくあるモンスターの部位が薬の材料な事ってありますよね

あれって使ってる人ってどんな気持ちなんでしょうか(笑)

よかったらコメントや評価あると嬉しいです!

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