0.これ作った奴前にでろ、あと仕事しろ
某作者の高得点作品をリスペクトしすぎるあまり作ってみることになった。タイトルに関しては許可を得ました。
とりあえずガチったら負けだと思ってる。
「好き。ううん、大好きっ!」
そんなことを彼女は、瞳を潤ませながら僕へ言った。
頬を赤らめながら、いつも僕のことを罵倒していた唇からそんな甘い言葉が漏れた。
彼女は僕の高校のクラスメイトであり学校一の美少女と名高い藤原 沙姫だった。
美人というよりも美少女という言葉の似合う可愛いさと美しさの同居した女の子だ。
スポーツ少女でスラッとした外見をしており、髪の毛は肩をすぎるくらいの長さで、それをポニーテールに結っている。身長は僕より少しちいさいくらいで、恐らく160センチを少し越えるくらいだろう。そしてプロポーションは抜群で、体育館でいつも揺れる彼女のごりっぱなものはいつも男子の注目の的だった。
その藤原が、ピンクのブラウスに肌色のミニスカートという私服姿で僕に迫っていた。
しかし、正直僕は藤原のことなどどうとも思っていなかった。強いていうなら怖い女子、といったところだ。僕にだって女の子の好みはある。みんなみたいに藤原が飛び抜けて可愛いから、という理由だけで付き合いたいとは思わない。僕はもっと大人しい女の子が好みなのだ。
ただ、僕の目の前にある期待に濡れた瞳を見ると、感じなくてもいい罪悪感に苛まれる。
僕は知っていたはずなのに。
だけど言い訳くらいさせてほしい。
断じてわざとではない。
ついでに言わせてもらえば、信じていなかったのだ。
道端で行き倒れていたおっさんがくれた惚れ薬が、本物だったなんて。
僕は熱っぽい視線を送ってくる藤原から目を離し、藤原の手にしている紙パックへ目をやった。
紙パックはどう見てもコンビニなどで普通に買える、200mlの細身のものだ。
パッケージも、見たことがないものであるが、きちんと印刷されている。新商品だと言われれば、思わず納得してしまうような出来栄えだった。
ただ、そのパッケージに印刷された言葉は、
『惚れ薬! 牛乳味!?www』
w、じゃねーよ。
エロくない?
そんな馬鹿なことはありません。