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ある朝 電子レンジ うずらの卵  作者: 守谷 示右
2/2

side B

 私には、好きな人がいる。


 なんて言うと、もしかするとのろけ話とか、そうでなくとも浮ついた話だと思われてしまうのかもしれないけれど、そんなことは一切ない。

 だって私は今のところ、この感情を誰かに伝えたことはないし、そして憶えている限りでは、それに基づいて行動した事だってないからだ。

 

 ……いや、これは流石に嘘になるかもしれない。

 

 私は人間であって、動物であって、生物であって。

 だから、恋愛感情を抱いているにもかかわらず、それが私の行動に少しも影響を及ぼさない、なんてことはあり得ないのだろうから。

 しかし、その影響を私が意識したことは、今までに一度も無いのだ。

 


 要するに、距離が近すぎるのだろう。

 幼馴染。

 いわゆる、そういうやつだ。

 家が近くて。

 小中高と同じ学校で。

 何の因果か大学までも同じで。

 いつだって、私の傍には彼がいた。

 私には、彼が近過ぎて。

 彼との関係は、もう既に出来上がってしまっていて。

 私にとって、彼を好きだというその感情は当たり前過ぎて、もう意識することも出来ないのだ。

 

 


 キーンコーン。

 チャイムの音が教室まで聞こえてくる。

 心理学の授業。

 講師の先生が、慌てたように今回のまとめを話し始めた。

 やっと終わりか、と、私は見つからないように軽く伸びをして、荷物をまとめ始める。

 

 今日も一日、大変だった。

 いや、大学生がそんな疲れるほどの事をしていないだろうと思うかもしれないが、大学の九十分の授業というのはなかなかに辛いものがあるのだ。

 

 大した中身が無くたって。

 それほど集中していなくたって。

 

 九十分という時間は、人を疲弊させ、辟易とさせるのに十分な長さがある。

 

 私は今自動車学校に通っているのだが、その授業だって一コマ五十分。

 このギャップはかなり激しいもので、もう随分と時間が経ったような気持ちで壁掛けの時計を見て、まだ半分しか終わっていないことを悟るときのあの何とも言えない悲しみといったら、他に類を見ない。

 

 一年生だった去年も高校の授業とのギャップに苦しんでいたことを思えば、いい加減慣れればいいのにと思わないでもないけれど、難しいものである。

 慣れようが慣れまいが、変わらず授業はつまらない。

 九十分は九十分。

 

 しかし、その分終わった後の解放感はひとしおだ。

 特に、その日の最後の授業が終わった瞬間というのは、疲労感に勝るとも劣らない気持ちの良さがある。

 少なくとも、疲れているはずの今日の私が、用もないのに「帰りに買い物に行こうかな」なんて思ってしまうほどには。

 


 帰りのバスを途中で降りて、そこから少し歩くと目的地に着いた。

 派手な色合いの外観。

 大きな建物。

 多くの車が止められた駐車場。

 所狭しとひしめく広告。

 私が住んでいるアパートの近くの、スーパーマーケットだ。

 食料品、生活用品はもちろんのこと、衣類や雑貨、子供向けの玩具など、大抵のものは置いてある印象。

 だから、大学に入学してから一年半ほどの初めての一人暮らしにおいて、随分と助けてもらうことが多かった。


 そんなスーパーマーケットがキャンパスの帰り道にあるというのは、当然のことながら偶然ではない。

 幸運だったわけでもない。

 馴染みのない土地に一人で暮らすということで、あらかじめそのスーパーマーケットの位置を調べておいたのだ。

 そのうえで、アパート探しをした。

 もちろん、安全性や部屋の広さ、キッチンの利便性など、アパートを決める際に考えた点はいくつもあったけれど、一番重視したのはその点。

 アパートの立地。

 

 キャンパスに行きやすくて、近所で買い物が出来て。

 そして。

 彼の住むアパートから離れていなければ。

 どんな物件でも、なんとかなるだろうと思っていた。

 

 そんな行き慣れたスーパーマーケットだから、どこに何が置いてあるのか、なんてことは大体わかっていたのだけれど、まあ、そんなウィンドウショッピングでもそれなりに楽しく過ごせるのが私だ。 

 彼とは違う。


 いつだって考えすぎてしまう彼ならきっと、無意味に時間を過ごすなんて耐えられないだろう。

 自分を追い込むように。

 自分を追い詰めるように。

 普通の人なら気にも留めない何かを、考え始めてしまうのだ。

 何から発想を得るか分からない。

 もしかするとここに陳列されている缶ジュースなんかからでも、彼は自分の人生について思いを馳せるのかもしれない。

 そんな彼だから、目的のない買い物を楽しむなんて不可能なのだ。

 面倒で、不器用で。

 だけどそこが、たまらなく可愛くて、まぶしい。

 

