17話 救助依頼1
初めて小説を書いていきます!拙い文章ですが満足していただけるととてもうれしいです!
指摘等ありましたらコメント欄にお願いします!
ー1年後ー
ラミがパーティーに来てから1年、俺は13歳になってそれなりに成長した
魔法だって3級までならほぼ使えるようになってきた、特に火魔法だな
俺達が戦うのはモンスターや魔物、そういう奴らは本能的に火を怖がるんだ
だから結構の頻度で火属性の魔法を使ってる
俺はこの1年でD級冒険者になって一番ランクが高いクラッソスはB級になった
D級で上位5割、B級に至っては上位2割に値するそうだ
今は救助クエストでダンジョンに向かっている
ー 攫いゴブリン ー
何人かで人を攫って身代金を要求するゴブリンの集団
彼らの特徴は高度な知能であり、夜間に住宅へ侵入し子供を攫って
地下ダンジョン等へ持っていき置手紙で親に身代金を要求する下種だ
今回攫われたのは大地主の子供だったらしいので町まで依頼がやって来たのだ
「で、どうクミン?足跡まだ続いてる?」
「集中してるから話かけないで...ああ...もうあいつらの
足跡って小さくてすぐ無くなるからマジでムカつく...」
クミンが前かがみで地面を見ながら歩いて俺たちが3歩後に続く
彼女は盗賊だ、登録上では弓兵で盗賊なんて職は無い
しかし、彼女の持っているスキルや武器は盗賊その物と言っていいだろう
ダンジョンでは罠回避や解錠からマッピングまでなんでもしてくれる、便利屋だ
「ここの分かれ道で左に曲がってるから6番ダンジョンで間違いないね」
そう言って俺達は左に曲がってダンジョンへと向かう
普通、ダンジョンと言えばなにかしらの名前がついていそうな物だが
この地域ではダンジョンが多すぎて凶悪なダンジョン以外は番号しか無いらしい
「皆、止まって」
「ん?なんだクミン」
クミンの急な発言に皆戸惑いながらも言われた通りその場で止まる
クミンは周りを見渡し耳を澄ませる
そうすると彼女は投げナイフを取り出し右の草むらに2本投げる
「ギャアァァァァァッ!!」
悲鳴と共にクミンが草むらへと向かうと悲鳴はもっと大きくなる
しばらくすると彼女は手にけがを負ったゴブリンの耳を掴みながら
俺たちの前に連れてきた
「私たちをずっと見張ってたみたい、趣味の悪い奴らね
もう一匹は始末したから安心して、こいつには道案内を頼むわ」
「あ、ああ人語が通じるといいが...」
「なあに、大体は一緒なんだから通じるわよ」
そういって彼女は依頼の紙にある似顔絵を見せて『連れてけ』と何度も言う
ゴブリンも最初は怯えていたが次第に目的を察したのか『わかった』とは言った
レジーネがゴブリンを治療しようとするとクミンはそれを止めた
まあまだ信用できるわけではない
クミンはゴブリンの首に縄を付けた、まるで首輪に繋がれた犬見たいだ
どうやらこれはゴブリンにとっては屈辱的な事で、奴もすごく嫌がっている
これは服従関係を示すものらしい、俺達が主人ってことを示すためだな
ただ、こいつ依頼が終わったら殺すのかな...いくらゴブリンとはいえ
素直にいう事を聞いてその後に始末ってのは良心が痛む
でもこの前クミンが言ってたな、情けとか復讐ってのは高級品だって
持っていたって何の役にも立たない事は事実だ、現実ってのはいつだって厳しい
ゴブリンが先導して道をすすむ、そして途中で道を外れて獣道を行く
このゴブリン、本当に俺達を要塞に連れて行ってるのか...?
しばらくすると石造りの建物を発見した、近くに6番と書かれた看板もあった
クミンの予想通り、このゴブリンが中へと入って行く
「おお、本当にここだったのか。すごいな!クミン」
「油断はまだよ、これからが本番なんだから」
にしても中は暗い、クラッソスがランタンを取り出してので
俺はそれに火を付けてやった、しかし中が暗いのはどうにもならなかった
まあ、ないよりはまし程度だ、5人と1匹はそのままダンジョンの中を進む
そんな中事態は動く、ゴブリンが逃げてどっかへと行ってしまったのだ
「みんな止まって、危ないわ」
クミンが皆を静止すると下の方をよく見て左側の壁を見る
そして彼女は俺からランタンを取ってナイフを取り出すと
左の壁でなにかをし始める、作業が終わると俺たちに爆弾を見せて言ってきた
「罠よ、あのまま行ってたら私たち爆発に巻き込まれてたわ」
「こ、こんな浅いところにも罠がまだ残ってるのか?」
「いえ、これはゴブリンが付けたものね
アイツの挙動が怪しかったから確認したけど正解だったわね」
その後、クミンは一足先に進んでゴブリンを探し始める
しばらくするとまた悲鳴が聞こえた、クミンの声ではないので見つけたのか
俺達も先を進むとクミンが足でゴブリンを蹴りながら待っていた
いくら罰とは言えあそこまでやるか...と皆引いてしまっていた
「なによ、先へいくわよ」
「あ、ああ」
そうして皆進んでいく、3分くらい何もない道を歩いていると
次のモンスターが現れた、暗くてよくわからなかったのでランタンを近づけて
よくみるとそこにはクモの形をした顔面兵器が5体、俺達を威嚇している
レジーネは完全に怯え切ってしまってるがそれ以外の皆はやる気まんまんだ
さて、どうする...
最後まで読んで頂きありがとうございます!




