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俺の天職はダンジョン管理人らしい  作者: 白井木蓮
第十三章 桜舞い散る

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第六百五十五話 海階層

 港に着き、海階層へと転移する。

 転移した先は関係者以外立ち入り禁止の小屋の中。

 そして外に出た。


「お~?」


 港だ。

 その先に見えるのは海。

 そして青い空。


 この周辺は地上の漁港と似たような作りになってるらしい。

 だが店などはいっさいない。

 地上に立派な市場があるからな。


「おっ!? コタロー君! 順調に魚が増えてきてるよ!」


「それは良かったでござる!」


 四十代くらいのおじさんがコタローに声をかけてきた。

 そのおじさんはそのまま地上に転移していった。

 おそらくあの転移魔法陣は地上の市場に繋がってるはずだ。


「では案内するでござる」


 俺たちはコタローの少し後ろを付いていく。


「コタロー! なにしとるんじゃ! 遅いぞ!」


「自分の仕事はほかにもたくさんあるでござるよ……」


「バカ野郎! そんなことじゃ漁師は務まらん!」


「だから自分は漁師になりたいわけではないでござるって……」


 こわそうなお爺さんが船の上から怒鳴ってきた……。

 コタローもたじたじのようだ。


「よお、コタロー」


「よおでござる」


 今度は向こうから歩いてきた二十代半ばくらいの青年だ。

 この人も漁師なのか?


 コタローは立ち止まる。


「ん? 後ろは連れか?」


「そうでござる」


「……冒険者か? というかペンネはいいとして、ペットなんて入れていいのか? それとも新しい魔物か?」


「それも合わせて紹介するでござる」


 コタローは後ろを振り向いてきた。

 どうやら隣に来いと言ってるようだ。


「こちらはこの階層の責任者を任せる予定のマウリ殿でござる」


 ほう?

 この人が。


「よろしく。俺に紹介するってことは大樹のダンジョンの関係者かな?」


「こちらはロイス殿。ダンジョンの管理人でござるよ」


「なるほど。モニカちゃんがいなくなったあとのサウスモナの魔道ダンジョン全体の責任者ってわけか。ロイス君、まぁお手柔らかに頼むな」


 ん?


「……ロイスです。よろしくお願いします」


 手を差し出されたので握手をする。


「マウリ殿は漁師たちの推薦によって選ばれたのでござるよ。なぜマウリ殿が選ばれたのかというと、単純に若いからでござる」


「こらこら。それは事実だけど、せめて漁師経験があるからってことも言えよ」


「若くてそこそこの漁師経験があることと、そこそこ頭がいいから魔道ダンジョンのシステムの理解も早いだろうとの理由からでござる」


「おい。そこそこ言いすぎだろ。嘘でも優秀って言っとけ」


「身内の漁師たちの話ではそこそこ優秀らしいでござる。それに大樹のダンジョン側の人間には若い人が多いからという理由もあるでござる」


「結局若いってだけの理由だ。町長たちも、ダンジョン関係者と接する機会が多くなる責任者はできれば若い人のほうがいいとか言ってたみたいだしな。最近は漁師になる人が減ってることもあって二十二歳の俺でもかなり若い部類に入るんだ。って若いよな? ロイス君や後ろの女の子たちはもっと若そうだけど」


「マウリ殿も若いでござるよ」


「コタローに聞いてるんじゃないんだよ。というかもしかしてロイス君も錬金術師なのか?」


「違うでござる」


「だからなんでコタローが答えるんだって」


 なかなか息が合ってるじゃないか。

 マウリさんも一見軽そうに見えて、話すとしっかりしてそうな印象を受ける。


「マウリ殿は少し勘違いしてるみたいでござるけど、ロイス殿はサウスモナの魔道ダンジョンの責任者ではないでござる」


「ん? でもさっきコタローが言ったんだろ?」


「正真正銘の大樹のダンジョンの管理人でござるよ」


「ん?」


「マルセールの西にある大樹のダンジョン、そこで管理人をしてるのがこのロイス殿でござるよ。つまりサウスモナだけじゃなくてほかの町や村全ての魔道ダンジョンや魔道列車の管理人、言わば大ボスでござる。自分やモニカちゃんの雇い主でござるな」


「……」


「それにこの女性や魔物たちは……おっと、これ以上はやめておくでござる。ロイス殿といっしょにいることで察してほしいでござる」


「……」


 コタローはニヤニヤしている。

 マウリさんの驚く顔が見たかったのだろう。

 マウリさんが俺のことを勘違いしててもすぐに否定しなかったのは面白がってか。


「え?」


 突然マウリさんが俺の右手を両手でガッチリと握ってきた。

 さっきの握手より強めだ。


 俺の左手にいるワタが襲いかかろうとしたので、しっかり掴んで手を後ろに回し、カトレアにワタを預けた。

 さっきは威嚇すらしなかったのに、もしかして俺が攻撃されてると勘違いしたのだろうか?