 なんて。

 分かり切ったことを確認していたら、彼の顔が見たくなってしまった。

 

 いやもちろん、彼と会うなんて事は日常的なもので、決してそれは今確認したこの感情に基づくものではないのだけれど。

 

 それでも今日の晩御飯は、彼と一緒に食べることにしよう。

 今日は木曜日。

 彼も夜は暇なはず。

 せっかくだから何か料理でも作って。

 彼をディナーに招待しよう。

 

 何がいいだろうか。


 もう寒くなってきたし、おでんなんか、いいかもしれない。

 おでんは独りじゃ食べられないし。

 彼を誘う口実にもなるだろう。

 

 料理はそれほど得意じゃないけれど。

 鍋ものは温かければ。

 そして、誰かと一緒なら。

 誰が作っても、大体美味しいのだ。

 ましてやそれが好きな相手なら、なおのこと。

 

 なんて。

 これは私の方だけかもしれないけれど。

 


 ともかく、おでんは今日の夕飯にふさわしい。

 そうと決まれば早速、必要なものを買ってしまおう。

 部屋の冷蔵庫には、何が残っていただろうか?

 

 そんな事を考えながら、私は買い物かごを取ってきて、買い物を再開した。




 


 雨が降っていた。

 ザーっと。

 ガーッと。

 雨粒が舗装された地面に当たって弾け飛んでいる。

 もう、着弾って感じだ。

 屋根の下から空を見上げるが、雲の切れ間も見当たらない。

 いつ止むのか見当もつかない。

 手にはずっしりとくる重みを感じる。

 いや、参った。


 今日は雨が降るなんて予報は出ていなかったのだけれど……。

 おかげで傘も持ってきていない。

 アパートはここからそう離れてはいないけれど、走るには今日買った荷物が邪魔だし、そもそもこんな雨では走ってもずぶ濡れだ。

 どうしたものか……。


 まあとりあえず、出来ることをするしかないよね。

 まずは情報収集っと。

 スマートフォンを取り出して、天気予報のアプリを立ち上げる。


 あ、凄い。

 見たことも無い、見るからに激しそうなマークが出ている。

 雨が激しい事なんて見れば分かるよ!

 と心の中でツッコミを入れてみるが、そんなのは言っても仕方のない事だし、現状の打破には何の効果も無かった。

 私は小さくため息をついて、アプリを閉じた。

 

