大量の物資を納品するらしい
シェリルはイザベルの許可が出たので、門の近くに貨物列車のステーションと駐車場をクリエイトした
結構デカいが、まぁ~邪魔にはなっていないだろう....うん
73式大型トラックに乗り込むと帝国まで走らせながら線路をクリエイトしていく。帝国に着くとすぐに壁に穴を開けて防衛用の武装ゴーレムとCIWSを設置する。線路は地下に繋いでそこにも武装ゴーレムと防犯カメラ、線路などを設置する
「よし、これで列車のことは終わったな」
シェリルは、石油が湧き出ている場所に行くと、石油生産プラントをクリエイトする
「これがあれば自国生産&私がクリエイトする手間が省ける!!しかも燃料はいくらあっても足りないだろう。ならクリエイトするより生産する方がよっぽど効率的だ」
DD200形を線路にクリエイトし、コンテナも連結させて今できた分の武器防具を積み込み、貨物列車を発進させる
「いやぁ...風が気持ちいねぇw。乗車スキルが役にたったな」
シェリルはDD200形を運転しながら今の現状を味わっている。そして、駅に着くと、一番後ろに乗せていた武装ゴーレムが下りてきて、物資を駐車場にクリエイトしていた73式大型トラックに詰め込む。73式は複数台あり、それらにも詰めていく。つめ終わると、ゴーレムの一部が73式に乗り込み、運転をする。護衛が必要なので、それ以外のゴーレムはハンビーに乗り込み、警戒態勢を維持しつつ73式の護衛を行う
「皆こっち見てるなぁ...ハズカシイ...なぜかハズカシイ...///と、とりあえずは王城に納品しに行こう!」
ほんの少し速度をあげつつ、王城の武器倉庫まで向かった
「こんな大量の武器や防具をこんな短時間で作ってしまう帝国なんて早々ないですから、王がよろこんでおられました」
「これぐらいの生産速度は我が帝国では普通です」
納品確認の兵士からイザベルが喜んでいたことを知らされていた
「終わりました。この量からすると....考えたくもない数字ですが、金貨1.6万枚でどうでしょうか?」
1.6万枚...大体金貨一枚10万円だから...10億円?!?!結構な大金だ....これが戦争の影響か
「わかりました。ではその額でお願いします」
物資を渡すと、すぐさま大金が手渡された。大金と量の都合のため、アイテム収納に全て締まった
「それにしても、どんだけヤバい国と戦争するんだろう、あの王様...」
武装ゴーレム:銃、手榴弾、防具などを装着させている戦闘型ゴーレム
CIWS:ファランクスと言われているイージス艦などに備えられているミサイルを迎撃するガトリング砲
DD200形:ディーゼルエンジンで動く貨物列車
乗馬スキル:その名の通り、乗り物すべてに何の説明も無しに乗り操れるスキル
ハンビー:米軍や自衛隊が良く使っている防弾加工された車両