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愛里の恋  作者: 夢僮亜樹
9/9

笑顔

――――次の日学校


ぱたぱた


私は以前と変わらず、3年生の廊下を走っていた。

「おはようございます。梶先輩♡」

そして、以前と変わらない笑顔で梶先輩に挨拶をする。

「おはよう。愛里ちゃん。」

梶先輩はびっくりしながらも笑顔で挨拶してくれた。

そして、今までと違うのは

「おはようございます。高橋先輩♡」

高橋先輩にもとびっきりの笑顔で挨拶をした。

「おはよっ、平松。」

高橋先輩も笑顔で答えてくれた。


ろうかの向こうから友達が呼んだ。

「愛里ーーーーー!次、理科室だよ。」

「今、行くーーーーーー!」

「高橋先輩、梶先輩、失礼します。」


ぱたぱた


「相変わらず、せわしないやつだな。」

梶先輩が高橋先輩に聞く。

「ーーー告白しないのか?」

「愛里ちゃんのこと、好きなんだろ?」

梶先輩が高橋先輩に言った。

高橋先輩は笑顔で言った。

「そのうちな。」

「今は、あいつが笑ってるだけで十分や。」


私はなんか視線を感じて高橋先輩の方を振り返った。

高橋先輩が手を振ってくれたから、

私もとびっきりの笑顔をかえした。  


              (終わり)


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