 このまま待つしかないかな……。

 そうだ、今のうちに彼を夕飯に誘っておこうか。


「今晩、一緒に食べない?」

 送信。


 我ながら可愛げが無い文章だけれど、まあいつもの事だ。

 そんなことは気にしない。

 今更気を使ったりはしない。

 そうだ、この際傘も持ってきてもらおうか。

 うん、それがいい。


「近所のスーパーまで傘持ってきてくれない?」

そうし――。


「志藤さん?」


 聞き馴染みのない声に突然後ろから名前を呼ばれて、送信をタッチしようとしていた私の指が止まる。

「どうしたの?こんなところで」

 雨の中でも良く通る声。振り返ると、やや背の高い、切れ長の目をした、同年代らしき男が立っていた。

 顔を見れば、少し見覚えがある。

「ああ、知らないよね、俺のこと。一応同じ大学なんだけど、影薄いからさ、俺」

 そう言って、男は快活そうに笑った。

 確かに、そう言われてみれば、キャンパス内で何度か見たことがある気がする。

「いや、思い出そうとしなくていいよ。名前も聞いてくれなくていい。もう会わないかもしれないしね。そんなことより困っていたみたいだったけど、傘でも忘れた?」

 気安い口調に少し警戒しながら、私は頷く。

「だよね。俺、傘二つあるから使っていいよ」

 と、手に持っていた傘を腕にかけて、手に持っていたカバンから黒い折り畳み傘を取り出した。

 そのまま笑顔で私の方に差し出す。

 受け取るかどうか悩んだけれど、

「後で亮に返しておいてくれればいいよ。俺、あいつと部活同じだからさ」

 と、そこで彼の名前を出されてしまうと、そして弱まる気配のない雨を見ると、断ることは出来なかった。


「……ありがとうございます」

 警戒しながらも礼を言うと、

「いやいや、こんなことであいつに恩を売れるなら、安いもんだよ」

 なんて言って、やはり快活そうに笑った。

「それに、これから彼女を迎えに行くんだ。志藤さんと同じで傘を忘れたらしくてね。傘が二本あったら、一緒に入れないところだった」

 おどける様子も様になっている。

 人の警戒を解くのが上手い。

 というより、警戒させたままで、話を進める話術なのだろうか。

 全く、彼もなかなか大した友人を持っているじゃないか。

 私は小さく笑って、もう一度礼を告げた。

 気にしなくていいよ、と笑う姿に、それじゃあ、と背を向けて、受け取った傘を開こうとしたその時。


「ああ」

 と、今思いついたかのような声が聞こえた。

 私は再び振り返る。


「でもどうしてもというのなら、一つだけ頼みごとをしてもいいかな?」


 あまりにわざとらしいその口調に、私は笑ってしまった。

 どうしてもどころか何も言ってはいないけれど、こうなったらもう聞くしかない。

 どうせ、出来ないことを言うような男ではないのだろうし。

 諦めたように笑う私に、男も楽しそうに笑った。


 そして、気が付けばその表情は思いやりに満ちたものに変わっていて、


「今日、亮はきっとひどく落ち込んで帰ってくると思う。だから、あいつの傍にいてやって欲しいんだ。……そして出来るなら、背中を押してやって欲しい」

 優しさを込めるように、そう言った。

 

 私は驚く。

 やはり大した奴だった。彼の友人は。

「いや、大したことじゃないんだけどね。夕飯でも一緒に食べるくらいでいい。志藤にいてもらえれば、あいつも元気が出るだろうし」

 さっきの口調が嘘だったように、すぐにおどけた調子に戻る。

 私も笑って、承諾し、感謝を述べた。

 ありがとう。と。


 ついでに一つ、余計なことを聞いてみる。

 どうして私に頼むのか、と。

 

 すると男は、はは、と笑って、何気ない風に。


「だってあいつ、志藤のこと好きみたいだから」


 ――――――――――。

 顔面の筋肉という筋肉が硬直するのを感じた。

 

 男はそんな私を見て、


「ああ、やっぱりね。そんなところじゃないかと思ったんだよ」

 なんて言ってニヤリと笑った。

 

 前言撤回。

 お詫びして訂正いたします。 

 大したどころじゃない。

 とんでもない奴だ。


「俺は一応あいつの友人だからね。あいつの事はそれなりに知ってるけど、もう少し積極的に行った方がいいと思うよ。あいつ本当鈍いから。それに、あいつの良さを分かる奴が他にいないでもないしね」

 そう言い残し、

「それじゃあ、そろそろ行かないと彼女に怒られるから」

 と、今度は男の方が背を向け、そのまま愉快そうに歩いて行った。


 男の姿が見えなくなるまで、傘を開きかけたまま、私は動くことが出来なかった。

 


 ――はあ。

 と、大きくため息をつく。

 

 切り替えよう。

 台風にあったみたいなものだと思おう。

 雨だけではなく、今日は風も強かったのだと。

 そして帰ろう。

 早く準備をしないと、彼が来るまでに料理が間に合わない。

 いや、現状でも間に合わない気がするけれど、出来るだけ待たせないように、急がないと。

 時間を確認しようとスマートフォンの画面をつけると、彼からの返信が届いていた。


「ありがとう、今から向かう」

 

 端的な文章。

 感情を察するには、あまりに短い言葉。

 けれどもどこか、頼りなく見えた。


 私は借り物の傘を差し、買い物袋を持ち上げて、速足で雨の中に飛び出した。






 私が帰ってしばらくして私の部屋のチャイムを鳴らした彼は、肩や足元が少し雨に濡れていて、沈んで、というか、弱っているようだった。

 彼はそれでも私に悟らせないようにしていたようだったけれど、無理だ。

 どれだけ長い付き合いだと思っている。

 あの台風に言われなくても、これならすぐに分かっただろう。

 けれどもちろん、私のやることは変わらない。

 拙くても、心を込めて、温かいご飯を作って。

 いつも通りに、振舞うだけだ。


 鍋を突きながら、しばらくして、彼は少しずつ弱みを見せていった。

 

 それはきっと、多くの人には理解できない葛藤。

 理解できたとしても、ほとんどの人が、そんなに考えても仕方がないと、諦めた方がいいと、言うであろうこだわり。

 けれど、そこで考えることを止められないのが彼だ。

 そのいくつもの葛藤が、彼を形作っている。

 そしてそんな彼が、私は好きなのだ。

 