 というか普通の人間にもだいぶ慣れてきたようだな。


「ありがとう」


 ん?

 ありがとう?


「なにがですか?」


「この海階層を作ってくれて。もちろん町を助けてもらったことを先にお礼を言うべきなんだろうが、俺たち漁師にとってはなによりこの海が大事なんだ」


 ようやく手を離してくれた。


「いや、名前は聞いてたし、俺よりもかなり若いとも聞いてたんだよ。でも想像と違ったというか、ただ魔物使いってだけの頼りない少年のようなイメージを浮かべてたもんだからさ」


「それで合ってますよ。この魔道ダンジョンは全て錬金術師の力によるものですし、俺が管理人になってるのはただ魔物使いってだけですから。というかまだ一言二言しか話してないんですから俺のことなんてなにもわからないでしょう」


「ははっ。コタローが言ってた通りだな」


「ふふっ。マウリ殿にも謙虚さが必要でござるな」


 この二人やけに親しいな。

 海階層作ったのなんてつい最近だからまだ出会ってそんなに経ってないはずなのに。


「実はマウリ殿とはここ最近よく夕食を食べに行ってるでござる」


「俺がむりやり誘ってるんだ。ダンジョンのことをもっとよく知りたいしな」


 へぇ~。

 なかなか勉強熱心じゃないか。


「マウリ殿から聞いた話を元に、この海をいくつかのエリアに分けているのでござるよ。では歩きながら話すでござる」


 サハへ魔道ダンジョンを繋げるために、サウスモナの港からサハまで設置した海中トンネル。

 その海中トンネルの外側、海と接する面には至るところに転移魔法陣が設定されている。

 その転移魔法陣は全てカトレアの魔法によるものだ。


 転移魔法陣に触れた魚は全て魔道ダンジョンに転移することになる。

 もちろん転移してくるのはただの魚だけじゃなく魔物もだ。

 今後はどちらかと言うと魔物が多くなるかもしれない。


 この階層はサウスモナの町とほぼ同等の広さがある。

 サウスモナは7万人が住む町とあってかなり広い。

 その町全体が海となったようなこの海階層。

 この海には普通の魚のみが存在している。


 海中トンネルから転移して来た魚はまず別階層にて仕分けをされることになる。

 一つ目の仕分け基準は、魔物か魔物じゃないか。

 魔物だけを通さない封印魔法によって判断される。


 その封印魔法を通過した普通の魚が次に仕分けされる基準は大きさ。

 小型、中型、大型の3種類に分類され、この階層に転移してくる。

 この階層の海は魚の大きさに合わせてエリアが区切られているため、漁も狙いの魚ごとに行いやすくなるというわけだ。


 漁港をざっと見て回り、最初の小屋付近に戻ってきた。

 そして最後に海中トンネル配下部分がどうなっているかを見るために小屋の裏側に向かう。

 さっきからずっと気になってたが、あえて見ないようにしていた。

 楽しみは最後までとっておきたい派だからな。



 ……海が天井まで広がってるな。


「下が小型魚、真ん中が中型魚、そして上が大型魚用の海でござる」


 それぞれに地面もあるから海が三つあるように見える。

 透明な壁の三階建ての海の建物を横から見ているかのようだ。


 小型魚の海は右に、中型魚と大型魚の海は左に続いている。

 特に大型魚の海は一番遠くのエリアへと繋がってるから、さっき漁港を見て回ってるときも壁際高い場所にある海がずっと視界の片隅に入ってた。


 サウスモナの町において、この漁港がある場所は当然ながらほぼ端の位置だ。

 そしてここからオアシス大陸側への魔道ダンジョンの横幅は3メートルほどの幅しかない。

 それが海中トンネルによる魔力が届く範囲の限界だからだ。


 カトレアの転移魔法陣も転移できる物体の大きさには限界があるみたいだ。

 今のカトレアの力ではその3メートルの幅を超えるような魚や魔物は転移してこれないらしいからなにも問題はないけど。

 だからモーリタ村付近にいたという大ダコなんかは確実に転移できないだろう。

 というか普通のミズダッコすら転移できないか。

 ゲンさんでなんとかって感じらしいし。


「次々に魚がやってくるわけじゃないんだな」


「海中トンネルは小さいでござるからな。だからこそ漁で獲る魚の量の制限が必要になってくるでござるよ。ではそろそろ次に行くでござる。実は次の階層の責任者もマウリ殿に兼任してもらう予定でござるよ」


「漁師たちはこういう仕事をあまりやりたがらなくてさ。おかげで俺が船に乗る機会はほとんどなくなってしまいそうだけど、この仕事は重要だし、やりがいがあるよ」


「もう正式にマウリ殿に任せていいのではないでござるか?」


 各階層の責任者を決めることも今日ここに来た目的の一つだ。

 でも二つの階層を掛け持ちとなるとさすがに厳しいんじゃないか?

