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世界は回る  作者: ちま
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出会い

何もない日常。

同じことをして毎日を過ごしている。

そんな日々に退屈はしていても変えられない…いや変えようともしていない。

これはそんな日々を変えてくれたある夏の物語である。

俺は、櫻田高校元1年上田浩平。

自分で言うのもあれなんだが俺は平均中の平均男である!

勉強普通スポーツも人並み程度それ以上でもそれ以下でもない俺だ。

そんな俺が主人公でもよいのかまぁそれは作者にでも聞いてくれ。

春休みも終わり今日から2年生としてやっていくわけだが。



「こーちゃーーーんむっかえにきたよー」

「いいよ来なくてもう1年も経つんだぞ?

方向音痴な俺でもさすがにもう迷わず学校ぐらい一人で行けるっつーの!」

「まーそーんなこと言わずに~誰かと一緒に行ったほうが楽しいじゃ~んしかも女子だよ?青春万歳だよ!」

「はいはいそうですかしかし俺はお前なんぞに発情するほど目は腐ってないんでねー」

「なんだとー‼明日になったらそんなこと言えないくらい色っぽくなるんだからね!」

「はいはい分かったよつーか早くいかなきゃ遅刻するだろ?」

「あ!そうだった!急ごこうちゃん!今年も一緒のクラスだといいね!」

「…そっすね」

こいつは俺の幼馴染の三鷹香織。

幼稚園から小学校中学校さらには高校まで一緒と言ういわば腐れ縁と言うやつだ。

近いのでこうして毎日一緒に登校しているのだ。

「やっとついたーほらこうちゃんもうクラス発表の紙張り出されてるよ!」

「どれどれ……わぁーーーまた一緒だね!やった!」

「まじかよ…はぁ~」

俺はため息交じりにつぶやいた。

と、そのとき。

「おーい俺も同じクラスだぜーまた三人そろったなぁ!」

「わぁ!みっちゃんも一緒なの!?やったー遊び放題だね!」

「まじかよ…やっとクラス替えで放れられると思ってたのに」

「まぁそんなこと言うなよ親友!」

こいつは俺の中学からの友達で三雲光国。

ただのスポーツバカで頭も全くよくないスポーツバカ中のスポーツバカだ。

俺と仲良くなってから家で遊ぶようになりそこに香織がよく乱入してきたせいでいつの間にかこの三人組でよく遊ぶようになっていた。

「ほらほらさっさと行こうぜ教室に!浩平!香織!」

「あいあいさ~こうちゃ~ん早くしないとおいてくよ~?」

「はいはい今行くよ…ん?」

クラス発表の紙の俺の名前の下に聞いたこともない名前のやつがいた」

「こんなやつうちの学校にいたっけ?」

と、考えてると

「こうちゃ~んほんとにおいてくよ?全力出して走り回っちゃうよ?地球一周でも飽き足らず月まで行っちゃうよ!」

なんだその謎すぎるボケはと思いながらも何もツッコミをいれないまま

「あーわりぃ今行く」

とだけ言ってその場を後にした

そして教室。

キーンコーンカーンコーン

ガララララ

ガーン

「おらーみんなー席につけー」

大きな音を立てて入ってきたのは怖い見た目とは裏腹に以外にやさしいでも怒るとやっぱり見た目通りめちゃめちゃ怖い小林剛先生だった。

「よーしちゃんと席についたなー?じゃあそれじゃあいきなりだが転校生を紹介するぞー」

「いきなりすぎるだろ、おい!」

と心の中で大きくツッコミを入れた。

「入ってこーい」

ガララララ

ガン

さっきのと比較するのも犯罪的なくらい丁寧に入ってきた。


「今日からこの学校になりました鈴増紀美子と言いますよろしくお願いします」

「おいおい!めっちゃかわいくねーかあの子!」

「やべぇよ俺もう胸がキュンキュンし始めちゃってるよ!」

ガヤガヤと絶対ちょいちょいあの子に聞こえてるだろってくらいざわついていた。

だが、しかし、あの子鈴増紀美子さんは本当にかわいい。

長い黒髪に清楚っぽさ全開の女の子だ。

「んーっとじゃあ上田!お前の隣の席あいてるだろう!そこに座りなさい」

と小林先生は言った。

「はい」

と当然のように鈴増も答えた。

そしてどんどん近づいてきておれの前に立ち止まり言った。

「よろしくね」

その微笑んだ笑顔は一生忘れることはないだろう。

これは俺と彼女つまり鈴増紀美子の物語である。

そして僕の世界は回り始めた

初めて書きました!

感想もらえたらうれしいです


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