謎が始まった日1
2話目です。
不定期連載になると思いますが出来るだけ早く投稿出来るように頑張ります!
(よっシャァァアーー!!!)
俺は歓喜した!
夢に見た異世界転生!!
俺は常々思っていた。
漫画や小説のような世界に生きたかったと。
もちろん漫画や小説のように何もかもが上手くいくとは思っていない。
それでも刺激や変化する日常を送りたかった。
(いやーこれから面白くなりそうだ!
とにかく現状を把握しよう。
これはステータスだよな?)
俺はステータスと念じてみた。
名前: 空欄
種族: 微生物?
レベル: 0/1
HP : 1/1
MP : 0/0
SP : 0
[筋力] 0
[魔力] 0
[敏捷] 0
[ ? ] 10
[スキル]
なし
[称号]
異世界から来た謎生物
(うん。おかしいよね?
名前が空欄なのはいい、種族が微生物なのもまだ許せる…か?
ま、まぁいい!
それよりもなぜ微生物の後に?が付くんだ?
意味がわからない!)
まぁ考えてもしょうがないか…
なんで異世界転生したかもわからんからな!
それよりも…
(この[敏捷]のしたの[ ? ]は一体なんだ?
これだけ10って高くないか?
これは称号のせいだろうか?)
わからないことだらけだ。
これ詳細は出ないのだろうか?
念じてみたがそんなものは出ない。
(とにかくこの世界にはステータスやスキルなどがあるのはわかった。
これで一先ずは満足しておこう!)
次はどうしようか?
やっぱりレベル上げかな?
そんな事を考えていた時だった。
(透明のナニカが近寄って来た!
まぁ微生物なんだろうけども…
ふふふ、これは俺の糧になってもらうしかないな!
でも手?しか動かないのに倒せるのか?
まぁやってみなきゃわからんよな!)
そして触れ合える距離になった瞬間俺は手?を振り下ろした!
(弱いな!さすが微生物。
微生物?の俺には勝てんだろう!)
などと馬鹿なことを思って俺は気分上々だった。
その後時間をかけて漂いながら全部で10匹倒した時頭の中に情報が流れ込んで来た。
[レベルが上がりました。]
[進化が可能です。進化しますか?]
俺は歓喜した!