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レベルアップが命取り?建内 日葵と不思議な服  作者: 和琴
運命の場所で私は"草取り”の瞬間を待つ
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精霊との契約

執拗かつ感情に訴えかける提案によって、

契約しないといけないような気がしてしまった。


詐欺師みたいな祠の妖精フラリスの商売トークに屈してしまおう。

心の囁きが声に代わる。

「は、はい。お願いします。ただ、

 ちょっと名前が恥ずかしいからヒントって名前で…」

思わず返事してしまった、断れなかった。

「やった!契約だ!

 契約したから私から自由に話しかけるけど

 私に向かって話すときは目をつむって今みたいに話してね?」

苔むした祠に虹色の光が灯る。


う、うん。

「おまけの初回ヒント!

 魔女があなたの両親をうまくごまかしてて、

 両親があなたを待ってるから頑張ってね!」


「…え!なんでそんなことが分かるの?」

私、何にも知らないよ!


「魔女から見たらあなたが逃げたときの人質だからだよ。」

そんなこと思いもしなかった。

それを盾にされたら私、どうしよう。


でも待ってくれてるんだ

…また会えるかもしれないんだね、

ありがとうフラリスさん!

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