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〈一章アウトロ〉共鳴する歌姫の未来-4


 ――少年が、ゆっくりと目を開けると、先ほどの賑わっていたスタジオから一転、静かな環境でコンピューターやカプセルがいっぱいあった……。

 そして、少年は布団に覆われており、ゆっくりと起き上がったら、憧れのタレントと、助けてもらった戦士とドローンの姿が目に映ったのだ……。


 「ラルド……調子はどう……?」

 「……ここって?」


 ラルドはキョロキョロと見渡しながら、戸惑いを見せながら質問をしていた……セナはラルドに近寄って、心配していた表情から一転、ホッとした表情で落ち着いたトーンで話していた。


 「ここは、医療室よ。あなたはさっきのコーナーで倒れちゃってたから、救急車に運んでもらったわ」

 「パパとママは……? 確か一緒に乗っていたはずだけど……」

 「両親は隣の部屋で、衛生隊の人と話しているわ。ラルド……両親も何らかの症状があるってアリアが言ってたから、二人にも検査してもらっているの……具合はどう……?」

 「うん……たっぷりと寝たから、身体が軽い気がするよ……!」


 ラルドはベッドから降りた瞬間に、床で飛び跳ねて着地した。アプルはラルドに向かって、手を差し出すと――


 「それは良かった……ねぇラルド君、アンタのお父さんとお母さんが、迎えに来るまで、今から少し、歌手を目指して歌いに行かない……?」

 「歌いに……? 本当に歌っていいのか?!」

 「アタシは小さい頃、先生やお母さんの言葉を大切にして来て、トップアーティストに辿り着いた……例え自分の持ち場が地味でも活かせる場面が必ずある……だから、自分の特技や好きなことを大事にしてね……」

 「……? ムムムム~……?」


 突然として、医療室のドアが開いて来て、ある女戦士が後ろに向いて歩きながら、一回転しながら入ってきた……その後に突然として、ロボットのような動きをしながら、アプル達を見つめていた……。 


 「ピピピーピピピータレントレーダー、起動。反応アリ、反応アリ」

 「……? このお姉さんも、具合悪いの……?」

 「いや、いつものことだよ……」

 「八二三……? アンタ……様子を見に来たの……?」


 八二三はロボットのような動きからまた一転、シルクハットを取り出しながら笑顔でこう言っていた。


 「ウェルカム トゥーザ フューチャーファイターズ!!」

 「えええええ?! ここってフューチャーファイターズの拠点だったの?!」


 驚きを隠せないラルドは、アプルの手を繋いだまま、私達と一緒に拠点内の廊下に歩いて行った……。

 そして、私達は中庭に繋がる扉を開けると、ヨーヨーを下に投げていた戦士とお菓子の箱を持っていた戦士がAIアシストロボットのトピアリーの前に立っていた。


 「ここは、中庭だよ……誰でも出入り自由な場所なんだ……」

 「あれっ? 有名タレントのアプルとラルド君?!」

 「こんにちは! 今日はプライベートになるけど……『アプルとラルドのドキドキ★フューチャーファイターズ見学ツアー』にやって来たのよ! この名前は八二三が勝手に付けられたんだけどね……」


 駆は、驚きを隠せないまま、目を見開いた……美菜は、少し戸惑いながらもアプル達に頭を下げた。


 「わざわざお忙しい中、ありがとうございます……」

 「そう言えば、アプルは救急車に乗っていなかったはずだよね? どうやってここに来たんだ?」

 「えっと、実は……」


 ――アプルは昨夜に私達の通信を終えた後の事を語りだした……。


 「この後、予定ない?」

 「え? この後は空いてますが……」

 「せっかくこの機会だし、私はマイカーで次の現場に行くから、そのついでに君をフューチャーファイターズの拠点に送り届けるよ」

 「マイカー……? 確か、アリアさんの運転って……」

 「ええ、日曜ドラマ『女刑事と讃美歌』を観たらわかるかもね……シートベルトをしっかり締めてね」


 ――「……っていう事があって……ジェットコースターに乗ってるみたいでひやひやしちゃった~……」

 「そ、それは大変だったわね……」


 アプルは胸を手に当てながら、少し震えていた……結構スリリングな体験をしたのかな……それにしても、アリアの運転は李徴といい勝負だな……。

 そう思っていたら、美菜がお菓子の箱を開けながら、お菓子を取り出して、アプルとラルド、私達に渡していた。


 「せっかくですし……こちらをどうぞ……」

 「ありがとう……うん、美味しい! リンゴ味のキャンディーだ!」


 リンゴの甘酸っぱさも感じながら、後からやってくる甘味を感じるキャンディーをみんなで食べた……。その後、駆はラルドの事を心配そうに見つめて――


 「そう言えば、ニュースの記事で見たよ? ラルド君が倒れるまでにテレビの収録をしたって……! 休む事も大事だよ! 何せオレも練習ばっかりして、休んでなかったから炎が消えなかったりしたんだ!」

