リラリー
長い間空けていましたが、書いていきます。
リラリーから話を聞くと巷では、盗賊だけを狙う盗賊がいるそうだ。
「リラリーその村には、どんな盗賊団がいるんだい?」
「えっと…サラ、サラマンダーの盗賊団です。アリンさん」
サラマンダーかぁ…サラマンダーと言うとトカゲかな?精霊と呼ばれているのに盗賊団をやってるなんて不思議だなぁ…
なんて思ってると、リラリーがモジモジしていた。
「あの…少しトイレを貸してもらってもいいですか?」
「あ、うんどうぞトイレなら外にあるよ」
リナリーは僕に、お礼を言って外へ走っていった。
「あぁ…可愛いなぁリラリーちゃん」
「そんな…!ウィセアのアリンメッタ様が他の女に!?」
ウィセアが崩れ落ちていたがあえて突っ込まないことにしよう、うん。
「おいアリン、ウィセアちゃんが崩れ落ちてるぞ、なんとかしろよ」
「お?なんだ?マーの分際で私に口出しか?」
妙にムカついたので言っちゃた。あんまり反省はしていない
「なんで俺にはそんなに冷たいんだよ!もうグレるぞ!」
盗賊団にいてグレるとか何言っちゃってるんだろこの子(笑)
「今、お前失礼なこと思ったな!?」
僕は、口笛を吹きながらそっぽを向いた。
それからちょっとだけ、マーをいじるだけいじったら扉が開いた。
「トイレありがとうございました。では、村にお連れします。」
そう言ったリラリーに少し変化があった。
少しリラリーのポケットが膨らんでいたのだ。
「リラリーそのポケットの中何が入ってるんだい?」
私は好奇心と疑心が高くなっていき聞いてみた。
「えっ…これは…」
「これは?」
なんだろう、とてつもなく嫌な予感がする。
「チッ…なんでこんなに感がいいんだよ。マジでだるいわ…」
あれ?リラリーってこんな子だったっけ?
「リラリー?どうしたの?」
マーが状況を掴めていないからリラリーに聞いている。
「どうしたもねーよ…私が村に連れて行って、盗賊団にお前らを殺させる計画だったのによ…」
あーなるほどね…話が読めた
「さっきトイレに行くと言いつつ外に出て盗賊団と会話してたって訳か」
マーくん理解するの遅いよ…
「さてアンタたちには死んでもらわなきゃ…私の報酬の為にも」
リラリーがそう言うと外からぞろぞろとサラマンダーの方たちがやってきた。
「ちょっと待て、リラリー?アンタがサラマンダーの盗賊団の…」
「そうだよ!私がサラマンダーの盗賊団のボスさ。今は人間の姿をしてるけど…」
リラリーは変身し始めた。サラマンダーに。
それも周りのサラマンダーの二倍の大きさのサラマンダーに。
「アリンメッタ!お前は賞金首なのよ!」
リラリーは口を閉じると剣を掲げて、子分に命令する
「殺せ」
サラマンダーの子分達は雄叫びと共に襲いかかってきた。
なんか引きっぽくてすいません。
私用で忙しく、ここまでしか書けませんでした。
次回決着付けます!