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妻と私はくだらない!  作者: テイる
5/6

初デートと弱点

---観覧車---


初デート当日、私はウキウキ気分で片道2時間かけて車を使い、彼女の家に向かう。

当時は付き合ったばかりなので、まだ家の場所を教えて貰えてなかったため、近所のイ⚫ンで待ち合わせをしていた。


当日は、事前に何回かメールを送ってはいたが、返事はなく...正直不安しかなかったのだが、あと30分でイ⚫ンに着くと言うタイミングで、私のケータイが鳴った...



『おはようございます(つ_-*)。οΟ』



そう、彼女は寝坊していた。今から準備するから、もう1時間待ってと言われイ⚫ンの駐車場にて時間を過ごすことに...その間に某フライドチキン屋と玩具コーナーにオ◯メダル買いに行ってたことは秘密にしておきました。



「おまたせ〜、遅くなってごめん♪」



しばらく車の中で待っていると、支度をした彼女が車の扉を開けて現れた。




「ツっ...ツインテール!?」




彼女は、以前話をしている時にツインテールが好きと私が話をしているのを覚えていたらしく。腰辺りまで伸びていた髪をツインテールにして現れた。




「可愛いじゃん(笑)」



私はそれしか言えませんでした。

そして、そこから1時間ほどかけてデート予定のショッピングモールに到着した。

平日のせいか、来客がほとんどおらずほぼゴーストタウン化してたのは記憶にありました。

そんな中に、彼女はガラス工芸商品を見たりレトロ商品を見たりと…充実をしているようで何よりだと思ったのを覚えいます。

 そんななか私が取った行動は…



「あの工具セット欲しい♪」「この加湿器オシャレ♪」「お昼はうどんを食べたい!」



 そんな過去を恥ずかしいと思ってしまっている私がいました。

彼女は、そんな私を見ながら面白いと言いながら、笑ってくれていました。

そして、そのショッピングモールにて事件は起きたのです…



「あの観覧車に乗りたい!!」


「いいねぇ、乗ろうよ~♪」



 観覧車のチケットを買い、順番を待ちながら待っている時に私は忘れてはいけないことを忘れていたことに気づいた…

そう、私は高所恐怖症だということを……



「そういえば、俺…高い苦手だった…」


「えっ!?でも、そんなに高い場所じゃないから大丈夫だよ♪」



 そして、順番になり…私は高さ50mの観覧車に乗った……










「高いところ怖い~~~~~~!!ちょ、絶対手を離さないでよ!?マジヤバイ…目を瞑らないとダメ…マジでダメ~~~~~~!!」








 私は叫んだ…喉が枯れる程度には叫んだ…彼女の腕をぎゅっと掴んで……

そして、下に降りる頃には意気消沈していた。


 妻との初めてのデートで私は…とんでもなく恥ずかしい叫び声をあげ、最悪のデートとなってしまった。





 また、数年後に葛西臨海公園の観覧車に乗って死にかけるのですが……それはまだ先のお話……









---続く---





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