品目0 プロローグ
ノリと勢いで書きました。
拙い作品ですがよろしくお願いします。
それはいつも通りのはずだった。
いつものように仕事から帰り、帰る途中で買ったコンビニ弁当を食べる。そしてパソコンでネット通販を見て時間を潰して寝る。
そんないつもの生活をしていたはずだった。
気がついたら子供になってた。というか赤ちゃんだ。
おかしいな意味が解らない。いつもの生活をして、いつも通り寝たはずだったはずだ。
なのに起きたら、うまく動かない弱弱しい体、手をかざしてみれば丸っこい小さな手、話そうにも言葉にならない口、止めは、大きな鏡に映った自分の姿だった。
嗚呼意味が解らない、どうしてこうなった。経緯を説明しろ、そんなとりとめのない思考がループする中、一つわかるのはこれが夢ではなく現実だということだった。
夢にしては生々しい感触、微かに香る匂い、鮮明すぎる景色、嗚呼これは現実だと嫌でもわかる。
俺は此れからどうなるんだろう。
あれから結構時間が経ったが、どうやらこれは転生というやつらしい。というかそれ以外に説明がつかないだろう。ここがどこで、此れからどうなるのかはわからないがどうにかなるだろう。そう願いたい。
それよりもいまはひたすらに眠い。赤子の体のせいか前の生活では夜勤もあったはずで眠気には強いのに我慢できない。限界だ。もう意識が・・・・・