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つぎはぎだらけの君と私  作者: しずれ
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つぎはぎだらけの出会い

最初は普通の友達だった。

中学1年生の時にゆなと同じクラスになり、かれんという友達を通して仲良くなっていった。

仲良くと言っても、その頃はまだ友達と呼べるような関係ではなくただかれんが3人で遊びたいと言うから仕方なく一緒にいただけだった。

その時の関係でいられたらお互いに傷つくこともなかったかもしれない。

でも私はその関係を壊してしまった。

きっかけは些細なことだった。

夏休み前でテンションが上がっていた私は、休み時間にゆなに話しかけに行った。仲を深めたいと思った。だから私は夏祭りで仲を深めるために夏祭りに誘おうと階段を上っていたゆなの肩を軽く叩いて話しかけた。だが、そのタイミングが悪かったのかゆなはバランスを崩し階段に足をぶつけてしまった。

それを見た私はすぐに謝った。ごめんと言って大丈夫?と聞いた。

でもゆなは何も言わず、私のことを怯えたような表情で見ながら教室に行ってしまった。

すぐにまた改めて謝ろうとしたが、その時はすぐに授業開始のチャイムが鳴ってしまったため謝ることが出来なかった。

ならば次の休み時間に謝ろうと思ったが、ゆなが私を避けているのか話しかけることが出来なかった。

その日から私はゆなに避けられ続け、まともに話せないまま夏休みに入ってしまった。

(夏祭り、一緒に行きたかったな・・・)

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