 彼が苦しむのは、葛藤を抱えるのは、前に進むことを当然だと思っているから。

 諦めるという選択肢が、端から彼にはない。

 信念や理想、人生において、決して妥協をしない。

 そしていつも誰よりも苦しみながら、当然のようにその壁を乗り越えていくのだ。


 確かに、彼の生き方は不器用なものかもしれない。

 楽をすることを知らない彼は。

 楽をしてしまうことの恐ろしさを誰より知っている彼は。

 折れやすくて、脆いのかもしれない。

 

 けれど私がいる。

 私が決して、彼を折らせはしない。


 そんな風にこれからも、共に歩いて行けたらいいと思う。

 




 おでんを食べ終わって、私たちは二人で近所の居酒屋へと行った。

 幸い人は少なくて、ゆっくりと、静かに、あれこれと話しながら、夜を過ごした。

 

 夜が遅くなって、少し酔った彼と歩いて、帰った。

 彼は私をアパートまで送ってくれた。

 玄関でふと思いついて、私は彼を待たせて部屋まで戻り、冷蔵庫からあるものを取ってきた。

 おでんの為に買って、少し余った具材。

 うずらの卵。

 笑われるかと思ったけれど、彼は不思議そうな顔をしただけで、それをそのままポケットにしまった。

 

 私は彼に飲み過ぎないように軽く注意して、おやすみと手を振って別れた。

 もちろん、そんなことを言っても彼は家でも缶ビールか缶チューハイあたりを飲んで、酔いつぶれてしまうのだろうけれど。

 言ったからには、死にはしない程度には気を付けてくれるはずだ。

 死ななきゃいい。

 たまには、飲み明かしたい日もあるだろう。

 大学だって、一日くらいさぼったところでどうにでもなる。

 辛いときはゆっくりと休んで。

 また月曜日から、頑張ればいいのだ。

 


 とはいえ、脆い彼が折れてしまわないように。

 すぐに立ち直れるように。

 余計なお世話かもしれないが、さっき渡したうずらの卵と引っかけて。

 明日、目を覚ました彼が気付くような時間に、メッセージでも送ってやるとしよう。

 

 まったく、世話の焼ける奴だよ。

 なんて思いながら、早めに明日の支度をして布団に入った。

 





 キーンコーン。

 チャイムの音が教室まで聞こえてくる。

 哲学の授業。

 講師の先生が、慌てたように今回のまとめを話し始めた。

 やっと終わりか、と、私は見つからないように軽く伸びをして、荷物をまとめ始める。

 しかし、残念ながら今日はまだ終わりではない。

 ただの教室移動だ。

 

 次の教室はどこだったっけ、と、スマートフォンを確認する。

 最近は講義の情報もネットで見られるので便利なのだ。


 と、気付けば彼からの返信が来ていた。


「温めて、温めて、それでも孵らない無精卵だったとしたら、どうするんだ?」

 

 ――本当に、仕方のない奴だ。

 思わず笑みがこぼれる。

 

 君が無精卵?

 君の努力が実らない?

 そんなこと、あるわけないじゃないか。


 誰よりも私が知っている。

 誰よりも私は見てきた。

 君が、特別な人間だってことを。


 ……まあそんなこと、言わないんだけどね。

 少なくとも、メッセージじゃあ伝えてやらない。


「決まってるじゃん。その時は美味しく、頂けばいいんだよ」

 代わりにそう書いて、彼に送信した。


 気付くだろうか?この意味に。

 気付かないだろうなあ。

 

 もしも君の努力が報われなくて、殻を破ることが出来なくても。

 その時でも私は。

 君のその努力を見てきた私は。

 

 変わらず君の事が好きだし、絶対に君を幸せにしてあげるってことなんだけど。

 

 ピロン。


「お前は本当に腹の立つ奴だ」


 うん。どうやら元気が出たらしい。

 やっぱり気付いてないんだろうけれど、まあいいとしよう。

 彼が立ち直れたのなら、それに私がどれだけ支えになれたのかは分からないけれど、それでいい。

 

 ……でもやっぱり、少しだけ。

 あの台風に言われたからじゃないけれど、意趣返しとして。

 たまには幼馴染としてじゃなく、この胸の内の感情に基づいて、行動してみようか。


「とびきり美味しいディナーを期待しているよ」

 送信。


 初めての、何の理由も無いデートの誘い。

 彼は乗ってきてくれるだろうか?

 告白なんて、されちゃったりして。


 まあそんなことはないのだろうけれど、精一杯可愛くして、出かけるとしよう。


拙い文章でしたが、お読みいただきありがとうございました。

感想を頂けると舞い上がるほど喜びます。

もちろん批評・アドバイスも大感激です。

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