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新しいアイテム(本)を手に入れた

 試験は通ったものの、午前中は相変わらずみんなが揃うまでただ待つだけの時間。


 しかし、今日からのわたしはもう時間をもて余したりはしない❗

 なぜならこれがあるからだ❗


 じゃじゃーん❗ ほ~ん~‼


 昨日自由時間に寺の中を散策していて、図書室を見つけたのだ。

 そこには、人間の書物とネコの書物があった。

 ネコのほうは正直絵本レベルで物足りなかった。けれど、揃いの乱雑さから推測するに、よくわからず手当たり次第に持って来たのだろう。人間用のほうはかなり専門的なものもあった。


 と、いうわけでわたしは待ち時間を有意義に過ごすべく、辞書を含む数冊の本を持ち歩く事にしたのだった。

 さてさて、まずなにから読もうか。実用的なやつが、いいかなぁ。

 うーん・・・やっぱり辞書かな❗ 辞書があれば、今までのように言葉がこっちの世界にあるかなんて悩まなくてよくなるし、人間のだいたいの生活だって理解できる。

 国語とはよく言ったもので、言葉にはそれぞれ独特のものがある。

 たとえば、日本語には"自分"を表す言葉がたくさんある。"わたし"、"ぼく"、"おれ"、"わたくし"、"じぶん"など。たいして英語は"I"だけだが、その状況によって"my"、"me"などと変化する。

 また、ヨーロッパなどの言語では名詞に男女があったりするのだ。

 これは、何を重要視するかの違いなのではないかとわたしは思っている。

 つまり、辞書サイコー。

 昔、数少ない友人にこの話をしたとき引かれたので言わないようにしているが。


とりあえず、人間からみたネコはどんな感じか確認・・・


[ネコ]

(ねこ)

 小動物。暖かい所を好み、敏捷。また、愛玩用。

 

 ん? あれ? 小動物⁉

 

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