表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/35

謎による精神攻撃の日2

[レベルが上がりました。]

[進化が可能です。進化しますか?]


体感的には2日程かかったが今さっき15匹目を倒しようやくレベルが上がった。


(よし、これで進化出来る。

でも次もまた?が増えるだけだったらどうしよう…なんか怖くなってきた。。

まぁやるしかないんだけども…。

まぁいい!

進化する前に今のステータスの確認しとくか!)


名前: 空欄

種族: 微生物??

レベル: 1/1

HP : 1/1

MP : 0/0

SP : 7

[筋力] 0

[魔力] 0

[敏捷] 0

[ ? ] 7


[スキル]

なし

[?スキル]

<謎の人格>

[称号]

異世界から来た謎生物


(ふむ…相変わらず[ ? ]が上がる条件が謎だ。

微生物倒しても増えたり増えなかったり。

よく分からん!

さて…進化するか!

次こそはちゃんとした生物になれますように!!)


[進化しますか?]


俺はお願いしますと念じた。

その瞬間俺の体は発光し始めたが、前回の進化時よりも明らかに発光が強かった。


(おぉ!

これはもしかして期待出来るんじゃね?

魚でも虫でも何でもいいから微生物はもう勘弁してほしい!)


そして俺は祈りながら襲ってきた睡魔に身を委ねた。






(ふわぁぁ〜あ、よく寝た。

さてどうなったかな?)


俺は辺りを見回す。

その瞬間俺は頭の中が真っ白になった!

悲しみや怒りなどの負の感情ではなく喜びによってだ。

俺は歓喜した!

辺り一面には木…森が広がっていたからだ。


(でかい木だな。

いや、俺が小さいだけか?

とにかくちゃんとした生物になれて本当に良かった!)


喜びに浸っていると頭の中に無機質で無感情の声が響いた。


(おめでとうございます!)


(ありがと!

いやー<謎の人格>のせいで溜まってたストレスが一気に吹っ飛んだよ!)


(それは残念です。)


<謎の人格>はこの時だけは本当に悲しそうに呟いた。


(なに!?

お前ってちゃんと感情持ってたの?)


俺は怒りなどなく驚きしかなかった。


(それは謎です。)


(あっそ。)


驚きの感情は一気に萎え自分の体を確認しようと視線を自分の体に向けた。

だがここで又もや頭が真っ白になった。

喜びなどではなく先ほど萎えたはずの感情が数倍になって襲ってきたからだ!


(な、な、何故にこんな姿に?!)


謎の生物は地球で言うところのハリネズミのようなものに進化していた。



次回は別視点です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
バナー画像
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