 「駆さんもあなたと同じような経験をしていたから、心配していましたよ」


 すると、ベンチの方向から、ギターの音が掛け流れていた……。


 「あら? 何だかエレキギターの音が響いてくるわ?」

 「しかも、よく聞いたら……『Exciting Rock』?! アタシ、盛り上がる曲が大好きなの!」


 アプルは真っ先にベンチに向かって行った……すると、知り合いの戦士がギター演奏をしていた……。


 「えっ……?! ウルが弾いてたの?!」

 「ああ……高校時代に軽音部を補欠担当にな……」

 「逢神先輩……手先が器用だとはご存知でしたが……ギターまで弾けるとは初めて聞きました……」

 「しばらく弾いてねぇし、プロ並みには弾けねぇよ……例の小僧を慰めるのはこのくらいしか思いつかねぇからな……」


 ラルドは、エレキギターを弾いているウルに向かって、楽しさを表しながらウルにお願いをした……。


 「ううん、いい音だったよ! えっと……ギターの音に合わせて歌ってみていい? 歌ったらスッキリすると思うから……!」

 「ああ、構わねぇよ……イントロからでいいか?」

 「お願いしまーす!」


 ウルはベンチからそっと立ち上がり、ギターの絃を爪でかき鳴らした。すると、ハイテンポなロックに聴こえて、ラルドは、その音にノリノリになりながら、歌っていた……。


 「ふぅ~……歌ってみたら気持ちいい! 何だか身体が軽くなったような気がするな!」

 「ラルド君、結構ノリノリだったね!」

 「小僧……歌上手いな……食ってはいけるな」


 ラルドがロックを歌い上げると、中庭にやって来た観客全員が歓声が上がった。ラルドは歌い切った後の表情を見ると、何だか生き生きとした感じがしてきてるな……アプルのアイデアが上手くいってるかもね……。

 それを考えていたら……中庭の柵の方から、私達を呼びかけるような声が小さくも、ハッキリと聞こえてきた……。


 「あら? 空から何かが向かってきてるわ! 何だかぬいぐるみみたいな物が……ぬいぐるみを動かせるって言えば……コマ子かしら……?」

 「トキワタリさ~ん! みんな~!」


 空の方から、何だかうさぎのぬいぐるみのような物が二体、フワフワと浮いていた……セナの言う通りコマ子らしき姿と学らしき陰が見えてきた……。


 「あの、ニュースの記事はキャンパス中に広がっていて、サークル長もメンバーも大騒ぎしていたから、その勢いでフューチャーファイターズに行って助けを求めてって言われたから、ここにやってきたの。丁度、学さんも行くみたいだったから、『ふわふわえあうさちゃん ビッグサイズ』があってよかったわ♪」

 「……だからって垂直移動に使うっていうのはどうなんだ……? 」


 コマ子はぬいぐるみを「お疲れ様~」って声をかけながら、端末にしまった。学は到着した連絡を入れようと、副会長に連絡を入れる。そこで、ラルドと駆は、学の端末にジャケット画像が描かれている状態のメディアプレイヤーになっている事に気づいた……。


 「あっ! これって演歌の……」

 「今時、演歌だなんて珍しいね……オレ達の周りではアニソンや音声合成曲が主流なのに……」


 学が副会長への連絡を終えた後、私達にメディアプレイヤーアプリを開きながら端末を見せた……。


 「副会長がよく、学生自治会室に置いてあるコンポでよくかけていたから、役員全員が頭に残ってしまったらしいんだ……まぁ、会長はメタルをボリュームを大きくして流すから、それに比べてらマシだけどな……」

