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その心の行方は  作者: ふぅんた
1/1

ep.1 いつまで続くんだよ、、、

ども、ふぅんたです。

初めて書きます お手柔らかに。

頑張ってラブコメ風純愛系小説書きたいです。

それでは

んんんんっ、 どっっっぞ!!

(はたして自分はカッコいいのか


この問いは思春期の男子なら誰もが抱えるものだ。誰かに聞こうにも「え、かっこいいと思ってたの?」なんて言われてしまえば、だいぶ落ち込む。

いろいろ多感な思春期は周りの目を気にし過ぎてしまう。特に自分の好きな人となれば、尚更だ。

全男子が一度は悩むであろうこの問いは自分一人では解決するのが、難しい。

しかし、俺は断言出来る。 自分はかっこいいと。


勘違いしないで欲しいが、俺はナルシストではない。

第三者から聞いて判断したまでだ。ん? 誰かに聞いたのかって? そんなことはありえない。

なぜに俺が「俺ってかっこいい?」などと他人に聞かなければいけないのか、全くもって理解出来ない。

自分がかっこいいと気づいたのは、小学3年の時だ。見知らぬ女性が、ハァハァ、言って近付いて来たことがある。

その時、女性は俺に一言、

「ハァハァ、ぼくぅー♥、お姉さんと、ハァ、いいことしない? 君かわいいから、いろいろしてあげるよ♥。」

と、言って来たのだ。

そして俺は微妙に誘拐されながら「あぁ、俺ってかわいいのか」と思ったのだ。

それからというもの、自分の容姿を磨くため努力をしてきた。性格も直した。 自分に死角を作らないために最善を尽くして来たのだ。つまりかわいいからイケメンにランクアップしようとしたのだ。

結果は中学時代の順風満帆の学校生活から見て成功だったのだろう。俺がいるところでは黄色い声が上がり、告白された回数は数え切れない。 いや、、、正直に言うと回数は数えていた。 109回というギネスに載るんじゃないかと思う記録を出したのだ。

つまり、俺はイケメンだということだ。

そんな自他ともに認めるイケメンであり、天才と自負している俺こと 安藤 結(あんどう ゆい)はこれから始まる高校生活を最高のものにするため この問いはにこう答えるとしよう。

「俺は、かっこいい」と。)





————————————————————————————————————————————————





とまぁ、そんな感じで心の中で一人悶々と語っていた訳だが別に病気だとかコミ障だとか、そういう訳では無い。単なる暇つぶしだ。いや、暇つぶしが心の中の一人言っていうと確かに危ないやつなのだが、こんなことをするしかないほど、現状はとても窮屈なのだ。


入学式。


俺が参加しているこの式はとてもじゃないが有難みも嬉しさも浮かんでこない。

ついでに言うと、この式での新入生代表である入試首席者は俺ではない。気に食わない。俺より上がいるのが何よりも許せない。俺がこんな式に参加しているのはその新入生代表を見るためでもある。そいつを俺の三年間のターゲットとし、堕としていく予定だ。

くくくっ この三年間は充実しそうだ。と期待に胸を膨らませ、今か今かと待っていたわけだか、余りにも長すぎて退屈していたのだ。


、、、いや ほんとにいつだ?


そもそもおかしいのだ。なぜ 校長の話の後に代表挨拶があるのか疑問だ。校歌も四番まであり、十五分程前まで歌っていた二、三年生の声は耳障りでしかなかった。


その後の校長の話も長い。「さっきから勉学と部活の両立を」などとほざいているが、そもそもなぜ両立させなければならない。この高校は全国屈指の学力を誇ることで有名だ。その反面、部活はソフトボールという中々にマイナーとも言えなくも無い微妙なスポーツで全国三位という成績を残している。それ以外は控えめに言ってカスだ。 いや本当に。ソフトボール以外は部活やる意味ないんじゃないか? 無駄に時間を使うだけじゃないか。意味がわからない。

というか、まだか、まだ終わらないのか校長。


、、終わっちゃうよ?この話。いいの?


「この高校で知識を得て、素晴らしい人間になって欲しい。以上を挨拶とします。 入学おめでとう。」

———起立 、、、、、、、


あぁ終わった。 しかし長かった。

さて、これでいよいよ俺のターゲットのご登場だ。

———新入生代表 真嶋 陽菜(まじま ひな)、、、はいっ!


どんなやつなんだろうか。( まぁ、十中八九メガネのブスでデブで、可哀想なやつなんだろう)と期待していた。

そんな俺の期待を易々と裏切り、壇上に上がったのはどこの世界のお姫様だ、と思うほど綺麗な人だった。



その髪は黒く所々茶色っぽく見え、艶々と輝いている

肌は白く、外国人とのMIXか? (MIXはハーフのこと )と思うほどだ。 あとは、、、うん、めんどくさい。 つまり美人である。

まぁ確かに美人ではあるが、俺の方がかっこいい。

しかし、現時点で勉強に関して負けているのは明白だ。 許せん。 きっちり灸を据えなければならない。

———このような盛大な式を開いていただき、、、


おぉ、可愛い声しているな。是非ともあの声で、「貴方に負けました」と言わせたい。

いや、どうせなら容姿の面でも完全に勝ちたいので

彼奴に告らせて、振る。さらに勉強でも学年一位を貰う、そして人気も俺の方が多く、みたいに 全てにおいて勝ってから言わせたい。



そうと決まれば、まずは彼奴に接触して好意を持たせなければならない。中々に手強そうだな。いろいろ考えなければ。 まぁ、負ける要素は皆無だが。

これからの高校生活が楽しみだよ。

くくくっ さーて どうしよっかなー?



うーむ、2000字でも書くのが難しい、


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