表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/86

自由行動

 社会見学の日からしばらくして。

 何度かの同行の後、わたしたちは各自で町を歩き回る許可を得ることができた。

 もちろん時間は限られているし、立ち入ってはいけない場所というものもあったが、今までに比べれば相当の自由がある。


「~、それから、日没までには集合場所へ戻ること。注意事項はこれくらいかの。では、解散」

「わーい! どこに行こうかな~」

「ぼく、気になってるご飯屋さんがあるんだ」

 

 みな、楽しそうに思い思いの場所へ散っていった。


(さて、わたしもそろそろ)


「ムツキさんは、どこに行かれますの?」

「え? ぼくは、宿屋へ行こうかと思ってるんだけど」 


(いろいろ情報がありそうだし)


「そうですの。なら、わたくし、ついて行ってあげてもいいですわよ」

「なにか知ってるの?」

「い、いえ、特にそういうわけでは」

「じゃあ別にいいよ、オジョーも好きなところを見てきたら?」

「でも、一匹(ひとり)では迷ってしまってもいけませんし、わたくし今日はこれといって用事もありませんもの」

「そう、なら一緒に行こうか」


 本当は単独行動のほうが気楽でよかったのだが、どうも離れそうにないし、まぁ仕方がない。

 彼女は目立つから、いざというときには囮になってもらうかもしれないけれど。

 

 こうして、わたしたちは二匹で宿屋へ向かうことにしたのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