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過去のお部屋

3日が限界

作者: スタジオ めぐみ
掲載日:2023/06/07

仕事も妊活もうまくいかない。

このうまくいかない日々にも慣れてきた。

人間って慣れる生き物なんだな。

ただ慣れた生活の中にも思いもよらず限界はあるようだ。

何もかも辞めたいと思ってしまった。

(生きることはやめないよ。)


仕事の上司に退職したいと相談した。

アルバイトと正社員の差が大きい。

仕事をいっぱいしてるアルバイトの方が時給が安いから、辞めたいと告げた。

時給が20円上がった。そして、仕事量がかなり減った。

私にとっては辞めたかったのに、辞めづらくなっただけだった。


旦那に妊活がしんどいので、病院に一緒に行きたいと相談した。

旦那は病院に行きたくないと、妊活を一緒に頑張っていこうと言った。

不安だ。

いや、かなり不安だ。

何故なら、一緒に寝ていないのだ。

私はしたいが、旦那はできないという不安もある。

この先どう頑張るのか…不安だ。

仲はいいし、私は旦那が大好きだ。

もちろん、子どもは欲しいと思うが、お互いが辛い思いをするなら、どうなんだろう。

わからない。

今は少ししんどい。私は。


そんな私を喜ばせようと仙台旅行に連れて行ってくれたり、コンビニスイーツをたまに買って帰ってくる。

単純なので、すごく嬉しい。


落ち込んだり、復活したりを繰り返す日々。


何もしたくない気分になり、4連休をもらって、1人で実家に帰った。

久々に家事しなくて済む。

友達に会える。

ウキウキしながら実家に着いた。

前もって連絡したが、高校の友達には会えなかった。

お正月や誕生日に来るLINEにはごはん行こうねと書かれている。

みんな生活が忙しいんだろうな。

タイミングってあるよね…

前の職場のジムとプールへ行った。

約束なしですぐ会える元仕事仲間は落ち着く。

そして、近所に住んでる友達に連絡。

子どもを連れて遊びに来てくれた。

すぐ会える友達と連絡しても会えない友達の違いってなんなんだろう。

会いたいタイミングがチグハグなのか、時間や距離の問題なのか、少しもやもやした。


そして、実家に帰って3日。

急に旦那と※黒柴と※ヨダレケットに会いたくなった。

※(黒柴は抱き枕。毎日抱いて寝ている。)

※(ヨダレケットは旦那のお下がりのタオルケットで私が爆睡した時、よだれがついたことから、ヨダレケットと命名。毎日、握って寝ている。)

実家でホームシックになるなんて。

自分にびっくり。


早く帰りたい。

次の日、すぐに帰れなかった。

母、父、弟とイオンで買い物に行くことに。

お昼ご飯を食べても買い物は続く。

旦那のお土産のケンタッキーを買って、旦那の好きなお菓子も買った。

早く帰りたい。早く帰りたい。


知らなかったが、3日が限界だったんだ。

どうしても早く家に帰りたい症候群&旦那不足になるなんて。


夕方、実家に帰ってきて、すぐに帰る準備をした。

「晩ごはん食べていけばいい。」

とお母さんが言ったが、

「帰る。本当に帰りたい。ごめん。」

と急いで実家を出た。


ガソリンギリギリのまま、実家から家まで2時間車を走らせた。


家に着いた。

なんだかんだ、ここが私の家なんだな。

旦那は仕事で家にはいない。

リビングのソファーに座る。

すごく落ち着く。実家より落ち着く。

なんでだろう。

そして、ベットにある黒柴とヨダレケットを持って再びソファーへ。

やっぱり最高に落ち着く。


この家には幸せがあるんだな。

こっちには親も友達もいないけど、旦那がいる。

旦那の帰りを待つ。


「ただいま」と「おかえり」がどっちもある場所って幸せなんだなとふっと思った。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 不穏な感じだったのに、終わってみればなんてハッピー。 なんでもない「夫との住処」がめぐみさまにとっては安全地帯なのでしょうね。 この「世界がなくなっても旦那がいれば幸せ」みたいなの、すごく…
[良い点] 心配しながら読んでいたら、なんて可愛らしい( ´艸`) 最後にほっこりさせていただきました。 何かを変えるというのは、とてもエネルギーが必要ですから、元気なとき、余裕があるときにするべきだ…
[良い点] なんていいお話なの~♪ 涙が出てきた。
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