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改善案

ライトノベルレーベル

作者: とびうお君

 ここ最近の私のエッセイイマイチ理解されて無い。その理由を考えてみると、私過去のエッセイで書いた事はもう当たり前としてしてしまってるので分かりにくい。でも2度も同じ内容書くわけに行かないし、それは当然だと思う。ただ問題は私自身それをすっかり忘れていた…。一度書いたものは私すっきりしてしまう癖がある。これが忘れやすい。


 過去に書いたファンタジーはジャンルがブランド化してるってエッセイになる。要するに何もやっても無駄なんだ。最初からこれが面白いジャンルだと決まっている状態で戦うのだから、一見これ批判に見えるだろう?私は批判的な気持ちは無い。もしこれを底辺作者が指摘したらさぞルサンチマンにまみれた批判文になっていただろう。


 私はそういうものだと事実を書いただけなんだ。これが大事なんだ。これを軸にして単純に考えてしまうと盲目的な信仰と変わらんと言う視点が確実に生まれる。ランキングが作り出す価値が幻想だとなるんだ。こういう視点は良くある。ある意味これもテンプレなんだ。ある種の中2病に似てるなってので、大人の真実を知った俺すごいって感じで上から目線で語りだす人が多い。


 まあ大体ここで止まる。私が変人なんだ。私ならじゃブランドを立ち上げれば良いじゃないか?となるんだ。だって何も苦労せずに楽して皆が寄って来るんだよ?同じ事すれば良いじゃないか?となるんだ。それを批判するのは簡単に出来るんだ。履いて捨てるほどこんな事は多少頭の回る大人ならごろごろいる。


 会社の看板で仕事してて、独立してえらい苦労して、自分の実力じゃなかったんだとか中年元リーマンとかの体験談とか良く読む。こういった客の動きは綺麗にネット小説でも出る。結論から言えば、ブランドを立ち上げて成功させるのは簡単じゃない。ただ問題はそこじゃなんだ。じゃ何故ファンタジーはブランド化できたのか?だ。


 それはファンタジーだけど、幻想ではないんだ。今の客が楽しんでるのは偶然かもしれない。だが、ブランドが作られていく過程でひきつけられた客には誰がどう考えても必然の多数の読者の面白さがそこにあったからだ。それが偶然今でも続いてる。


 今のこの状況を嘆くよりも、非ファンタンジーで新しくブランドになるようなコアな小説を発明する事こそが大事じゃないか?これで私のずっと書いてきた話が繋がってくる。ほとんど焼きなおしなんだけどね、ただどうしても中2病みたいな上から目線のお子様意見で、最初からバイアスがかかって幻想の価値に集まってくる盲目的な大衆って視点が出るからね。


 過去の私の話じゃ、それが多分論理的帰結にならない。私はなる。だって私はそれにしたがってすぐに行動を開始したから。考えれば分かるけど、ラノベって何?って言われてレーベルだと大体は結論づいてる。それは何か?読者がこういう作品って大まかなイメージに対して、答えてきた結果になる。だからレーベルごとに色を作れてその色によってラノベ全体の定義は出来なくなってる。


 あれ?そう、これを狙ってるんだ。簡単に言えば、何故非ファンタジーが読まれないのか?ライトノベルってレーベルが出来上がって無いからだ。ジャンルが違うなんて単純なものじゃない。根本的に全く違うものなんだ。それが気がついて無いからテンプレ批判なんてしょーもない批判が出るんだ。そんな程度の話じゃない。


 さてそこで考えてみると、過去非ファンタジーでラノベで流行した作品はあったか?となる。実は無い。うそ???はがないとか俺妹とかあるじゃない?あれね、学園ラブコメってやつだけど、あれキャラ萌えを利用したもので、それはファンタジーが作った流れで、そこからキャラ萌えだけ特化して抜きだして2次創作的にキャラを中心に現代舞台で書くようになっただけ。


 もし、キャラクター可愛いを抜きにして、現代物を捕らえるならまともにラノベでヒットした作品は皆無になる。敢えて言うならかなり文芸よりの俺ガイルぐらいだが、あれもキャラ人気がすごく高い。ライトノベルの前身になったジュブナイル系の流れをあれは受け継いでる。だから文芸よりでもライトノベル的だと思う。


 ただあれをなろうでヒットさせるのは難しい。理由は、単発ならああいうのは多分出来るんだ。だがテンプレの強みは何か?俺ガイルの面白さを単発の面白さで留めないからなんだ。こういう作品ってイメージの広がりを期待できる。俺ガイルはそういう作品じゃない。逆に言えば、オンリーワンだからあれは面白いんだ。


 実際ははがないが作ったボッチシリーズが時代のツボを捉えたんだけどね。だからこそ文芸よりであるとなるんだけど。その時代に対するテーマ性を持ってるからね。


 テンプレとはブランド化できる下条件があるんだ。ようするに平均点で勝負するのが大事なんだ。だからこそこういった単発の価値はもう見る目がある人が選ぶ特殊なものだけで良いと思ってる。多数派が満足するものを多数派が選ぶと多数派は満足できない矛盾に陥る。何故か?多数派はベストを求めて外れを楽しんでくれないからだ。


 これはスコッパー気質に繋がるが、良い作品に当たるまでのつまらない作品を読むのは当たり前の事で下手したら、当たりがわずかなほうが、射幸心がくすぐられるぐらいの変人だと私は見ている。根本的に多数派が面白と言うのは、外れも込みの平均値に対して述べられてるんだ。多数派はおそらくこういったオンリーワンを選び出すのは出来ない。


 そういったオンリーワンが埋まる作品群ははずれが多いから避けるからだ。そういった無自覚の選択を面白いって言葉に集約させて多数派は真実を全く語らない。自分で言ってる言葉が何を意味してるか?分かってないんだ。私がそのわけわからん言葉を解読するのに何十年掛かったか。


 実際に俺ガイルが選び出されることは無い。ただ、それでも今の多数派がそのまま選ぶランキングよりは絶対にマシなランキングになる。それを別個に設け様と成る。そっちを多数派ランキングにおいて切り捨てるためだ。そして、次にファンタジーがブランド化したのと同じものを提案するとなる。


 ネット小説独自の非ファンタジーのライトノベルを新しく作るんだ。ライトノベルレーベルの立ち上げ、これがブランド化とほぼ同一なんだ。同じ土俵に上らないから圧倒的な差が付いてしまうんだ。もちろん私は非ファンタジーが同等の魅力を持つだろうとは思ってない。でも、近づかないといけないんだ。


 多数派は非ファンタジーと言うジャンル全く自分にとっての面白さについて信用してない。それを上手く言葉で表現できないだけだ。そして言うのは面白くないってシンプルな言葉だけだ。最初から見てないという選択肢もそこに含まれてるんだ。多数派は1人の行動を見てはいけない、先人のやった遺産に乗ってるだけだが、それはおそらく本人にとって正しい選択をしている。


 それは全くの偶然で結果論に過ぎない。だが例えだからって非ファンタジーを見ても多分高い確率で平均値でつまらないと結論を出すだろう。ライトノベルになってないと私は見たからだ。誰も創った事が無いのに?うん、私はそれは出来ないのかもしれないが、これじゃないってのは分かる。


 0から作る過程はきちんと多数派が面白いと判断した結果によるもので、それはキチンとランキングの結果がそのまま多数派の価値になる。最初から読んでもらえないとしたり顔で悟ったような意見を書くより、今からブランド化のための価値を君が作れば良いんじゃないか?


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