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放浪系騎士の様なナニカの冒険記的なサムシング  作者: 名状し難い魔王
少なくとも蛇足ではないがあまりにグダグダな俺氏
20/349

休養がいる俺氏

主人公鬼畜注意



あとみんなの思い描くキャラが粉砕される可能性微レ存

全力では聖剣を振るったのはいつぶりだろうか……ドラゴン退治前くらいかな?ま、


「『月光の加護に感謝を今一度眠れ。』五重封印術式発動、納刀・・・・・魔力欠乏、加護の一時的な弱体化、刀身の消失・・・ちと使い過ぎたか」


立ってられないので倒れまーす。


刀身が全て消え失せ、体には全身に走った青白い線が能力制限の陣を組み上げている。剣を支えにすることもできないので、ゆっくりと地面に倒れようとするヒミツをマーリンが魔法で掴み部屋に転送させる。


意識が消えかけたヒミツが最後に見たものといえば、亀甲縛りされ近くの木に吊るされていく裸の勇者の姿だった。




「失礼します。」


ドアがノックされた音で目がさめる。どうやらマーリンが部屋に転送してくれた様だ。


ドアが軋む音と共に特徴的な猫耳が見える。背丈からしてリーゼちゃんだろう、ふと見ると頭に濡れた布が載っている。後、腹のあたりに重いものが載っていると思ったらマーリンが載ってた。てか何故俺の上に?まあ別にいいんだけどさ?というかそれよりも俺が寝る前に最後に見たものが酷過ぎる件について聞きたいんだが?


「ふぇあ!?お、起きたんですね!良かったです!」


リーゼちゃんが起き上がる俺を見て驚く。まあ普通だったら魔力欠乏したりすれば死ぬこともあるし驚かれるのは普通といえば普通なんだが・・・


「ああ、おはよう。色々世話になってしまったな、まあ唯の反動だけだったし、魔力が無くなってもちと眠くなって3日ぐらい寝るだけだから。」


「ええ〜本当にござるか〜?」


その訝しみ方はひどくイラつくがリーゼちゃんがやると普通に見える不思議、というか前から思っていたが何故かこの世界は多量のネタによって汚染されてるんだろ?転生者が広めたのか?

まあこれもどうでもいいか、それよりも俺が何故魔力欠乏で死なないかだな、俺は転生してこの世界にきたのはいいがこれといって特典のようなものが無い、と言うのも剣は自力で学んだし、魔法も色々アドバンテージはあったがほぼ独学だ。

強いていえば身体能力が異常なのだがこれも実は理由がある。しかしこの魔力欠乏によって死なないと言うことだけは理由も根拠も無い俺の持つ特性なのだ。と言うかなんで異世界来たのにチート無いんだよ、いや無くてもいいとは思ってたけどひどく無いですかね?こちとら貧弱な平和ボケ日本人ですよ!?


「凄いですね・・・魔力欠乏していたのになんの後遺症も無いなんて」


今まで扉の方しか向いていなかったがどうやら窓側にも人がいたようだ。この声は…


「微少女か。」


「あの、そろそろ怒りますよ?」


巫女服では無くこの世界での一般的な衣服、それの中でも上等な物を着ているがやはり美少女では無く微少女である。認識阻害を解いたら美少女かもしれないが恐らくそれは彼女に力を貸してくれている方々の望むところでは無いのだろう。


と言うかなんで此処に?


「いったじゃ無いですか、陰陽術を教えるって、まあ唯の陰陽術では無いですが。」


「ああ、それか、てっきりすっぽかして帰るのかと思ってたけど・・・やっぱ日本人って感じだね?」


「ええ、まあ他のクラスメイトも正義君を除けば全員此処に残ってますし、あの国から逃げ出すいい口実になったとは思います。」


そういって黒い笑みを浮かべ怪しく笑う微少女。


「そうだろうね〜、私やヒミツ君みたいな魔法使いがいなかったら隷従魔法が発動してたもんねー」


何か腹の上でモゾモゾと動居ていると思ったらマーリンが起きていた。

マーリンの言葉を聞くと少々微少女の顔が引きつったが、それはそうだろう、少なくとも俺だったらなんの対策も無く勇者異世界人を送り込んだりしない。


ベッドの上でさらに言うなら俺の上に丸まっているマーリンは手や顔にインクが大量についている、さらによく見ると床もテーブルも全てが紙に侵食されていた。

ベッドの上にあった一枚を見るとどうやら俺の体を侵食する青白い線の描く陣について研究していたらしい、しかし流石神のものと言うべきかマーリンも全容がわかったわけでは無いようで俺の最終手段についてはわかっていないようだ。

そしてふと書類の日付を見る。


「今回は4日くらいか。」


「いやいや4日も、だよ?その日のうちに魔力は全回復していたし、短剣の刀身も復活してたし、君が起き上がらないのが逆に怖かったよ。」


「そうですね、傷も何も無いのに意識だけが戻りませんでしたから、心配しました。」


「そうですね、とても心配でしたよ!」


少しばかり固まった体を伸ばすとバキバキと酷い音がする。しかし筋力や魔力量は減るどころか増えている。・・・あれ?


