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拒否権を主張します!1

「でも……まさか、拒否権がないからって、こんな風に回避しようとしているだなんて、想定外だったけど。」


ぜ……全部見破られておりますか……。

しかも、なぜに私にここまで執着を?

これほどの態度を取ってもなお、私に対して執着を見せることが理解できない。


その間にも、動揺で硬直してしまう私をレイはじっと見つめていた。

笑みを浮かべていながらもその視線は冷え切っており、まるで責められているかのような気分になる…いや、責められてるも同然だろうか。


「あの……」


「僕のお客人に何が御用かな?」


ようやく気を取り直し、口を開こうとした瞬間、聞き慣れてきた声が上からかかった。

心なしか、少し不機嫌そうに現れたレイ。

その姿は先ほどの騎士服とは違い、きちんとした正装に身を包んでいた。

正装に見えるけれど、これがアルの私服だったりするのかな……?


「そうだけれど、なにか悪かったかな?」


そんなアルを前にして、平然とした態度で返すレイ。

一見すると双方笑みを浮かべているため、微笑ましい光景に思える。

しかし、実際は微笑みの上に冷たい感情を隠した、心底居心地の悪い雰囲気に包まれていた。


肩身が狭いってこんなことなんだな……身に染みて思いました。

いつも読んでくださりありがとうございます!

3日後に投稿再開&投稿予定日をお知らせいたします。

投稿予定日は活動報告にてご確認ください。

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