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レベルアップが命取り?建内 日葵と不思議な服  作者: 和琴
——そうして、私はとある決意を固めた
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偽装受注 - ダンジョン準備編

「偽、偽装受注?!!!どういうことなの?」


ローラさんがうつむきながら目を閉じて語る。

「…そのまま…。

 …初級ダンジョン…偽り

 中級…以上の…ダンジョンを…受注するの」

はあはあと絞り出すように話している。


**********

(その話止めて!死ぬ!)

**********

…フラリスさんの意図が分かった。

これを魔女…だれかに聞かれたら

ギルドが弱みを抱えることになるし、私もうかつに依頼を受けれなくなる。

…爆弾だった。


ローラさんは今まで依頼を妨害されて受けれなかったのだから

あの時の笑顔から確かに察せなくはないけど、

これを一歩先に察せるなんてもしかしてフラリスさん…。


あのへんな契約方法は1人だから空回りしちゃっただけなのかも…。


私が考えにふけっていると、ローラさんが言葉をつづけた。

「ご、ごめんなさい!」

突然の叫び声に体が足から頭まで震えた。

「私、とんでもないこと言おうとしたんだよね…!

 他人に聞かれてるって…ギルドの偽装受注を…

 だって、知ら…しらなかったの!嬉しくて…」

号泣するローラさんを抱きしめる。

私もつらい…。


そうして覚えていない時間が少し過ぎた。


…扉が開き、キャロスさんが入ってきた。

レンさんとバルドさんも…。

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