 港運営はそんなに簡単な仕事なのだろうか。


 この階層だけでもマウリさんにしてもらう仕事はたくさんあるはずだ。

 まずこの階層に入れる漁師や市場の人の管理。

 ほかには船の管理に、今コタローが言った漁獲量の管理などか。

 レア袋の管理もあるな。

 ウサギや猫たちのことも見てもらわなければならない。


「冗談でござるよ……」


 俺はまだなにも言ってないのに。

 でもこの階層のことは任せてもいいだろう。

 ほかに適任の人がいるわけではなさそうだしな。


「次行くぞ」


 そして別の海階層に転移した。


 この階層も漁港になっているようだ。

 海が向こうまで広がっているのは同じだが、道もずっと続いている。

 それと先ほどの階層よりも見るからに建物が多い。


「シモン殿とヴァルト殿の意見を参考に作ったらこうなったでござる」


 この階層は養殖エリア。

 今後地上の海で普通の魚が獲れなくなる可能性が高いことを考えて作られた階層だ。

 いずれはさっきの階層も養殖エリアになるかもしれない。


「既に何人か研究者が来てるでござるよ。ただの魚好きってだけの人もいるでござるけど」


 この建物は養殖業のための研究棟。

 適当に魚を海に放り込んでおけば勝手に増えるってわけでもないらしいからな。

 魔力を消費せずに効率良く魚を増やすためには知識が必要になる。


 シモンさんとヴァルトさんを王都から招聘したのはこのためと言っても過言ではない。

 って二人はただの船の設計士と錬金術師であって養殖業の専門家とかではないから過言か。


 ……ん?


「今思ったけど、それなら階層責任者はシモンさんとヴァルトさんになってもらえばいいんじゃないか?」


「二人ともそれを望んでないでござるよ。根が研究者でござるからな。それにこの町の者がやったほうが町のためにもいいとのことでござる」


 ついでにやってくれるだけでいいのに。

 仮にもウチの従業員なんだからさ。


 でもまだマルセールに来たばかりだったのに、もうサウスモナに引っ越すことになるとはな。

 家族の方には申し訳ない。

 元々はマルセールでこの階層を実現するつもりだったんだが、港があって漁師も多いサウスモナのほうが色々と都合がいいし。


「海階層のダンジョンに関することは全部ヴァルトさんにも覚えてもらうから」


「ダンジョン構築もってことでござるか? いいのでござるか? ヴァルト殿はさすがにそれはロイス殿やカトレア殿の許可が下りないだろうと言ってたでござるが」


「それなりに信頼関係はできてるつもりだし、これ以上モニカちゃんたちの仕事が増えるとほかのことがやれなくなる。それに海階層はもうここまでできてるんだから、ヴァルトさんもこれから少しずつ覚えていけばいいわけだし」


「それはきっと喜ぶでござるよ。でもヴァルト殿にもできるようなものなのでござるか?」


「知らん」


「「え……」」


 そりゃ最初は誰だってできないだろう。

 カトレアでさえ苦労してたんだ。

 だが今はそれなりにノウハウがある。

 操作方法が書かれた本だってある。

 錬金術師たちは本にするのが好きだからな。

 決して世には出してはいけないような本も多いらしいけど。


「ダンジョン構築関連の責任者というか管理者はヴァルト殿にやってもらうとして、さっきの階層とこの階層の責任者はマウリ殿でいいのでござるよな?」


 まぁ確かに錬金術師の仕事とは分けたほうがいい気もするな。

 漁師たちの揉め事をヴァルトさんに言われても困るし。

 ダンジョンからの出禁者も出てくるだろうから、それをウチの責任にされるのも面倒だしな。


 でもこの人に二つも任せて大丈夫なのだろうか。

 みんなが面倒がってやらないから仕方なくやるって感じだろうし。


「マウリ!」


 ん?

 いかにも漁師っぽい二人の男性が近付いてきた。

 マウリさんと同い年くらいかな?


「ちょっと今取り込んでるからあとでな……」


「コタローもいるじゃねぇか! あの件はどうなってるんだ!?」


 あの件?


