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到着、そして、別れ

「さて、これからどうするんだ?」


 大陸の船着場。

 荷降ろしをしている船員たちの横で、わたしたちは話していた。


「そうですね。まずは魔法が学べるところへ行かないといけないんですが、なにかご存知ですか?」

「それなら、街の案内所がすぐそこにあるからそこで聞いてみればいいんじゃないか」

「わかりました」

「それから、これ」


 そういって渡してくれたのは、数枚の貨幣だった。


「生活していくにはなにかと物入りだろうからな。少しは足しになるだろう」

「あ、ありがとうございます!」


 最悪服なども変化で作ることはできるが、あるにこした事はない。


(もしかしたら、入学金なんかも必要になるかもしれないし)


「じゃあ、俺が付き添えるのはここまでだ」

「え?」


 もう少し付き合ってくれるものかと思っていたのだが。


「俺は船乗りだからな、港以上のことはわからん。それに、もうすぐ次の出港だ」


 マグロさんはそういってひらりと近くの船に飛び乗ると、


「また、縁があれば会おうぜ!」


 そう言うと、さっさと見えなくなってしまった。


(本当に“大陸まで”だったな。まぁ、いろいろと話もしてくれたしいいか)


 さあ、もう一頑張りするとしよう。

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