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先行き不安な俺氏。

すごーい!君は最初だけ連続投稿できるフレンズなんだね!


年齢変更、5歳→10歳、


「盗賊団とゴブリンの群れだー!」


「何でや!」


この世界勿論魔物やアウトオブロウな無法者が闊歩している。因みに俺があった中で一番生きた心地がしなかったのはドラゴンだ。いやー懐かしい当時俺は10歳、攻撃と支援、弱体、回復魔法のほぼ全てを使えた俺はその時から冒険者稼業しておりその時町の近くまで魔物の軍勢が攻めて来たことがあった。


まあ御察しの通り何とかはなったんだが最後の最後のその魔物を追い立てて居た邪竜が現れギルマスや上位冒険者を含め殆どが消耗した状態での竜狩りが始まった。さすがに10歳の俺は竜を斬れる様な剣の腕はなかったし、竜などの上位生物の持つ鉄壁の魔力耐性と状態異常耐性に魔法も大した効果が出せず、冒険者の多くも硬い鱗や竜の吐息たるブレスを前に損害が大きくなっていき次第に戦線が崩壊し始めた。

打開策を考えた俺はその当時何を思ったか『落とし穴に落とそう』と思ったらしく、魔法耐性のあるドラゴン本体でなく足元の地面に大穴を開けたのだ。この時にコケた竜の顔が俺の鼻先に叩きつけられ風圧で吹っ飛んだ俺は竜の喉付近にある逆鱗にギルマスが大剣を突き刺すのを見て意識を失った。いやー本当よく生きて居たと思うね!


「数が多すぎる!逃げろー!」


「もうちっと思い出に浸らせてほしいなぁ!もう!」


現実逃避をしている場合では無いのは知っているがゴブリンの群れと盗賊団くらいこのキャラバンの規模なら倒せると思ったのだが…みこみちがいだったようだ。というか100人近い規模のこのキャラバンをよく襲う気になったと思うね!護衛も20人くらい居たのに逃散してるし、商人もなんか脱げごしだし、ていうか警護が厚いって聞いたからこのちょっとギリギリ合法な危ない奴隷商人のキャラバンのオマケとして出て来たっていうのに!


「台無しじゃ無いか!」


魔力を回せ!回転数が命だ!


心臓を中心に全身の魔力を高速回転させる。回転することによりより純度の高い純粋な魔力が生まれそれを使うことで魔法の威力は上がり身体能力の向上は加速する。


「『ブレイズウィンド』!」


倒れた馬車の中から飛び出し中位の2属性複合のオリジナル魔法を放つ、スタンダードな風と火の組み合わせ魔力感知で森の中も殆どがゴブリンと盗賊団だと分かっているので森ごと燃やす。大丈夫、ここらの森は木も魔物みたいな再生力だドラゴンの時も1日経てば林が、2日もすれば元どおりだった。


「ぎゃぎゃが!?」


「グワー!」


燃え盛る敵を見つつ飛びかかってくる盗賊やゴブリンを斬ったり蹴ったり殴ったりする。これは俺の独学で学んだ弊害だと思うのだが俺の魔法の殆どは強化から始まっている。身体強化から始まり支援魔法、回復魔法最後にちゃんと教本を買って攻撃魔法を覚えた。まあ何が言いたいかというと


「殴った方が強いぞ?俺は。」


前世の記憶と今世の戦闘経験から出来た似非合気空手柔術ジッサイツヨイ。まあ、素手戦闘も出来なくっちゃね、是非も無いよね!


「魔法使いの癖に鎧なんて着やがって!くそが!」


「ぎゃっ!ぎゃぎゃぎゃ〜!」


「うっせえ!」


喚く敵はしまっちゃおうねー、てか何でお前ら仲良さげに連携して突っ込んで来てんだよ、訳がわからんぞ!?


得意魔法を強化とする彼は自身の身体能力を魔力回転に上乗せする形で更に向上させる。纏う武具にも魔力を回し無機物の強度を向上させる。そのことのよって生まれる拳や蹴りは容易に岩を粉砕する。




火によって焼け焦げたゴブリンの死体、切り裂かれ、殴打され、蹴り飛ばされた哀れな盗賊たち、そしてそいつらを転がした張本人


「スッゲーカオスだなぁ!オイ!」


逃げ出した冒険者や商人の一部が町に駆け込み通報したことにより来た町の衛兵隊その隊長がたった一人に殲滅され捕縛された百を超えるゴブリンの死体や盗賊団を見て叫ぶ、そしてこの惨状を作り出した彼は昨日別れを告げた筈の職場の人々を見るとともに既に日が暮れかけているのに気がつく、周りを焼いた為炎の明かりで周囲の時間がわかりにくくなって居た。


「あ、昨日ぶりですね?隊長。」


折角改造したてだというのに早速血にまみれた鎧とそれを包むフード付きマントをはためかせ血のついた一般的なロングソードに付いた血を払いつつ軽口を叩くソレはまさしく強者であった。



まさか旅立ち初日にもう一度旅立った筈の街に入ることになるとはな…ああ、もう夕暮れか・・・ジャラジャラ貨幣の入った袋を担ぎ衛兵の詰所を出た俺は遠い目をする。ていうか何なの?初日からこれとかひどくね?


「ついてねえよ、なあ?」


「は、はい!そうですね!」


なんか、こう、大量の金と幼女をこれから旅立つって人に押し付けてそそくさと逃げ出そうとするのは果たして御礼になるのだろうか?てかせめて金貨とかに纏めろよ重いんだよ!そして俺にこの子をどうしろというんだ!


「まあ、ギルド行ってから教会行くか〜、はあ。」


「?」


前途多難ここに極まれりである。

つ、次を書かねば、プロットはもちろん無い。

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