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思いがけない人脈

(さて、どうしたものか)


 わたしは悩んでいた。


(正直、手詰まりなんだよなぁ)


 マリアさん、テオドールさんに教えてもらえることはしばらく前にマスターしてしまった。今では、この神殿で一番の治癒系魔法の使い手はわたしだ。

 メジに教えてもらった魔法も、火や水、雷と簡単なものならいろいろと使えるようになった。


(あとは超級魔法だけ、なんだけれど)


「流石に王宮につてなんて無いしなぁ」


なにげなく、呟いたところ。


「王宮に用があるんですか?」


「あぁ、サラ。正確には王宮にある超級魔法の本に、なんですけどね。それがないといつまでたっても蘇生できないので」


「王様に頼めばいいんじゃないですか?」


「それができないから悩んでいるんじゃないですか」


「僕、聞いてみましょうか?」


「だから、それができれば…って、サラ、もしかして何か方法が!?」


「ほら僕、魔物出現させたときに国同士を戦わせようと思って各国の王様に魔物のことを伝えたんですけど。その時、親切な魔法使いだと勘違いされて、逆に感謝されちゃって。それからも時々文通してるんです。だから、僕がお願いすれば」


「やってみる価値はありますね。お願いできますか?」


「もちろんです! あ、でも、手紙出す前にチェックお願いします。必要な情報が抜けていたりすると困るので」


「わかりました。よろしくお願いします」


「はい! 頑張ります!」


 まさか、サラが打開策になってくれるとは思わなかった。人というのはどこでつながっているかわからないものだ。


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