 「副会長さんの趣味って渋いわね……」

 「んじゃ、ちょっとボリュームを上げてみて! 演歌に挑戦してみる! アプルさんも!」

 「デュエットって事?! いいよっ!」


 アプルは、満面の笑みを浮かびながら、ラルドと演歌を一緒に歌った……スローながらもこぶしやビブラートを意識しながら、中庭に響かせた……。

 すると、コマ子はいつの間にか登場していた人形の観客と共に合いの手をして、目を輝かせながら、手を大きく振った。


 「きゃあ~! 二人の演歌は初めて聞いたわ~!!」

 「見事だ」


 アプルは、腹に手を軽く当てながら、一息をついていた……。


 「ふぅ~初めて挑戦してみたけど、力強く歌わないといけないのよね……」


 アプルがそう言った後、やたらと男性と女性の言い争いの声が、木の方から聞こえてきた……虎のハーフの男性が人間の女性にしがみつく様子が見えたのだ……。


 「しつけぇな! 俺はいかねぇつってんだろ! カラオケは美菜や駆とかを誘えばいいだろ!」

 「あら? 確か、ネリネの隣にいる戦士って……」

 「あの二人、ピリピリしてはないでしょうか? 大学なら、僕が必ず止めていましたが……」


 学やアプルは、止めたほうがいいかなって言っていたが、ウルはため息をつきながら、首を横に振りながら話していた……。


 「先輩の『三紀 大河』だ……ネリネやラルクと揉めることは日常茶飯事だ……ほっとけ……」

 「でも、さっきネリネさんはカラオケが何とかって言っていたような……? 困っていることがあるのかも……」


 アプルとラルドは、ネリネ達の方に向かって行って、満面の笑顔で挨拶をした。


 「初めまして~! ネリネさん! カラオケの相手を探しているなら、アタシが行ってもいいかな?」

 「ええ~?! あああああアプル?! 何でフューチャーファイターズにいるんだ!?」

 「まぁ、色々とね……プラス20の『Flight』、歌ってみるね!」


 アプルは、ネリネが好きなグループの楽曲をネリネ達に披露した……続けて、ラルドも歌とダンスをオリジナルのように披露した……。

 歌い終えた後、大河はアプル達を褒め称えながら、大きく拍手をしていて、ネリネはアプルの手を掴みながら頭を下げてきた……。


 「いい歌声だな! 二人共!」

 「ねぇ、アプル~……同じプラスワン(ファン名称)として、カラオケに出て~! 弓先輩にしょっちゅうマイク取られるの~! かーくんやウル先輩、ラルっちはアニソンや音声合成曲ばっかりだし、美菜は緊張しやすいから、誘えづれぇんだよ~!」

 「だったら、俺はいいっていうのか!!」

 「えっと……カラオケ行けるなら……いいよ! アンタ、プラスワンならとっておきのプラス20のいい情報を教えてあげるね! アタシ、知り合ったことあるの!」

 「よっしゃー! ありがとう!」


 ネリネは喜びを隠し切れないような感じで、両手を挙げていた……。

 それを横目にウルは何だか、浮かない顔をしている……。


 (プラス20と言えば……あのグループにいるあいつ……今どうしてんだろう……)

 「んじゃあ、さぁ~次は――」


 ネリネは端末を操作して、次の曲を流そうかとした所に、何やら大きく、不機嫌そうな声によって、楽し気な空気が一瞬でかき消されていった……。


 「こんな所にいたのか……!」

 「……!!」

 「あなた達……千夜の診察を受けている途中じゃなかったの?!」


 ラルドの両親は、中庭の入口を力一杯開いて入ってきた……! ラルドはアプルの後ろに手足を震えながら、両親から視界を外そうとしていた……。


 「アプルちゃん! 二度この子に関わらないでって言ったはずよね?! 何で連れ出して、歌なんか歌わせたりしたのよ!」

 「まったくだ! ラルド、昨日のアレで仕事は全部取り止めになっちまった! まぁいい、帰ったら演技の稽古だ……! 歌は一生歌うな!!」

 「おい、お前……少しは小僧の立場に立ったらどうなんだ!! こいつは歌っていた時が一番楽しくしていたんだぞ!!」


 ウルはラルドの父の前に向かって、足を強く踏み入ながら、ラルドの事を庇った……。


 「なんだよ、この犬は! 家庭環境に水を差してくるな!!」

 「ウル!!」


 ラルドの父はウルに拳を突こうとしていた……ラルドは大声で、涙目ながらも両親に向かってこう言い放った……!


 「パパもママもやめてよ! ボク……ずっと、我慢してきたけど……もう演技なんかしたくない!! ボクがタレントになるのは、パパとママの望みで、ボクの望みじゃないんだ! アプルさんだって、こう言われながらタレントになったんだ! 『例え自分の持ち場が地味でも活かせる場面が必ずある……だから、自分の特技や好きなことを大事にしてね……』って! だから……ボク……歌手になりたいんだ!」

 「ラルド君……」


 アプルはラルドに言っていた言葉を大切に覚えてくれて、少し微笑みながら、ラルドの勇気ある姿に感動をした……しかし、どう話しても両親の耳に入らず、ラルドの母は無理矢理ラルドの事を引っ張ろうとして――


 「……今は演技の方が大事なのよ……! ラルド……ワガママはダメよ! 来なさい!」

 「うわぁぁぁ!! 引っ張るなぁぁぁ!!」

 「こいつらから離れろ!」


 すると、突然として、背後から現れた戦士にラルドの両親に謎の液体を振りかけた……! ラルドの父はその戦士に激しく怒っていた……!