「なんで服脱がされてんの?」


「「「・・・ナンデモナイヨー」」」


女性陣が何故か凄く胡散臭い、とりあえず手頃なマーリンを拘束魔法で搦めとる。


「ムギャ!?」


「一体何をした?答えによっては・・・」


「いう!言うから!言うからその顔やめて!コワイ!」


魔力操作も衰えていない、繊細な操作による魔法発動は何時も通り静かで素早い、簀巻き風に魔力で出来た鎖で絡め取られ吊るされるマーリンも苦しそうな表情はない、


「で?」


「わ、私は魔法使いとしてやっぱりその紋様に興味が捨てきれなくて・・・」


まあ、それはなんと無く知ってた。が、


「おっとどこに行こうと言うのかね?」


「ばれた!むぎゃ!」


「回り込まれてしまった!ミャウ!?」


拘束魔法の多重発動、しかも別々の方向へ逃げる対象に向かって、それだけでも高等な技術だが威力と拘束力、発動速度どれも通常と遜色ない、哀れ、マーリンと同じように絡め取られた微少女とリーゼも簀巻き風にされて吊るされる。


「じゃあ、まずリーゼちゃんからかな?別に外傷もないし、汚れてすらいなかったと思うんだけど?」


「こ、好奇心に負けまして・・・その、あと、出来れば籠絡してこいと言われているのを思い出しちょっと味見・・・もといその、しぇ、せいてきな意味で食べようかと・・・」


年齢は間違いなく幼女で性教育にはまだ早いと思うのだが実は獣人族は全種族の中でも屈指の早熟な種族である。それこそいいと思ったら幼女が大の大人を食っちまうくらいには早熟だ。もちろん肉体的に成熟するのも早いといえば早いがそれは常識的な速さである。


と言うか何故幼女に籠絡を依頼するんだよ、もっとボンキュボンなお姉さんとか居ないのかよ!?


「で、微少女は?」


「・・・・でう。」


「あ゛?」


「今後の・・・その、創作活動の資料としてですね・・・」


「うん、全員お仕置き☆」


微少女・・・お前・・・夏冬のコミケにいそうな感じの種族だったのか、と言うかお前の使う業的にそれはアリなのか?


まあいいや、とりあえず、


「着替えるからお前ら全員外ね?」


そういって正座のような姿勢になるよう鎖を操作し、足の上に重りをつけて部屋の外に放り出す。心なしかホッとしているようだが俺の怒りが現在有頂天なのでもちろん色々仕掛けさせてもらってる。


ぎゃー、ミャー、おぐお!?


三者三様の悲鳴なのかなんなのかわからない物を聴きながらいつものパーカーと籠手と具足、剣を装備していった。

後付け、と言う名のオチ


さて、なにをしたのかと言うと魔力感知型の簡単なトラップ、くすぐりである。

俺が修行、もとい魔力の無駄をなくすための訓練をしていた時はもっと過激な爆発とかだったんだが…ま、唯のお仕置きだし、ぶっちゃけ一日二日でどうにかなるものではないのでちょっとでも魔力の漏れが少なくなるように意識できるようになれば御の字である。

だが・・・


「アヒヒフッッフッヒッヒw」


マーリンは呼吸困難気味だし


「くっ擽り責め・・・あ、有りかもっwww」


微少女は常に周りに魔力に似た加護のような認識阻害を纏わされているので常時反応している上になんかに目覚めそうだし


「あっそ、そこは!らめぇぇぇぇ!!」


ケモミミメイドなリーゼは魔力量が少ないから大丈夫かと思っていたら制御がガバガバで、しかも運悪くランダムである筈のくすぐられる箇所がケモミミに集中していたためかなんか・・・こう・・・エロい。


ま、唯の嫌がらせが終わったところで魔法を全解除、特に意味もなく俺の服を剥がすとか・・・と言うか意味なく人の服を剥ぐなんてどうかしてるぞ?

ちょっとした違和感は早めに潰すべきである。未だにアヘアヘしているみなさんを解析・・・マーリン以外はちょっとした精神汚染状態だったようだ。


「『壊呪(カースデストラクト)』っと、・・・そういや正座させた意味ほとんどなかったな。」


バリンと少し強引にしかし完璧に呪いは砕かれ、ついでにまたマーリンとのラインを粉砕しておいた。うむ、やはり誰にも拘束されていないと言うのは良いものだ!・・・え?色々契約とか言ってたけどいいのか?だって?いいんだよ、だいたいこう言う契約魔法は掛ける相手が自分よりも弱い時にその効力を発揮する。

逆にいえば相手が自分より強ければ自分が不利な条件を押し付けられるのだ。ぶっちゃけ涼しい顔をしていたがマーリンの上司とマーリンの俺に対する条件のほとんどが能力制限系だったのも相まってマーリンにかかる負荷は相当だった筈だ。

それこそ魔法使いとして少々イマイチに見えるくらいには、賢者たるマーリンの性能を落としていた。

今回のような事が何度もあると困るので一応制限を外すと言う意味でも契約の解除はしたほうがいいと判断した。


と言うか、いつの間にか契約のラインとは違う別の接続がされているので多分それが本命だろう。これさえ残しとけば文句も言わない・・・と、思いたいな。


さて、状態異常がどうにかなったようなので未だにビクンビクンしている残念系な女性陣を締め出し、自身にも僅かにだが残っている戦闘の疲れを癒すべくもう一眠りしちゃうかな!



「アヒヒフッッフッヒッヒw」


完璧に体を正座状態で固められその足の上に重しを乗せられ、脇腹や足裏をマジカルなパワーによって擽られる・・・


「どんな拷問だよ!全く!」


「ひどい目にあいました・・・ちょっと気持ちよかったけど・・・」


「うにゃあ…ハッ!私はなにを!?」


下手をしなくても拷問レベルの仕打ちは少なくとも彼女らにとっては唯のお仕置きだったようだ。

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