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レベルアップが命取り?建内 日葵と不思議な服  作者: 和琴
——そうして私はーーーー何やってるんだろう。
148/158

▲対話▼と更なる(決意)

フラリスさんは私にシダで傘をしてくれた。

「きっと明日のダンジョン探索では大きなトラブルが起こる。

 ギルドか、探索自体か。

 私には運命の魔法を使えるだけの貯蓄はないよ。」


そのイメージと異なる絶望が…うっ…気持ち悪い。

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

我の所業か

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼


私の努力は無駄なのかな?


▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

僅かだが力を貸そう。

使用は1日1回だけだ。

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼


腕輪が変化するのを感じた。

石の腕輪から銀色の金属の腕輪に替わった。


▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

贖罪条件を変える。

生き延び、

我を封印せよ。

その腕輪は

あらゆる魔法を相殺

物理攻撃も防ぐ

石と妖気の盾を作る。

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼


生き延びて…封印

私を守る盾。


突然の言葉に呼吸が詰まる。

私に生き延びた後の

目標を与えてくれている。


▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

運命の悪戯を防げ。

お前ならできる。

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼


その盾には

希望・絶望・生・死

全ての可能性が詰まっている。


知性が足りなければ

脆くも崩れ去る、

運命すら防ぐ試練の盾。


「私も、ダンジョンの中では常にヒントを出すよ。

 お代はいらない!」


フラリスさん、諦神さん


「私、絶対生きて帰る。

 レンさん達も死なせない!」


「じゃあヒントだよ。

 温度探知は常に使ってね。

 異常があったら仲間に教えて。

 心の魔法はまだ早いからね。」


「ありがとうフラリスさん!わかったよ。」

そうして日葵は決意を胸に眠った。


しかし、日葵は気づいていなかった。

魔女と運命の精霊の意図が

明らかに違う事に…。

”敵は二人いる”のだ。


▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

魔女は見守る者

運命はその陰で

悪意に満ち

笑っている。

▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

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