国王に仮納品するらしい
シェリルは対魔物弾、通称『AB弾』と名付けて工場をクリエイトして無限製造を始めた。薬莢などの製造で、真鍮工場をクリエイトする。真鍮は主に銅と亜鉛の合金金属だ。無煙火薬工場もシェリルは作りたかったが、複雑すぎて自分でクリエイトすることにした
「はぁ...一気に色々な設備を作ることになったなぁ....」
「マスター、その割には顔がニヤけていますよ?」
「仕方ない...男のロマンだから!!!」
「今は女の子ですがね」
雑談をしていると遠くからフレアが強速球で向かってくる
「シェル!私にも武器って、ない?」
「フレアの武器かぁ...何が似合いそうかなぁ...」
とりあえず、マジックバックに刺突爆雷とか手榴弾とかを詰め込んどいて渡そう
シェリルは前の盗賊から奪っtゲフンゲフン貰ったマジックバックに爆発物を結構な量入れてフレアに渡す
「この中に爆発する武器が入っているから、あとで使い方をトカレフに聞いたりして使ってみて」
「うんっ」
シェリルは工場で作成した防具、武器などを73式大型トラックに詰め込み、イザベルの国まで走らせる
一方イザベル国王は・・・
「武器は急ピッチで作れるところはやはりあのシェリルと言う少女の帝国しかなかったが、本当に作れるのか....」
不安になっていると、兵士からの報告が入る
「連絡します。シェリルと言う少女が大型の鉄の馬車に乗り王城にやって来ました。ただ今兵が方位しております」
「なんと!その少女を今すぐ解放しろ!戦争を二国とやるつもりはない!」
「ふ、二国?」
イザベルはすぐさまに王城の入り口前まで行き、シェリルに会う
「どうしたのかねシェリルよ。あの後からまだ何時間しか経ってないぞ?」
「えぇ、完成して運べる分だけを持ってきました」
なんと!こんなにも帝国は早い製造技術を持っておるのか?!
「まだまだ持って来たいんですが、量が多いんです。なので提案なのですが、鉄道を敷いてもいいでしょうか?」
「鉄道?」
「えっと、物資をより多く、より早く運ぶためのものです。それの道路?みたいのを敷きたいのですが、よろしいでしょうか?」
後々、利益を考えれば得か....
「分かった、許可しよう。ただし邪魔にならないようにしておくれ」
「わかりました。では後ほど敷いて物資を運びます」
「あぁ、よろしく頼むぞ」
これは....この帝国は期待できそうだ
73式大型トラック:自衛隊で改良が結構されている大型トラック