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3020ストーリー~『第二の地球』と戦士の記憶を辿りながら~  作者: ユニィウルフ
〈第一章〉共鳴する過去の灯

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次の記憶へ


 私とセナは中庭で、笑に手紙を渡した後、みんなに『世界を決めるのは誰なのか?』の答えをセナと共に語った……その後、それぞれ用事があると中庭を後にしていた……。

 すると、李徴から連絡が来て「通信室に来て欲しい」とメッセージが届いて、通信室にたどり着いたら、李徴の姿が大きなモニターの前に立っていた……。


 「李徴よ……聞こえるか……?」

 「ゆ、祐郎さん……?」


 李徴はモニターの方へと振り向き、それを続くかのように私達もモニターの方へと見た。モニターに生命機械人が写っていた……。


 「おっと、お前たちが例のシャドウ・コロナを倒した大戦士だな……初にお目にかかる……我が名は『南 祐郎』……レイト地方部隊の隊長を務める者だ」

 「初めまして……私はイリルでこちらはセナ……トキワタリだよ……」


 後に向かうレイト地方から、フューチャーファイターズのレイト部隊隊長、『(みなみ) 祐郎(ゆうろう)』が通信を繋げていた……彼は李徴よりも先輩の大戦士だそうだ……。


 「お前たちがレイト地方に地に足が着くとき、一つだけ忠告しないとならないことがある……」


 祐郎は、私達に注意を呼びかけるような感じで、話していた。モニターにはレイト地方に関する資料を載せて来た……。


 「何事があっても、『トキワタリ』という身分を隠さないとならない……。我は歓迎するが、十人十色の都のメイキョウとは違い、レイト地方はトキワタリという身分のみで白い目で睨む者が多数だ。過去にトキワタリがレイト地方で大きな過ちを起こしてしまい、それ以来、トキワタリが立入禁止となっておる……」

 「ええ?! それじゃあどうやって身分を証明すればいいの?!」

 「慌てないで」

 「凛星? 具合はもう大丈夫なの?」

 「ええ、歩けるほどにはね。表に出るには、まだ時間かかるのよ……本当はこんなことがなきゃ、私がレイト地方に行く予定だったはずだけど……」


 凛星は国立家の部屋から、通信室に繋げていた……少し、視線を下に向いた後に、ハッキリと私達の方を見つめていた……。

 

 「貴方達もレイト地方に記憶を探しに行くだろうと思ったから、連絡してみただけよ……レイト地方にいる間、貴方達の身分は『国立家推薦の戦士』と名乗っておくといいわ。私からもそのことは伝えたからね。行く日が決まったらその日に、我が家の推薦の列車を手配しておくわね」

 「わかった……ありがとう、凛星」

 「べ、別に……これは、フューチャーファイターズの借りを返したって事にして……! あと、李徴さんにもお詫びも……」


 凛星は褒められ慣れていないのか、視線を逸らして顔を赤くしていた……続けて、祐郎が私達にこう話す。


 「そして、レイト地方に忠告しないと事がもう一つあった……実はレイト地方に『アサガオ府』と『ヒマワリ府』があってな……二つの地域はまるで違う国の様になってることも頭に入れて置いてくれ……」

 「どのように違うのかしら?」

 「簡単に言うとな……『アサガオ府民』は上品で落ち着いており、『ヒマワリ府民』は明るく親切って所くらいか……我はどちらでもないがな」

 「なるほどね……かつての地球のある県民の特徴もそのまま引き継いでいるのね……」

 「詳細と月日は後ほど報告する……それまで、メイキョウ地方でやり残したことがないかやっておくように……またいつでも戻ることは出来るがな……」

 「私も、そろそろ次の仕事があるから、これにて失礼するわ、それじゃあまたね!」


 祐郎と凛星はそれぞれのタイミングで、通信室への通信を切った……。その後、李徴に私達は部屋に戻ると言って、通信室を去った……。


 (……)


 【速報】小説家のららニュートラル容疑者、AIアシストロボット誘拐未遂で逮捕


 (人々を惑わせて、力を授けると言いながら他人の人生を壊して……エイズめ……奴も復活していたのか……)


 ――その一方で……レイト地方のどこかにて……一人の青年が座り込みながら祐郎と話していた……。


 「ん? 祐郎の爺さん? どないしたん?」


 祐郎はイリル達の事について、トキワタリを明かさずに気をつけながら話していた……。それを聞いた青年は、勢いをつけるように立ち上がった。


 「うん……あー例の戦士かいな、結局俺たちに加勢することになったん? ああ……今どないしてるかやって? 今、レイトテレビのニュースで、古代のタイムマシンがどうのこうの報道の連中がてんやわんやで騒いでるんや……リトもみかんもそこに見に行ってるらしいんやけどのう……知らんけど……ん? なんや? 俺はそんなにタイムマシンには……ええ? 今すぐそのタイムマシンを調べろやって?!」


 青年は目を丸くしながら、祐郎の命令通りにタイムマシンへと向かって行った……。

 イリルとセナは、レイト地方でどんな記憶が蘇ってくるだろうか……それは『第二の地球』の全人物の誰もかも知らない……。



 【ミライ図鑑】

 メイキョウ地方に平和が戻って良かった~! よ~っし! 気分転換にお菓子工場の仕分け作業に行くとするか~……んなわけで、2025年の最後の紹介を――


 くらえ!!


 【地方紹介:メイキョウ地方】

 アタシの故郷! 十人十色の都って呼ばれている『第二の地球』上で最も人口が多い地方だ!

 メイキョウ地方は最も技術や流行の進行が発達している地方だから、若者が過ごしやすい! ゲーセンや電気屋やホビーショップがダントツ!

 そんな中で八二三ちゃんオススメ! メイキョウスポットベスト3選を紹介してやるぜ!


 【第三位】フューチャーファイターズの拠点食堂「戦士食堂」

 戦士用の食堂だが、一般人でも入れるぜ! ランチが安くてうまい! 中でも人気メニューは『山盛り唐揚げ定食』が、定期券が売り切れる程の人気だ! 唐揚げ15個かつご飯大盛り無料で780ミュル! お得だろ~? 食べきれない時は普通の『唐揚げ定食』があるぜ! こっちは500ミュル!


 【第二位】メイキョウ・ギガサイト

 ここはメイキョウ地方で有名なイベント会場だな! 代表的なイベントはやっぱり同人誌即売会の王様! 『コミック・ティンクルスター・マーケット』! 通称『コルケ』! 毎年の夏と冬にやっている一大イベントで、同人誌のみならず色んなものやコスプレをしている奴もいるぜ! ちなみにアタシは宣伝担当で!


 【第一位】メイキョウタワー

 コロナとの戦いでも登場した、シンボルタワーだ! 高く登ると展望台やレストランがある、デート向けなスポットがいっぱいあるぜ! 商店街にはキャラクターグッズや伝統的な物も売ってるから、楽しい買い物になること間違いなし! 夜はイルミネーションが綺麗だ! 昼と夜、違う顔を魅せる面白れぇタワーだぜ!


 オメーらも『第二の地球』に旅行に行く時にはロケットを用意しとけよな! それじゃあ、良いお年を~!

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