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黄昏グリムグリッティ  作者: お茶漬け/にゃ者丸
1/3

あらすじの一部

カクヨムにも投稿している作品。こちらにも掲載させていただきます。


誤字報告、批評でも感想でも、ジャンジャン送ってくださいませ。


(ΦωΦ)カクヨムでは〝にゃ者丸〟だけど、こっちでは〝お茶漬け〟深い意味は無いのだ。のだ。

 魔術というのは奥が深い。言語、歴史、数学、地理、伝統………どれを取っても、魔術ほど広義でないし、その知識量は秤にかけることも烏滸がましい。

 いや、いっそ愚かと言える。

 私は、決して他の学問を蔑視している訳でも、侮辱している訳でもない。

 これは純然たる事実だからだ。

 魔術というのは、どの学問よりも古く、歴史の長い学問だ。

 誰も極めるまでに届かず、せめて一部だけでも深淵に指先程度しか触れる事を許されない。

 深淵はどこまでも深く、底の見えない穴そのもの。いつか届く天上とは違い、先の見えぬ暗がりを進むようなものだ。

 ああ、道半ばで至れぬ事を、私は生涯悔やむだろう。己が生が潰える事を呪うだろう。しかし、私は不老不死でない事に悔やんではいない。

 この生に終わりがあると知っているからこそ、私は賢者と呼ばれるまでに魔術を極める事ができたのだから。

 ああ、しかし惜しい。あまりにも悔しいぞ。

 せめて、せめてこの目で見たかった。この魂で感じたかった。

 魔術の深淵、魔術の底とは、如何ほどまでに尊き知恵なのか、と。

 確かめてみたかったなぁ………。


出典『殿堂書士菅ケイオス・アルフリーデン ー口伝ー 蒐集書』

引用『偉人達の生前最後の言葉』

【賢者】〝梟の翁〟マルファス・ディオーツ・ファーデンバッハの遺言より抜粋



こっちじゃ文字制限あるから、全部のあらすじが掲載できなかったのよ。

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