奴隷たちが頼もしいらしい
それからは軍事基地が近く、空いている敷地のところに団地をクリエイトする。日用品や家具などは粗方自動生産体制に入っていたのでクリエイトせずとも揃えられる。大きく分けて仕事とは、戦闘訓練、戦機の操縦、無線通信、警備、武器弾薬製造、日用品製造、店の運営、清掃などだ。ゴーレムや機械は人みたいな感情や心がない。そのため人にしかできないこともある。だから奴隷を購入したと言うのもある
それから四五日が経ち、8歳から15歳こ子は無線や清掃、戦闘訓練などをしてもらっている。16歳から以上はそれ以外の仕事をしてもらっている。仕事時間などは日本の労働基準法の時間に従って休ましたりしている。物覚えが良い子ばかりなのか、すっかり仕事を覚えて自分の能力を伸ばして行っている。そこで新たな組織ができた。『対魔法特殊部隊』だ。ほとんどが魔法が強い部類の子を集めて、魔法戦の対処、戦闘、制圧を担当する。そこで出てきた内容がとても興味深かった
「魔法を無効化出来る鉱石がある?」
「はい、それを応用して対魔法戦特化型弾丸を作成したいのですが...」
「その鉱石はどうやったら手に入る?」
「カルタイト鉱石と呼ばれている透明で少し青い鉱石で、海の地中にあります」
「聞いたことのない名前の鉱石かぁ...」
海まではそう遠くない。イザベルの国の商人から聞いた話では馬車で行けば4日かかるが、車の場合だと数時間だ。向こうにも拠点を構えてこちらにカルタイトを送ってもらうか
「よし、カルタイトを採取しに行くぞ!」
「いいえ、帝王様はここに残っていてください!」
「ワッツ!なんでだ?!」
「帝王様が不在の間、この帝国は誰が指揮をするのですか?」
「グッ!」
「そう言うことなので、帝王様はここに残っていてください」
まだ数日なのに頼もしくなったなぁ...( ノД`)シクシク…。とりあえずあの子たちに任せてみるか。しかしなぜ帝王と名前が定着された?....うん、わっかんないな!とりあえずアレを考えるか...
シェリルは四五日もの間、また新たに手榴弾、マガジン、各種弾や、ハーバーボッシュ法で作成した無煙火薬などの工場をクリエイトした。そしてこの帝国の警備員と軍の銃、装備などを考えている
まず警察はパトカー、防弾チョッキ、警棒、スタンガン、制服、ルガーLCRにしよう。軍の方は各種戦闘車両、防弾チョッキ、各種マガジン、ヘルメット、戦闘服、手袋、ナイフ、手榴弾、P320、HK416に決めた!
カルタイト鉱石:魔力があるものに触れれば魔力を食らう鉱石
ルガーLCR:回転式リボルバーで各種弾丸に対応している
P320:米軍で使われている9mmや45ACP弾などを撃てる銃
ハーバーボッシュ法:空気から無限に火薬が手に入るチート方法