表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
レベルアップが命取り?建内 日葵と不思議な服  作者: 和琴
——こうして、私は”草取り”を始めた ーーーって何この展開!
65/170

一瓜二兎

そう、”草むらスイカ”だ。

この畑は草を取っていなかったがそれゆえにこの世界特有の

”草むらスイカ”が生えていたようだった。


彼女はそのスイカに魔法をかけて一つ割り、空中に浮かべる。

そのスイカはオレンジ色の液体を晒し、

砂糖の香りに向かって草むらのざわつきが動いていくのが見えた。


呼吸を止めてタイミングをうかがい、真下に来たついにその時!

「今よ!」

その瞬間レンは剣を抜き、空を突き刺した。

「よく思いついたな!」

そこにはスイカを狙ったハチュッシャが貫かれていた。

バルドドルドも鉄のこん棒をたたきつけて同じタイミングで撃退したようだ。

「やったぜ!」


ホテルの時も思ったが、このパーティは息がとても合っている。

「すごいです。言葉が出てきません…。」

日葵は感心、というか唐突すぎて圧倒されていた。


レンは何かをローラと相談した後、

きっと喜ばれるだろうという期待を胸に戦利品を携えていった。

じきに勇者は舞い戻ることだろう。


この、広大な草むらに…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