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第1章「主人公、自分に妥協する」

 私が妥協を知ったのは中学生の頃である。当時の私は新しい生活に慣れるため忙しい日々を過ごしていた。当時から能力の低かった私は完璧にこなしたいという思いと全く完璧にできない現実とのギャップに大きな無力感を感じていた。ある日、いつものようにできない自分を責めていた私の前に突然、妥協の神が舞い降り神託を告げた。神曰く、「妥協とは悪いことではなく自分を守る方法である」だそうだ。つまり妥協とは悪いことではないのだ。そう思い直した私は、周りから無能のレッテルを貼られ、叱責を受けようと妥協し続けた。神のお告げなのだから仕方ない。できずとも仕方ない。なぜなら神がそう言ったのだから…そうして私は自分を守り切った。そう…私はやり切ったのだ…

「妥協することに妥協をしない」

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