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放浪系騎士の様なナニカの冒険記的なサムシング  作者: 名状し難い魔王
束の間の安息のようでいてそれでいて休めない俺氏
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幕間:暗躍(笑)

幕間には今後あとがきをつけてふざけていくことにします。読むとネタバレと設定の説明が同時にされるのですが、まあネタバレと言っても、伏線みたいなものなのでキニシナイデください。


時はそれほど遡らずモードレッドに騎士がヒミツのことを報告したあたりまで遡る事となる。


「そういえば、ちちうえもかれのことをおいかけていましたね。」


「そうですね、一応お手紙でも送りますか?」


そう、実は侍従長とモードレッドはアーサーと繋がりがあったのだ!


・・・まあ、アーサー王を父上と慕うモードレッド的には幾ら自分を担ぎ上げた貴族が反対しようと一時的な処置として辺境に移ってもらって居るだけ、という体にして将来的には自分と一緒に政権を握ってもらおうと画策しており、既に彼女を大臣としておいて居る上に実務にも付いてもらって居る。


軽く手紙をしたためそれを使い魔であるカラスの足に括り付けると


「ていや!」


ぶん投げた。言っておくが彼女は聖剣に見込まれ聖なる属性を身に宿しては居るが、もともとアーサー王を打倒するために作られたうえに邪神様テイストに味付けされている為、おおよそ常人の身体能力を超えており、カラスはロケット砲のように空を亜音速で飛んで言った。


「ふぅ…」


また、その根幹は未だ混沌と偏愛に歪む不安定さがあり幼い見た目の時と大人の見た目の時ではの二重人格に近い性格の変革を見せる。今の彼女の頭の中には自身の父との決闘に勝利しそのうえその身を守護した人物への興味と、妬みが一心に合わさっていた。


「むぅ…じじゅうちょう。」


「主人様…」


妬みというのは人の視界を狭める。モードレッドは自身の最も忠実にして最高の従者である侍従長に感情を預け、返事を待つのであった。



アーサーは今日も今日とて執務に勤しんでいた。そして自身のつけた監視であるマーリンの報告書にドギマギしたり、その適当さに歯がゆい思いをしたりしていた。すると彼女の元に自身の体液から複製されたというかなりアレな感じの出自を持つ娘…と言っていいのだろうか、迷った結果もう王様では無くなったというのも手伝って娘という事にしたモードレッドから送られてきたカラスが窓に突き刺さっているのを発見した。


「あらら…またこんなに成って…可哀想に…」


「カ…カァ…」ガクッ


そこには全身が真っ白に脱色してしまったカラスが居り、毎度のことではあるが少し慌ててそれを丁寧に抜く。しかしその努力もむなしく使い魔であるカラスは砕け散り、核である魔石と手紙だけが残った。


執務モードがすっかり抜けて唯のアーサーとして娘の手紙を読み始める彼女だったが最初の文でもう紅茶が口から出てしまった。


『拝啓、そろそろ行き遅れという言葉が似合い初めて数百年のお母様。』


「う、うるさい!」


「いかがなさいました!?」


少し顔を赤くしてメイドを下がらせ、そろそろ親としての威厳を直接見せるべきか悩みながら続きを読む。


『実は最近、湖の精霊様を拾ったのですが、それは本体を捨てて命辛々逃げてきた分霊で、本体は何の意図があるのか全くの不明ですが現れた這い寄る混沌ニャルラトホテップをベースとした旧主複合体によって吸収されて居りそれなりにピンチなようです。』


「なんでや!」


「主人殿!?」


もはや意味不明である。冒頭からイベントが満載すぎて付いていけないとはこのことである。というか旧主複合体とは何なのであろうか、魔法使いではないアーサーは息を落ち着けながら次の行を見る。


『あ、そろそろ出かけるので今度はちゃんと月光の騎士様とお話ししてからお手紙を出します。御機嫌よう。

ps、恐らく騎士ヒミツは邪神を退治するために来ていますがマーリンとオマケの勇者がいるだけだと死ぬかもしれませんよ?』


「・・・」


続きは無いのかとツッコミを入れたいところだったが問題はそこでは無い。


「彼が・・・死ぬかも?」


さて、ここで数百年処女を貫き、もう神に片足突っ込んでいる系色々拗らせている喪女はぶっ飛んだ思考をしてしまうのである。


「た、助けたら結婚・・・とか・・・うががががががあああああああ!!」


「「王が!王がご乱心に!」」


少なからず好意を持って居る相手が窮地に陥るという知らせがその相手を救うチャンスとなり、そこから最近読みすぎて居る少女漫画や恋愛小説のシナリオとシンクロ融合することで『なんか取り敢えず助けたら恋仲になれるのでは?』と繋がり、そこから『つ、付き合ったら勿論ケコーンす…る…?』と組み合わさり、遠い昔に一度政略結婚して大失敗に終わったトラウマとヒミツに守ってもらったトキメキが同時に呼び起こされ彼女の頭の中はまさに混沌、静まるのに1日かかりその後急速に執務を終わらせ一人キャメロットを脱走、大きく変わった容姿を武器に全くに別人として王都に転移陣で向かい王都入り口付近でお目当てである彼と、で会うのであった。



しかし、彼女には大きな失策があった。それは、『別にヒミツは一人でも大丈夫だ。』ということと、主武装であるロンの槍を執務室に置いて来てしまった事だろう。


「はーい!将来の夢は21代目から39代目をぶん殴った後その知識を得て完璧なマーリンとなる事!マーリンちゃんだよー!今日はぁ、みんな疑問に答えてあげることにするんだ!」


唐突に始まった新コーナー、実際は作者が今迄の流れとか、魔法とか、神様とか設定とかを振り返り、整理するための場である。今回もホワイトボードとペンとカニカマを召喚した白衣のマーリン、だが!今回はその少女然とした見た目を最大に生かしたホットパンツとヘソチラな素敵ワンピースである。感謝しろ!瑞々しくも艶めかしい太ももと時折見えるおへそ、そしてゴミを見るような目に興奮するといい!


「・・・さぁ!行こうか。」


今回の議題はクトゥルフ神話とこの小説内での属性の変更である。


「はーい、まず、この世界にクトゥルフ神話はあるけれどそれは正確には神話じゃ無いんだ!残念だけど!でも彼らは存在して居る。それはクトゥルフ神話という型に歪みを受けたり発狂したりした人たちのイメージが侵食してその形や性質を刻一刻と変えてしまって居るからなのだ!」


まあ、ご都合主義的なアレだが、これも一種のオリジナリティとして飲み込んでくださいやがれ。


「まず今回のメイン『這いよる混沌ニャルラトホテップ』、かの邪神の属性は土・・・の筈なんだけれど、他の神性にメッセンジャーとして利用されるイメージが属性を侵食してうつろいやすく何処にでもあり、欠かせないもの、つまり『大気』や『井戸の水』とかに置換されちゃったんだね!」


勿論土が本業であることは確かなのでその属性は持ってはいる。がこの世界に置いてかの邪神の属性は基本的に水と風、となる。これによって他の神性にも影響が有るかと言われると・・・ネタバレになるがはいと答える他ないだろう。だって俺の小説だし。


「あははーメタっぽくなって来たね!まあ歪みの与える高次元からのイメージやらなんやらに混じって向こうやらコッチやら色々聞こえてくるし見えるからごく稀に空中に向かってメタ発言したりするのは仕方ないよね!」


・・・君がやったらダメな希ガス・・・まあいい、今回はここで閉幕とさせていただく!


「じゃあねー!」

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