 「ゴホッゴホッ! 何を振りかけたんだ、この女!」

 「ラルドと私達の仲を引き裂こうとしたら訴えるわよ!」

 「……解毒剤」

 「はぁ?! 解毒剤!? あっ……うぐぐぐぐ……」


 ラルドの両親は、先ほどの怒りから一転、首を傾げながら、こう話していた……さっきの出来事を覚えていないみたいだ……。


 「……? あれ? 俺たちは何をしようとしてたんだ……?」

 「さぁ? あら……? ラルド……? どうして私達はフューチャーファイターズに?」

 「パパ! ママ! 大丈夫?!」

 「まったく……千夜さんが診察している最中に、抜け出すなんて……もしこれががんの患者だったら、命はなかったはずだよ……」

 「ラルド……この間はごめんなさい……これからは貴方の考えを尊重するわ……歌手になりたいって言ってたわよね……今度、歌の稽古を再開するわ……」

 「本当に……?! いつもの優しいパパとママに戻ったんだね……!」


 ラルドは母親をぎゅっと抱きしめながら、涙目になりながらも満面の笑顔になっていた……どうやら、アリアの推測通りに誰かに操られていたのかな……。

 ラルドの父は私達と理央に聞きたいことがあるようだ……。


 「あんた達に聞きたいことがあるんだ! ラルドが言うには、俺たちは毒親になってたって……」

 「これが原因だ……」


 理央は端末を操作した後、みんなに恐ろしい物の画像と資料を見せてきた……。


 「こ、これって……!! ウイルスに関する物?!」

 「『ガンボウノシキミ』というダークウェブでしか生えないウイルス因子で出来た危険な植物を摂取してたんだよ……こいつは料理のスパイスに使うと絶品になる代わりに、欲望と願望が極端に強くなるという特殊な毒素に侵される……あんた達は何らかの方法で摂取したって事になるね……」

 「『ダークウェブ』……!」


 ダークウェブしか生えてこない……? 確か、李徴曰く、あの世界はウイルスが作った世界で大量のウイルス因子が舞っている、一般人にとっては危険な禁足地だ……詳しいことはまだ聞かされていないけど、現在はTypeの力を持たない人の帰還者は一人も確認されていないと言われているらしい……。

 説明はここまでにして……理央の言葉を聞いたラルドは、何か思い出した事があるそうだ……。


 「ボク……心当たりがあるかも……数週間前の晩ご飯のおかずに煮物が出てきたんだけど……すっごい変な味で……すぐにやめたけど……」

 「子供は旨味よりも苦味を強く感じるから、ラルドは煮物に手を着けなかった。そのおかげで、体内に侵食されずに済んだんだ」

 「ああ、その日は丁度、八角が届いた頃だったから……妻に頼んで……それから……あっ……!」

 「差出人は?」

 「妻方の祖母から……田舎で農業をやっていて、野菜を送ってくる事があるんだ。だが、八角を送ってくれた事を話すと「送った覚えはないわ」って曖昧ながら言われたんだよ……最近あの人、認知症に成り得る状態だったから、すっかり忘れていたと思って……」


 ラルドの父は、頭を抱えながらも細かい情報を伝えた……。

 今の話によると、妻方の祖母が操ろうとは考えにくい……宅急便はセキュリティ対策が堅く、ウイルス物質や不審物などの物はすぐさまに検査されていると、セナは語っていた……恐らく、宅配業者は偽者で犯人はそいつか指示役だ……。

 セナはアプルに対して、何か異変がないか聞いてみていた……。


 「……! アプル……誰か身の回りに、具合が悪かったりいつもと様子が違うって人はいないかしら……?」

 「スタッフみんないつも通りだったよ……強いて言えば……最近カメラマンさんが太ったり瘦せたりしていたことと、監督の娘さんが反抗期に入ったことと、後……カンペさんが髪を染めたことぐらいしか……」

 「……なるほどね……イリルにセナ……アプル達を連れて帰る時、アタシも助太刀するよ……アンタのマネージャーにも言っておいたから……それに、テレビ局は笑が先に調べさせている……」


 理央はアプルとラルドに対して、護衛を付けるように理解させた……それを横目にネリネは状況を把握出来ていない様子で――


 「急展開過ぎるんだけどー!! 何が何だかどうなってんだよ~!!」

 「えっと……恐らく、大鈴さんのご両親が何者かによって操られてしまい、ラルドさんが現在、誰かに狙われており、犯人はまだテレビ局に居るってことです……」

 「お願いします……! 母として、うちの子に酷いことさせた、黒幕を許すわけにはいきません! 私達も連れて行ってください!」

 「両親はテレビ局に着いたら、ラルドから目を離さない事……それを忘れないように……」

 「早く行かないと……!」


 私達は、みんなにお礼を言いながらも、急いでメイキョウテレビへと向かって行った……!


 ――その一方で……イリル達を遠く見つめる影が――


 「……トキワタリのイリル……」



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