「まだ準備ができてないでござる」


「さっさとしろよ! 船に乗れるって言うから俺たちはわざわざ来てやったんだぜ!? なのになんで養殖の仕事なんて手伝わされるんだよ!」


「俺たちはあんな小舟に乗りたいわけじゃないんだよ! もっとデカい船に乗せろよ!」


 お~?

 なかなかに態度が悪い二人だ。


「おっ? なんでここに漁師でもない女なんかを連れ込んでるんだ?」


「お前ら、調子に乗って好き勝手やってるんじゃないだろうな? ダンジョンだかなんだか知らないが、こっちはお前がどうしても手伝ってくれって言うから来てやってるんだぞ?」


 マウリさんが頼んだってことか?

 歩くトラブルって呼ばれてそうなこんな二人に?


「なんだお前? なに見てきてやがるんだ?」


 え、俺?


 ……やはり俺のようだ。


「まぁいい。それよりそっちの子、あとでお茶でもしに行こうぜ」


 ん?

 ……どうやらエマに対して言ってるようだ。


「行きません。ちょっかいかけてくる暇があるのなら早く仕事に戻ってください」


 エマ?


「なんだてめぇ!?」


「なんでお前にそんなこと言われなきゃならねぇんだよ!」


 二人はエマに近寄ろうとする。


「「え?」」


 だがエマの横にいたゲンさんが動いたのを見て足がピタッととまる。

 こんなところにこんなデカい鎧が置いてあるとでも思ってたのだろうか。


 ゲンさんは二人に近付き、二人の首……の後ろあたりの襟を掴み、持ち上げた。


「おい!?」


「なにするんだ!? あ……」


 そして二人を順番に向こうに放り投げる。


 二人は真っ直ぐ一直線に飛んでいき、そのまま海に落ちて小さな水しぶきが上がった。


「ゴ(漁師だったら海に落ちたくらいで死ぬことはないだろ)」


 だな。

 エマになにかしようとしたのが悪いんだ、うん。


 ……まだなにもしてないとか言って怒ってきたりしないよな?

 こちらが一方的に悪く言われたりして……。


「すまない! あの二人がここに入ることを許可したのは俺なんだ」


 マウリさんが謝ってくる。


「それは別にいいですけど、いくら知り合いでもなにかトラブルを起こしたら出禁にしてもらわないと困りますよ?」


「え? これはトラブルに入らないのか?」


「まぁ少し口が悪かっただけで、まだなにかされたわけでもありませんし。今後もし暴力を振るうようならウサギたちが黙ってませんしね」


 ゲンさんのは暴力じゃなくて指導だからな?


「……あいつらは漁業協会から出禁をくらってたんだ」


「え?」


「港でも漁でもとにかくルールを守らない。特に二人でいっしょの船に乗るようになってからは酷かった。ほかの漁師からは当然苦情がたくさん出た。だから船に乗ることはおろか港に入ることすらも禁じられたんだ」


 それは厳しい……。

 でも自分たちだけの港ではないし、漁師にルールがある以上はちゃんと守らないと。


「もう二年になる。でもあいつらは単純に海や船が好きなだけなんだよ。漁ともなると周りに負けないように少しばかり気合いが入りすぎてしまうところがあるだけでさ」


 だからといってルールを守らないのは違うだろ?


「言いたいことはわかるよ。でもあいつらも反省してるし、昔よりはちゃんと成長もしてるんだ」


 あれで?

 ……いや、さっきは少し口が悪かっただけだ。

 ここでも漁に出れなくてストレスがたまってるだけだろう。

 印象は最悪だが。


「問題が起きないようにするから、さっきの発言は多めに見てやってくれないか?」


 なるほど。

 一時の感情や一度の出来事ですぐに出禁にするのではなく、それの反省ができてるかどうかを見極めるということか。


 おそらくほかの漁師の人たちからは今も反対されてるだろうし、敬遠もされてるだろう。

 その二人をここに入れるという許可を出したマウリさんも当然非難されてるはずだ。

 なにか問題を起こして、大樹のダンジョンにいる心の狭い人間の耳に入ればこの海階層自体が廃止になるかもしれない。

 あそこは気が短い人間が多いからな、うん。


 でもそれでも漁師たちはこのマウリさんを責任者に推してるってことだよな?

 しかも二つの階層の。

 ということはこの人はやはり信頼できる人なのかもしれない。

 あの二人に対しても改心すると見込んでここに連れてきたんだろうし。


 ……あ、海から上がってきたようだ。


「てめぇーーーー!」


「ぶっ殺してやる!」


「「「「……」」」」


 こっちに向かって叫びながら走ってくるように見えるのは気のせいだろうか……。


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